パイピングマラソンを完走して、もう、レーストレンチが完成した気になっている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
【2022.04.19】レーストレンチコート「裏地ナシ」に変えて大変なことに★ほぼ愚痴
何が大変って、裏地がないので、裏をキレイに整えないといけない・・・縫い代をほぼすべて、細長い布でくるむ・・・パイピング処理が必要になったことです。
いやもう、マラソンとか言っちゃうくらい、長く苦しかった(笑)のは、
・バイアステープを3回も買い直しに行ったから
・細さに拘ってやり直したから
・ズレたりミシン目落としたりしては、ほどいて縫い直してたから
少しのズレも許せないーーーっセコイ人間になってたよ。
(某B’zさんが言ってました)
パイピングは細い方が美しい(個人的に)
これにこだわり過ぎてしまって、入手が困難になったり、縫い直したりして、結局20メートルくらい縫うことになった、根本的な理由です。
一般的に売られているバイアステープで縫い代を包む場合、12.7mmを半分に折って(上側を細めに折るので)6mmが一番細いかなと。
ただ、元から折ってある8mmの方が、アイロンで折る手間も省けるし、より正確で美しく出来ます。
「2.75M巻×6個」バイアステープ購入狂騒曲
<読み飛ばし推奨・どうにもすっきり書けないくらいグダグダだった>
もともと折ってある、8mmがいいだろうと思いきや、日暮里数件まわっても、12.7mmのオフホワイトはあるが、8mmのオフホワイトがない!
「ひとまず12,7mmを1つ買って、色味など試してからネットでポチろう!」
試してみると・・「12.7mmを半分に折った6mmが好みだっ!」となる。
ネットは在庫や送料、配送が上手くいかず、となり街の手芸屋に自転車を飛ばすも、12.7mmは在庫2で、仕方なく残り3つは8mmを買う。
「大丈夫、縫い代かさばるところは6mmじゃ包みにくいから、8mmを使えばちょうど良い!」
試してみて・・・「ヤダーー!やっぱり全部6mmがいい!」子供かっ
ネットで在庫を確認してから、違う手芸店へ自転車を飛ばすも、なぜか12.7㎜の在庫は1で、あと2個足りない。
仕方がないので、あと2個分は、8mmを6mmに加工して完了!
ヤダーー!やっぱり全部6mmがいい!の例
2枚袖の上側、目立つ部分の縫い目なんですが、8mmの太いパイピングで、縫い代1,5㎝のまま処理したら、なんか、レースから太い縫い代が透けて見えて、嫌だ・・・もそもそしてるし。
ということで、8mmのパイピングとステッチをほどいて、縫い代をカットし、6mmのパイピングに。
素肌を透かしてみて、満足♪
やっぱり細くして良かった・・・・
*矢印は同じ長さです。
こうして見ると、ほとんど変わらないよね、誤差(笑)
ま、いいんです、自己満足ですから←言い聞かせている
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こんなことを至る所でやっているので・・・15Mちょっとだったはずが、余裕で20Mくらいのパイピングマラソンになってしまったのです。
パイピングマラソン完走しました!
昔、ヒアリングマラソンってありましたよね。。。あ、まだあった!
露出狂ではありません、パイピングしたところが、レントゲン写真みたいで面白いなと。
ということで、ディテールは、インスタの投稿をご参考下さい。
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特にこだわったのは、後ろベンツと裾の境目を、斜めに仕上げたこと。
家にある、仕立ての良いジャケットがこういう処理になっていたので、見様見真似で!
あと、迷いに迷ったガンフラップですが、パイピングに作り直してやはり正解でした!
接着芯を貼ることで、ふにゃふにゃになりがちなレース地がピシッとなって、裏地よりも透け感があって、言うことなし!
ま、こういう時「正解でした!」って思いこむことにしてるんですけどね(笑)
次はラスボス「台付き襟」
そうです、前回のトレンチ作りでも縫い直しが多発した、台付き襟です。
一発で仕上げる自信など、はなっからありません。一日作業だな・・・
↓襟、台衿表裏と、襟表裏。
そしてこれがを終われば、後は、ベルトと付属品の取り付けです!
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そして本日は、週末ほったらかしにしたアレやコレやを片付けており、全くミシンを踏めていません。
あーミシン踏みたいーーーっ!
しかし、夢にまでレースのトレンチコートが出て来るようになったので(笑)、自分を追い込まず、焦らず進めたいと思います!