ショートパンツ?ハーフパンツ?いやいやそれ「キュロット」でしょ!と荒ぶる、昭和50年生まれの櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
男の子は「半ズボン」だったよね。
真冬でも半ズボンにTシャツの、妙に元気なヤツがいたのも、懐かしい(笑)
トワルドジュイのショーパン作るって決めたけど…
ということで、トワルドジュイのショートパンツを作ることにしてから、だいぶたってしまったのですが、
それは型紙が決まらないからです←現在進行形
何もかも全て自分で決めることができる、洋裁。
逆に言えば、常に「何が好きか」を問われ続ける作業でもあるんですよね。
優柔不断な櫻田には、試練だわ(笑)
ショートパンツのディテールの違い
でさ、ショートパンツって、ディテールによって、ものすごく表情を変えるんだなって、ショートパンツを見まくって実感しています。
1)ツイードやジャガードなど厚めでハリのある生地が映える、ハイウエストでタックのないタイプ。
ちょっと前に、マディソンブルーでツイードのこのタイプのハイウエストショートパンツを見かけて、それ以来いいなーと思っていて。
2)タックがあって、ポケットがあって、ウエストベルトがしっかりあって、センタープレスに裾はストレート気味な、トラッドメンズタイプ。
3)タックたぷりで、スカートに近い広がりのある、そうそう、女の子が穿くキュロットスカート。
4)本家ディオールのトワルドジュイショートパンツは、シルエットもステッチも、デニムパンツっぽい「男の子」な仕上げ。
DIOR | Dioriviera ショートパンツ トワル ドゥ ジュイ コットンデニム
これじゃないんだよね・・・。
さらに、裾を折り返すかどうかでも、表情が変わる。
しかもさ、ショートパンツの型紙なんてあまりない上に、あっても、ウエストゴムの、カジュアルな夏モノっぽいものしか見つからず・・・。
困った時のクレールさんの、これが一番いいような気もするんだけど・・・
型紙アレンジに苦戦する
結局、1)ハイウエストでタックのないタイプ で、
いつものハイウエストワイドパンツ(タックなし、ウエストベルトなし、ポケットなし)を土台の型紙とし
・さらにハイウエスト
・丈を膝程度でカット
・裾のラインを広げる
・大きめにカットして仮縫いして決める
・裏地を付ける(どうやってつけるんだーw)
・ポケットも付けようかな(どうやってつけるんだーw)
・サスペンダーも検討
とすることにしました、どうなるんだろうードキドキ。
かなり苦しい感じだけど、リネンパンツを画像加工してみた↓
わーーーっ♪って高揚する気持ちと、
そこはかとない不安・・・いつもアレンジ多めの服を作る時の、アンビバレントな気持ちです。
ま、挑戦するワクワク、だよね!
ショートパンツへの型紙修正は、いつものこの本が役立ってくれてますが・・・
いやー、パンツのパターンをいじるのって、ほんと難しい・・・何が何に影響するのか分からないから!
机上であれこれ悩んでもしょうがないので、とりあえずざっくり切って、仮縫いしてみることにしました。
うーん、前にもダーツ入れたい気もする・・・
ということで、出来上がり線が大きく変わる可能性が高いから、しるしつけもガッツリできないし、
仮縫いだから縫い代はざっくり大きめにカットしたいし・・・
独学ゆえの悩みは尽きませんが、まあ、服が答えを教えてくれるでしょう!
今回もインスタのストーリーズで、報告しながら作りたいと思います♪
櫻田こずえ(@kozue_sewing) • Instagram写真と動画
★
先週末、銀座でお茶して来ました。
こういう雰囲気、好きなんですよね~。
この場所に合うような服では、今回はないけれど、これからも「令嬢」っぽいスタイル、作って行きたいです!