思い描いていた感じの、オフショル気味の大きな襟が付いた、クラシックでレディだけど洗練された感じ(長い)のトレンチコートが出来上がりそうでニヤニヤしている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
オードリー・ヘプバーンに着せたい!
いや、これ着て櫻田がオードリー・ヘプバーンになる!
このおこがましさよ(笑)
で、出来上がりそうに見えるんですが、実際、まだ完成は遠いです、えぇ。
仕上がりを左右する、丁寧な仕上げ
現在、一番の難所「衿付け」を終えて、最後の仕上げに入って来ているのですが、
なんていうか、こっからの「美しさへ細いこだわり」が、最終的な作品の完成度に大きくかかわってくるんだろうなーと感じた、衿付けの仕上げの話を。
★
襟を付けた後、ぱかっと開いている「ここを閉じる」を、身頃と見返し側の縫い代を縫い合わせることで綴じて行くんですが、
いつも辞書のように使っているこの本の手順に従っていたら、
綴じる前に、こんだけ「しつけ」を掛けろというんです、えぇー、時間かかりそう。。
正確に縫い代を縫い合わせられるなら、別にそんな面倒で時間がかかることしなくても良くない?
と思ってため息ついていたんですが、実際やってみたら腑に落ちました。
歪みやツレがないか、表に裏布が見えないか、しっかり整えて確認できた上で、その完成度を維持したまま中綴じや、その先の仕上げの処理が進められる!(多分)
恐らく1mmとかの世界だけど、こういう手間が仕上がりの美しさを左右するんだな~と実感しました。
技術がないなら、手間をかければいい!
ドヤッてみたけど、何度やり直しても、丁寧にやっても、ダメな時もあるんですけどね・・・。
例えば、この角・・・どうしてもモヤッとする。
上手な方は、こういうところもフラットに仕上げられるんだろうなぁ・・・(他人と比較して羨むなw)
ま、櫻田にしては良く出来た!
次行こ♪
仕上がりを左右する、ボタン
もう一つ、洋服の仕上がりを左右するのは・・・ボタン等の資材の選択!
くるみボタンを最初は考えていました↓が、
シルバーのボタンも買って、さらに黒もいいかもと絶賛悩み中。
*ちなみに、黒のくるみエナメルバックルがめっちゃ可愛いくてテンション上がってます♪
くるみボタン 22mm:ほっこり感
シルバーS 18mm:シャープさL
シルバーL 21mm:シャープさS
ブラック(画像加工):クラシック感
で、目標のディオールトレンチは・・・小さめシルバー。
(あ、撮影の時に合わせの方向間違えたw)
美しいシルエットで優雅な女性らしさを演出!ディオールの千鳥格子柄トレンチコート | Precious.jp(プレシャス)
いや、やっぱり天下のディオールがセレクトした、小さめのシルバーが一番な気がして来ました。
しかも、サイドスリットを見る限り、スナップボタンっぽいのです。
(下心:苦手なボタンホールを作らなくていわ、ニヤニヤ♪)
いやでも・・・というのを繰り返しているので、とりあえずストーリーズで投票作ってみました。
櫻田こずえ(@kozue_sewing) • Instagram
来週中頃には、日暮里に行こうかなーとか思ってます。
先送りしていた作業と、沸いてくる作業と
完成までの手順を確認すると・・・わりと、先送りしていた作業やら、想像できていなかった作業がいくつも。
裏地ナシなので、見返しと身頃等を糸ループで固定する作業が、かなり時間かかるし、しかも適当にやると完成度ダダ下がるし(レーストレンチで経験済)
あと、今朝、見返しがツレてることを発見したり・・・直さねば。
ベルトも、ハトメで穴をあける作業もあるし、袖ベルトは2本だし・・・先はまだまだ長そうです。
あぁでも、形になって来たこの画像を眺めてはニヤニヤして、オードリーになった自分を妄想して、チョコレート食べながら頑張るぞー♪
【ギンガムチェックの春トレンチを作る】
1.理想の布と資材をゲット
2.襟にディオールのエレガンスを再現したい、無謀にも
3.トワルを組んで型紙を直してます
4.型紙完成→裁断&接着芯貼り完了!
5.ポケット・タック・スリット そして柄合わせに疲労困憊
6.仕上げの手間を惜しまない・ボタン選びに悩む
7.ようやく完成!
ストーリーズのまとめも見てね♪
櫻田こずえ(@kozue_sewing) • Instagram