8作目にして、初めて「洋裁店のラックに並んでいるパックになった型紙」を使って感動した櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
↓こういうのが並んでない?
初めて洋服作る人は全員パック型紙を使うべき!
洋裁本で必須な「型紙を写し取る手間」が省けてラクなだけでなく、完成度もグンと上がるし、何より手順が分かりやすくて、初心者さんには本当に親切設計なのよ。
洋裁本ってね↑の逆なの、オシャレだけどね。
ということで、MPLさんの切るだけ縫い代付き型紙を使ったワンピがこちらです。ま、この型紙廃番なんですけど(涙)
ちなみに、この型紙で一番気に入っているのは、襟ぐりのボートネック具合と、袖ぐりの垂直ストレート具合です。
ちなみに、ノースリーブの袖ぐりにはコダワリがあるの←こまけぇよ
ノースリーブの条件★骨格ストレートの「肩」をスライスして縦線を強調する
初めての洋裁に「切るだけ型紙」を超おススメする理由
=初めての洋裁に、洋裁本の「写し取る型紙」をおススメしない理由、とも言えます。
・型紙を写す手間が省ける
・型紙作成時のズレ(完成度を左右する)を限りなくゼロにできる
・必要な情報が、全て手順通りに並んでいる
洋裁本はオシャレだし、一着当たりのコスパとか考えちゃうと安いけど、型紙をキレイに写し取るのって、実は技術も道具も必要で難しく、その時生まれる「ズレ・誤差」が、洋服の完成度を下げていきます。
洋裁は、手順の最初の方、川上での作業こそ(型紙づくり・裁断・印付け)、作品の完成度を上げます。
これが一番大きな理由です。
しかもね、パッケージの型紙は、必要な情報が全て手順通りに並んでいるけれど、洋裁本の場合は、あちこち分散されていたり、省略されていて、間違いが発生しやすいんです。
一着ずつのパッケージ型紙の方が割高だけれど、絶対モト取れる、モト冬樹!
一冊の本から作る洋服の数なんて1,2着(たまに0着w)ってこと多いしね。
初心者さんチェックポイント2つ
パッケージ型には比較的簡単なものが多く、初めてさんにはツライ、1)ファスナー付けやボタンホールがないものを選べばハードルが下がります!(MPLの型紙は、その2つがないものばかりです)
さらに、2)縫い代込で印付けが要らない型紙(MPL)だと最高です!(最近はこちらが主流)
縫い代を自分で付けるのは、かなり高度な技術ですし、印付けと共に、ズレを生みます。
そして何しろ面倒なので、最初は省けるものは省いて、洋裁の楽しさだけを享受しましょ!
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日本で販売されているパッケージの型紙は、ジャノメさんのSun Planningというブランドがメジャーですね。その中の一つのブランドが、Mパターン研究所さんのMPLです。
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初めての一着!という方に向けて書いた型紙紹介は、こちらの記事をご参考下さい。
【2022.11.01】おススメ型紙ブランド&サイト:初めの一着におススメ・櫻田のお気に入りサイト
製作情報:材料費約1,500円(型紙込)
今回は材料費に型紙代を含んでおり、材料費だけだと約500円です、再びワンコインです。
ちなみに、バナリパでポチッたマキシワンピが数日後にキャンセルされた怒りから、このワンピの制作が始まりました。
絶対バナリパのよりキレイでカッコイイの作ってやる!って(笑)
【2020.08.16】バナリパでポチッたワンピ★5日後キャンセルされた・・・えぇぃ、自分で作ったるわっ!
型紙
Mパターン研究所:Sun Plannning
当初1,000円くらいで購入したと思いますが、実はこの型紙、廃番なんです・・・
↓こちらが近いかなと思います。
アレンジ
丈をかなり伸ばして、マキシ丈にしました。
↑後ろ身頃の真ん中のカーブが優秀過ぎる(後述)考え尽くされた素晴らしいパターンです
丈を裾から平行に、25cmくらいかな、伸ばした以外は、型紙通りに作りました。
生地
黒の化繊
・110円/1m ×3m
@日暮里トマトさんの110円均コーナー。
裏地はなしです。
資材
・ミシン糸60番黒
・伸び止めテープ
・接着芯
・家にあったコットンパール(ボタンではなく普通の)
製作記等ブログ・インスタ
【2020.08.22】滑り込みでノースリーブマキシワンピ投入★2020夏最後のソーイング
【2020.08.26】ノースリーブマキシワンピができるまで★ソーイング楽しいな~♪
この記事では、水通しから1ステップずつ、手順を追っていますので、良かった見てね~。
自慢したいところ
背中のラインの美しさ
櫻田の技術ではなく、Mパターン研究所さんのパターンが素晴らしいのです。
この背中のカーブが、背中をすっきり美しく、そして、高めにはじまるテントラインが、スタイルを美しく見せてくれるのです・・・あぁ、素晴らしい!
コットンパールで可愛いワンポイント
あと、後ろのボタンは、コットンパールでこっそりワンポイントに。
実は、ボタン用のものではなく、普通のビーズタイプなので、外れやすいかなと不安でしたが、大丈夫。洗濯にもいまのところ耐えています。
技術がないから、うまく行くまでやり直すだけ
えぇ、このライン、なかなかぴったり決まりませんよね・・・だったら、やり直せばいいんです。
で、やり直して合わせました。
さらに、見返しのステッチが、待ち針だけではズレてうまくいかなくて汚くなり、
解いてやり直し。
で、しつけをかけてみたものの・・・。
しつけが適当過ぎてツレてて…予想通りキレイに仕上がらなくて、またほどく。
↓再びしつけをかけ直し、
ようやくキレイに仕上げることができました。
いやー、大変だったよ、今でも覚えてる(笑)
チョコレート食べたりしながら、モノとかに八つ当たりしながら、やり直したよ(笑)
取り外し可能なボウタイを付けた
完成してから、大好きなボウタイを付けてみたの。
しかも、襟みたいになるように、スナップボタンで留められるようにしました。
こんなふうに、襟から続くボウタイになりました!
こだわったところは、すごく長くしてモード感も出せるようにしたのと、ロールカラーみたいな雰囲気になるようにしたところ。
かわいいーーーこれでさらに愛着が増しました♪
こういうの、本当に洋裁の醍醐味よね~!
コーディネート