今日の櫻田

トレンド⇔ブランド⇔自分らしさ:ぐるぐるしながら成長してるのね私、って話

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最近、クルチアーニのミサンガみたいなのしてる人、リアルでも雑誌でもネットでも、見かけたことがない櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

いや、自分が興味を失ったから、目に入っていても気づかないだけかも・・・あれ可愛いですよね。

ということで、自分が他人のファッションの「何を見ているか」を、ちょっと振り返ってみた。

トレンドジャッジする時期

芸能人や街行く人の「トレンドジャッジ」をよくやる時期。

各雑誌も熟読して、今トレンドのアクセサリーや洋服は、ブランドタグやロゴがなくても、だいたい分かっていたし、ウエスト位置、パンツの丈その他もろもろのトレンドも、いつの間にか頭に焼き付いている。

この人最新のトレンドだからOK、この人古臭いからNGだなって、品定めする。

同時に、自分がトレンドアイテムを身に着けていると安心できたし、そうじゃないと不安になる。

でも、流行品を毎シーズン買うことはできないから、お手頃なアクセサリーで満たしたり。

クルチアーニのニットは無理だから、1,000円で買えるブレスレット集めたり、

楽天で買った、チャンルーのブレスレットしてた頃かな。

スタイリストさんやモデルさんも、こぞって購入されてたけど、今、それはどこに行ったんだろう・・・

櫻田の場合、クルチアーニは劣化したのもあり処分、チャンルーは、タンスの肥やしになってます。

しかし、なぜブレスレットばかり(笑)

これは、マズローの5段階欲求で言うところの「社会的欲求」みんなと同じものが欲しい!辺りのフェーズかと。

ファッションの欲求4段階説~マズローの欲求5段階説をファッションに当てはめてみた~

ブランドジャッジする時期

ルイ・ヴィトン事件前後等、分かりやすいブランドバッグや、高級そうな靴にばかり目が行くようになる時期があります。

ルイ・ヴィトンのスピーディ30モノグラム★中古購入の長い経緯と実質5万円の内訳

自分では意識していなくても、ピーカーブーとか、ラゲージとか、マトラッセとか、ケリー、そして、最新のヴァレンチノとかマルジェラとか、雑踏の中でもなぜか見つけ出してしまう。

靴は分かりやすいヴァラとか、ロジェ ヴィヴィエやマノロの、キラキラバックルがついたのとか。

そういう時は「自分に対して」お金に関するコンプレックスが発動していて、高級なブランドバッグを買えない自分は貧乏で情けないという気持ちと、そんなものに大金をかけるのはバカげているという気持ちと、両極端に、行ったり来たりしているような時。

↓最近だけど、ブランドに頼ろうとする傾向が強かった時で、そこから脱しようとしてた時。

46歳の誕生日にマトラッセ・・・

この時、すっごい道行く人のバッグを見るクセがついてた。

これは、マズローの5段階欲求で言うところの「社会的欲求」を引きずりつつの、「承認欲求」いいねが欲しい!辺りかな。

「自分らしいおしゃれ」してる人に憧れる時期

これも、ちょいちょい定期的に訪れる。

自分らしい装いをしている人、自分らしい雰囲気を持っている人、自分らしいオーラがある人、に、すごく憧れる時期。

【2013.04.05】生き様を問う

前出の、トレンドだったり、ブランドものだったりを「持っていない」人、独自路線を行く人に、やたらと目を奪われて、心の中で、もしくはせんべい食べながらTVに向かって絶賛する。

そういう時はまさしく、自分自身が、自分らしさを求めている時なんだよね。

そして、トレンドやブランドばかりの雑誌の類と距離を置く(定期的に「雑誌断ち」してきました櫻田w)

ファッション雑誌を読みまくる時期と、雑誌を読まない時期が振り子のように訪れる。

「一切雑誌は読みません!」みたいな、妙に肩肘張ったことをしていた滑稽な時期もありました。

【2016.09.16】流行と雑誌とスタイルと 

これは、マズローの5段階欲求で言うところの「自己実現の欲求」自分らしさを表現し、活かし、能力を開花させ、自分らしく生きたい!

3つのフェーズをグルグルしてるだけ?じゃない!

ただ、「自分らしい服装」って、難しいんですよね。

真似する人も、サンプルも、教えてくれる人もいないから、試行錯誤して、失敗して、いいねも少なくて(笑)、ダサイと言われて(笑)、豆腐レベルの自尊心が傷つく、厳しいフェーズでもある。

あったあった、正にこれ、自分らしさを「ジレ」に託して、抜け感をパーカーに託し、玉砕しやつ。

【2020.11.09】コーディネート~断捨離:思い入れのあるファージレにさようなら~

今だから思えるけど、愛おしいよね、自分らしくありたい!ってもがいて、試行錯誤する自分が。

でもこの時はそう思えなくて、自尊心が低下し、自分らしくありたい!という気持ちが揺らいできて、みんなと同じものを持ちたい、持ってるだけで威張れるものを持ちたい、という、簡単に自尊心を上げられるところに戻る。

ということで、こんな感じで今までぐるぐるしてきたように感じます。

成長ない?とも思えるかもしれないけど、多分、スパイラルに成長してるんだと思うんだよね。

X軸・Y軸だけじゃなくて、Z軸を加えて、3次元的に考えると↓

同じところをぐるぐるしているように見えるけど、少しずつ成長してる。

だってほら、それなりにオシャレにキレイになったじゃん。

雑誌の真似から始まって、骨格診断とか、パーソナルカラーとか、3色ルールとか、ヘアメイクとか、いろんなことを学んで身に着ける程に、レベルは確実に上がった。

その過程で自分に自信もついたよね、だから自分を好きになれた。

本当のゴールは、自分を好きになること
【2021.05.24】今さら美人とか、どうでもよくなってしまった件

そして今いるフェーズは?

さて最近また、分かりやすく「自分らしい服がしたい」への道を進もうとしてるけれど、毎日戸惑っているのは、読んでる皆さまにも、物凄く伝わってると思います(笑)

戸惑いながら、はい、こうやって頑張ってみたり(頑張り過ぎ)

櫻田「スタイル」4パターン取捨選択・「目指さないスタイル」を明確にする

なので今、トレンドとかブランド(「いいもの」クオリティ至上主義も同類と考える)とかに、ちょっと助けを求めたくなったりする自分もいる。

HARPOっぽいネックレス作ってみたり、ebureの定番Tシャツ買ったり、やっぱりスポサンが欲しくなったり、やはりマトラッセは気になったりする。(いいんだよ~)

それを繰り返しながら、その時々の自分にとってのベストバランスを探して、一生、ぐるぐるしてそうです。

そんなふうに、いつまでも変化・成長してくのが楽しみだし、常にそのプロセスの中にあるんだなと思うと、試行錯誤や暴走や停滞も、もっと柔らかに受け止められるような気がして来ました。

他人や芸能人の外見や服装の、どこをどうジャッジしているのかに気づくと、自分が今目指しているものや、コンプレックスに感じていることが、分かるかもしれません。

そういう意味では、この記事の別バージョンでもあったりします。

【2021.06.08】他人が許せない!心の黒歴史と自己否定

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