少しのズレも許せないせこい人間になっていた櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
本日はこの記事の続き
4.型紙完成→裁断&接着芯貼り完了!
さて、実家に帰って疲弊したり、一日大相撲観戦したり、相撲ロスになったりしていた間も、隙間時間で進めていたギンガムトレンチ。
いよいよミシンに入ったんですが、何せアレンジ多過ぎてハプニングが多発し、考え込むことも多く、チョコレートとミルクティーを大量消費しながら、どうにかここまで来ました。
目標のディオールトレンチ
美しいシルエットで優雅な女性らしさを演出!ディオールの千鳥格子柄トレンチコート | Precious.jp(プレシャス)
頑張れっ!
少しのズレも許せないせこい人間~柄合わせ~
何より一番疲れたのは、柄合わせ!
細かいギンガムですが、柄を合わせたいじゃないですか、やっぱり。
まずは、後ろ中央のタック部分、少しのズレも許せないせこい人間(C)B’z になっちゃいまして、これを直すのが、結構大変で。
うーん、少しのズレも許せないんじゃないのか(笑)
ここだけの話、↑のズレの前に、↓みたいな感じで、横方向の柄のズレ?というか、何と言うかも発生してまして、これも修正しましてねぇ。
遠目で見ても、すごく違和感で、出来上がり線を少しずらしました。
で、初めての両玉縁フラップポケットの作成にももちろん苦労して時間がかかり・・・ポケット袋の柄合わせを間違ってしまったのを修正したり。
右が柄合わせで来ていて、左が出来ていない(最初に作った方)
ちなみに左は最終的に修正する予定です・・・生地の余りが少ないので、致命的なミスのために取っておきたく。
*こういうの、最終的にやる気が残ってなくて、やらないままになりがちだよね(笑)
さらには、袖のベルト通しも、柄合わせしたくなり・・・。
こんなことをやっていると、やり直しも増えるので、あっという間に時間が過ぎてしまう。
さらに・・・
↑調べると、玉縁部分も斜めに作るらしく、初めてでそれは怖すぎるので止めました。
しかも、フラップが小さくて、穴があいちゃったり。
こういうの、気づいた瞬間、奈落の底に落とされた気分になるよね・・・チョコ食べて、ミルクティ―飲んで、相撲見て、フラップを大きく作り直しました。
タックや2本のサイドスリットに手間取る
後ろのタックは、United Arrowsのコートを真似したんですが、縫う順番に悩んだり、解いたりしつつ、
柄合わせで苦労したのはお話した通りで・・・。
とってもきれいに出来て満足だけれど、縫う順番はやっぱり間違ってた気がします・・・無駄に苦労したー。
さらに、タックを押さえるボタン(United Arrowsのトレンチ写真で見切れてる上のやつ)を付ける予定です。
で、ここら辺でさ、トワルから結構手間暇かけて、神経使って頑張って来たから、なんかもう、洋裁エネルギーが枯渇して来て、さらに、お出かけの疲労などもあり、月曜日は人間停止、みたいな状態になりました(笑)
一昨日の食卓~昨日は一日電源オフ・調子悪い自分にイライラしない~
櫻田、たまにこういう日があるので、もう、抗わずに落ちるだけ落ちておきます。
すっごい落ちると、勝手に復活するので(苦笑)
最悪な気分の日も、”抗わなければ”、永遠に続くことはない、が持論です。
で、サイドスリットは、2か所あるので、手間も2倍・・・。
ボタンはディオールのトレンチの真似で。
ボタンホールも作る必要があるので、パイピング部分はかがらずに開けたままにしておきます。
↑よく見ると、スナップボタンみたいなんですが。
で、ここでまた悩んだのが、スリットの上を留める必要があるんだけど、直線縫いすると、目立っちゃうのよ。あまりキレイじゃない感じで・・・解いて悩んで・・・。
柄の黒い■に合わせて、ボタンホールみたいな感じに細かくジグザグ縫いしたら、目立たずキレイで、しかも丈夫そうで、軽く感動。。。やっぱり私って才能あるわ(何がどうw)
こう、小さなところで、苦労と工夫・落胆と感動を味わって、気力体力を消耗しながら、楽しんでおります(笑)
あぁ、苦労した分、このコートも完成した時のアドレナリン放出量はスゴイだろうな!
あと、トレンチコートって、ステッチ効かせるの基本ですよね、このコートもその予定でした。
でも、このディオールトレンチは(いや、ディオールではないw)、エレガントに仕立てたいので、極力ステッチはかけず、必要な部分はできるだけ柄に馴染ませ、基本はまつって行く方向に変更しました。
こういうのも、イチイチ悩んで、時間だけが過ぎて行くのよねぇ。
パイピングマラソンに、自分の成長を感じる
んで、袖付け・・・はい、パイピングマラソンです・・・(テープが足りなそうなので、買い足しに行かねば)
袖も柄合わせは微妙に悩んでね・・・前袖と後ろ袖のカーブが違うから、真ん中柄合わせると、袖口や袖山は合わないのよね・・・あぁ、ディオールのコートはどうなってるのかしら、現物見てみたかったなぁ。
レーストレンチでパイピングマラソンしたので、パイピング技術や縫い代のコツはマスターしてたので、比較的スイスイと。
レーストレンチで学んだことなんだけど、縫い代の中も、折り返しまではパイピングしろ!と。
で、折り返しから縫い代をカットすると、段差なくフラットな仕上がりになると、身を持って学んだので!
うんうん、私、成長してるわ!
比較すべきは、洋裁上手な他人じゃなくて、過去の自分よね。
(インスタの洋裁上手な人を羨みがちな自分へ!)
完成まであとちょっと・・・じゃない!
ということで、まだ片袖なんだけど、ここまで出来ました!
制作としては結構進んだので、残すはこんな感じなんですが
・袖をもう片方つける
・襟~見返し←ここで多分もう一度くじけるw
・裾まつりマラソン
・ベルト等小物
・ボタン&ボタンホール←苦手
しかし、実は最後の仕上げのボタンで悩んでいて、くるみボタンは、エレガントより、ほっこり可愛い方向にいっちゃいそうで、ディオールを真似てシンプルなシルバーがいいかなと・・・
美しいシルエットで優雅な女性らしさを演出!ディオールの千鳥格子柄トレンチコート | Precious.jp(プレシャス)
しかも、ディオールは「スナップボタン」を使っているようで、苦手なボタンホールを避けられていいのですが・・・日暮里にボタン買いに行くというタスクが重い。
【ギンガムチェックの春トレンチを作る】
1.理想の布と資材をゲット
2.襟にディオールのエレガンスを再現したい、無謀にも
3.トワルを組んで型紙を直してます
4.型紙完成→裁断&接着芯貼り完了!
5.ポケット・タック・スリット そして柄合わせに疲労困憊
6.仕上げの手間を惜しまない・ボタン選びに悩む
7.ようやく完成!
ストーリーズのまとめも見てね♪
櫻田こずえ(@kozue_sewing) • Instagram
最後になりましたが、聞いてください、B’zでLOVE PHANTOM。
ちなみに、宇徳敬子好きとしても、たまらない一曲です。