構想から2ヶ月近くかかってしまった、千鳥格子のコートジャケットが完成してホッとしている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
出来上がった♪
2ヶ月以上前に生地を買ったんだけど、もうすでに、こういう軽いジャケットコートの季節は終わったよね・・・明日最高気温5度だし・・・中にユニクロ仕込むのも限界が。
2021年秋冬まで、室内で着て楽しみます(笑)
千鳥格子だけどカジュアルに着られるジャケットに
制作前デザイン。
だいたいこんな感じにできたかな♪
このコートの型紙をアレンジしてるんですが・・・だいぶ見た目が変わっています。
パールと合わせてクラシックに着るよりも、こんなネックレスを合わせて、カジュアルに着ることを想定して、
ノーカラーで、タートルネックのニットや、ボウタイに合わせたいなと思いながらデザインしました。
千鳥格子はクラシカルな雰囲気になるので、
Vネック開き
シルエットはダボっと
袖もドロップショルダー
で、カジュアルに。
ボタンもクラシックというより、ヴィンテージ感のあるこんなものをチョイス。
ちなみに、ポケットは飾りポケットで、何も入りません。
本当はフリンジを付けようと思っていたのですが、ポケットだけフリンジってのもなぁ・・・と止めました。
この飾りポケットを、柄を合わせてまっすぐ付けるのが難しくて、2,3回やり直しました・・・。
インスタで教えてもらった「グレーの糸」
いざ、布を切り終わって気づいた「何色の糸で縫えばいいの?」問題。
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黒い糸も、白い糸も合わない!って嘆いていたら・・・・インスタでソーイングの先輩方が、「グレーがいいよ!」って教えてくれたんです♪
実際、縫ってみたらほんとぴったり!
毎回、インスタで勉強させてもらってます!
ありがとうございます!
人生初の「どんでん返し」
さて、初のオール裏付きのアウター!
思ったほど難しくなかったけど・・・・ロータリーカッター使ったのに、つるつるに滑る裏地を正確にカットできていなくて、なぜこんなに余る?なぜこんなに足りない?の連続でした・・・。
ひとまず、ファブリックウェイトポチりました。
タグもしっかり付けました♪
でね、裏地と表地を中表に合わせて、最後にひっくり返すという「どんでん返し」というやり方で作ったのだけれど、それが感動的でね!
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いやぁ面白かった!
ひっくり返すと、突然完成品が生まれてくるの、びっくりたまげました。
反省点の嵐!
後ろのシルエットは、もうちょっとコクーンなシルエットにしたかったな・・・
まん中で切って、ラインを変えたりすればいいのかなと思ったけど、そこまで型紙を操作する技術も経験もなく、ひとまず見送りました。
また、袖を大きくまくれるようにしたんだけど、
これくらいの幅で折り返した方が可愛い・・・もう少し見返しを長くするべきでした、残念!
しっかり折り上げて、このロンググローブをするはずだったんだけど・・。
致命的 ミスに気付いて ゴール前「一回休み」
すごろくの、ゴール1つ前で「一回休み」になったような事件が・・・。
前身ごろの一番目立つ前立てのラインが、曲がっている?
多分、真っすぐではあるんだけど、柄に対して、まっすぐに型紙を置けていなくて起きた悲劇だと思います。
↓完成直前の、ボタンホール開ける前の写真。
気づいた時さ、チロリーン、鼻から牛乳 出たよ。
折角「どんでん返し」したけど、気になってたまらないのでほどいてみたけど・・・縫い代1cmのところだから「出す」こともできないし、引っ込めると左右の前立ての長さが変わってしまうし・・・。
出来る限りの修正をして、閉じ直しました・・・。
これに一日かかって(失敗に落ちち込む時間も含む)、完成が遅くなりました。
うーん、やっぱり微妙・・・・閉じて着ることなんてないと思うからいいんだけど・・・そういうことじゃないんだけど・・・
と、ちょっぴり心残りもある完成となりました!
制作コストメモ
表地:2Mほど、5,000円位
裏地:2Mほど、1,000円位
接着芯:1Mほど使用、伸び止めのテープも2Mほど
糸:グレーの糸を400円位で
資材:150円だったかな、のボタン5つ
いろいろ込で、材料費 8,000円くらいだと思います。
さらに、自分の時給を考えたら・・・物凄い高いジャケットだわ(笑)
それでもやめられない止まらない~次は何を作ろうかな♪