今日の櫻田

洋裁で本当の「好き」を取り戻した話~自分軸・他人軸 47年の変遷は洋裁と共に~

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30代後半に「ファッション迷子」になってから、もう10年以上経ちましたが、自分のスタイルが見つかって、すっかり落ち着いてしまった櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

おしゃれになりたい!を越えて

まずはブログタイトルの件(笑)、10年近くかけて、ブスを克服しました。

【2021.05.24】今さら美人とか、どうでもよくなってしまった件

 

おしゃれについても、「自分らしい服装がしたい」という、自己実現欲求の領域に入ることができたので、そんなに頑張る必要がないという・・・。

ファッションの欲求4段階説~マズローの欲求5段階説をファッションに当てはめてみた~

おしゃれになる=自分らしくある イコールで結べるようになったら、頑張る必要はなくなってね(笑)

 

ということで、おしゃれになりたい!という櫻田のガソリンが燃えまくり、そして枯渇して行く経緯を、自分軸・他人軸の変遷とその鍵となる洋裁の話と共に、櫻田こずえ47年の歴史として振り返ってみたいと思います(笑)

 

自分軸・他人軸 櫻田こずえ47年の変遷は洋裁と共に

自分軸期:小学生~中学生 洋裁に目覚める

手作りが好きだった櫻田が、自分の服を作り始めたのは小学3年生の頃。

 

浮かないか?似合うか?人からどう思われるか?

なんてことも考えてなくて、ただただ、自分の好きを形にできることが嬉しかった。

 

ピンクのモヘアで編んだ初めてのセーターは、人から笑われるほど目が不ぞろいで大きかったんだけど、それでも大好きで、よく自慢げに着ていました。

自分軸はメンタル強いね(笑)

 

お次は中学生の渾身の一揃え。

こんな服、どこにも売ってないから、作ったの。

 

小学3年生で初めて作った服は、多分、オフホワイトに黒の水玉の、ノースリーブコットンワンピで、水玉好きなのよね。

カフスとかくるみボタンとか、今作っている服の好み、そのままです。

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他人軸期:高校生~40歳過ぎ おしゃれが苦行に

でも、大好きだった洋裁をやめてしまった・・・

手作りなんてダサイ
既製服の方がカッコイイ

ま、思春期らしい発想だよね(笑)

 

そして高校・大学・社会人になり、歳を重ね、37歳。

気づけは、自分が何を着たらいいのか分からなくなっていました。

 

そこから、骨格診断・パーソナルカラー診断を受け、オシャレ指南本を読み漁り、勉強&実践し、おしゃれの正解を探し続け・・・47歳。

【2021.07.22】おしゃれになるために実践した6つのこと

 

気づけば「おしゃれ」が苦行になっていた

 

他人からの「いいね」を、誰かが決めたファッションの「正解」を求める・・・他人軸でのファッションは、常に自分が間違っていないか、周りから見ておかしくないか、自己否定と不安の中にありました。

 

 

なお、各種診断やおしゃれ指南本で学んで実践したことは、やがて血となり骨となっているので、全く否定していません、鉄骨飲料。

ただ、自分軸がない櫻田のような人が、診断やノウハウに「依存」すると、他人軸を強化し過ぎて、自己否定や不安が増え、おしゃれが苦しくなるという、要は「使いよう」というお話で。

対談:「骨格・パーソナルカラー診断の呪縛」1★ファッションに迷える子羊、その素晴らしい理論に信者化

 

再自分軸期:44歳~ 洋裁でおしゃれが楽しく!

さて、小さい頃行ってみたいと思っていた「日暮里繊維街」に、44歳で初めて行きました。

これは、心理系の勉強をしていて「幼い頃に好きだったことを思い出す」ってワークがきっかけでね。

 

そこで、似合わないしダサイと思っていた「花柄」の布を買って、穿いたことのないような「タックスカート」を作ったんです。

【2019.11.14】20年振りくらいに洋服を作ってすごい幸せ~花柄のスカート~ 

30年振りに作った服を着て、恥ずかしながらもニコッと高揚する乙女心♪

そこから、自分の「好き」に忠実に、洋服を作るようになりました、小中学生の頃のように。

 

何もかも全て自分で決めることができる、洋裁。

逆に言えば、常に「何が好きか」を問われ続ける作業でもあるんですよね。

その過程で、自分の本当の「好き」を取り戻した、とも言えるかもしれません。

 

そして47歳の今では、最初のスカート程度の花柄でビビッていたとは思えない、豪華花柄っぷり(笑)

中学生の頃と同じように、こんな服、どこにも売ってないから、作る!に、戻りました。

 

そして、「自分軸」で自分らしいおしゃれを楽しむことができるようになりましたとさ。

めでたしめでたし!

 

 

というリールを作ったので、その補足というか、書ききれない想いをば。

 

好きな服を着ること=自分を信頼し、大切にすること

 

好きな服を着ている自分が好きです。

いや、自分が好きになったから、好きな服を着られるようになったのかもしれない。

櫻田にとって「美人になる!」という努力の、本当のゴールは、自分を好きになることだった
【2021.05.24】今さら美人とか、どうでもよくなってしまった件

 

自分の好きな服を着ることは、自分を信頼し、愛し、大切にすることだと思う。

 

これまで、誰かのおすすめ、今買うべき服!これを着たらNG!に振り回されていたのは、自分を信頼できていなかったから。

誰かの言う事、誰かの判断に振り回され、常に「これでいいのだろうか?」と迷えば、ファッションも、人生も、つらくなる。

正解はいつも人や時代で変わるから、自分の判断を信頼できなければ、迷い、流され続け、不安の中に生きることになる。

話がでっかくなってきたぞ(笑)

 

洋裁の復活と共に、心理学を勉強したり、カウンセリングや講座を受けて、他人軸と距離を保てるようになり、自分自身が大きく変わったこととも無関係ではなく、むしろその大きな変容の中の、一つだと思っています。

 

ま、自分を信頼して迷わなくなった的なこと言ってるけど、トワルドジュイのハーフパンツは、タックを入れるか、ダーツでフラットにすべきか、どちらが「正解」かで、延々と迷い続けてるんですけどね(笑)

真冬になる前に、完成させろよっ!

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