製作中のレーストレンチコート、裏地ナシに変更して、現在試行錯誤を繰り返しております櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
この美しい透け感を活かさないなんて!
ノースリーブの腕が透けるのも、この上なく美しいなぁと。
で、裏地ナシにして、手間が倍増、いや、3倍くらいになったという愚痴と、
それでも裏地ナシにした櫻田エライ!というドヤリが、本日の主なテーマです。
裏地ナシなら、裏を美しくせねば!
裏地ナシって、なんか手間が省けたように思うじゃないですか←実際自分で思った(笑)
でも、裏地があることで、内側のいろんなところを「見えなく」してくれて、実は「裏地をつけることで手間が省けていた」りするんです。
具体的には、縫い代、本来ならば裏地で隠れるはずだったところ・・・
これが見えるって嫌だな・・・。
手作りならば、このままジグザグミシン処理でも・・・いやいや、そこは美しく仕上げたいじゃないですか!
*伸び止めテープ貼ってない側を倒すよう、もう一度付け直す予定です。
ってことで、縫い代を全部、バイアステープでくるむ、という作業が発生しまして、
購入したバイアステープ、なんと16メートル!
裾と見返し以外は、ほとんとが、ステッチ等を「ほどいてから、パイピング」という、苦行。
さらに、脇のベルトループも解くという、苦行。
しかし、苦行を前にすると「謎の闘志」が沸くMな櫻田!
縫い代のバイアステープは、細い方が美しいと、櫻田は思うので、8mmではなく、12.7mmを半分に折って、6mmにするか迷い・・・そしたら、日暮里3軒は8mmがオフホワイト在庫切れしてたよっ(笑)
ってことで今日、自転車乗って近所の洋裁店に買いに行きましたよもうー!
しかも、いろいろ試した結果、バイアステープは巾2種類を使い分け予定です、凝り性です。
フラップを作り直します
↓袖付ける前ですが、このガンフラップとストームシールドの2つを、付け直すことにしました。
どこも裏地を使っていないのに、フラップだけ裏地が付いてるの、イヤかなぁ・・・
(肩章はついてますが、影響少ないのでそのままですけどね)
で、作り直すことにしました。
迷ったんですが、レースにハリを持たせたくて・・・・見返し等と同じように、薄い接着芯を貼ることにしました。(裏地付きと透け感はほぼ誤差だけどw)
さらに、
・フラップの周囲をバイアステープで縁を処理したい
・ガンフラップの仕上がりが不満だった
ってことで作り直すことにしたんですが、そうすると、袖も、脇も、一度ほどかなくてはいけないんですよ・・・そして僕は途方に暮れるー!←大沢誉志幸さんの名曲
そこまでやるべき?
でも、このトレンチコートを着るたびに「やっぱり作り直せば良かったなぁ」って思う位なら、今頑張った方がいい!
結局透け感は減りますが一部だし、胸と背中が、ピシッとして美しく見えるのって、全体の印象を美しくするなーとか。
また、最初から、パイピング処理も候補にあったんだけど、ここだけパイピングってのもな・・・と却下した経緯があり、今度こそは!とか、半日くらい迷いに迷って(笑)
ただ、やっぱり作り直さない方が良かったなって可能性はガッツリある(笑)
やらない後悔より、やって後悔です。
★
ということで、当初の計画から大幅に変更となりましたが、ますます、夢のようなトレンチコートに近づいて、そして夢を超えてくれるはず!
そして、20日までに!という目標は、消滅しました(笑)
なお、裏地ナシにしようか悩んでいた時のポストはこちらです。