今日の櫻田

【自作服アーカイブ】ホワイトレースワイドパンツ:3作目 2020年4月

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この作品から「作れそうな服」ではなく「夢のような服」を作るようになっていった櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

広島もみじ饅頭柄のレースを大量に購入して、最初に作ったのがこのワイドパンツ。

この後、トップス、コートと、もみじ饅頭を纏う美しい自分を夢見て、お揃いアイテムを作って行くことになりますっ。

この記事では、2020年4月に完成した、ホワイトレースワイドパンツの型紙・生地・作製記・着画コーディネート画像などの情報をまとめています。

 

 

製作情報:材料費約3,000円

*材料費に型紙本代は含んでいません

型紙

私が作る旅のワードローブ」より

もう手元にないのですが・・・ウエスト総ゴムの開き無しのゴムパンツをアレンジしました。



そして、この本がなかったら、パンツなどアレンジできなかっただろうなと思います。

アレンジ

ゴムウエストをハイウエストにして、ベルトの上部分がフリルっぽくなるようにしました。

ベルトも確かついていなかったのですが、勝手につけました。

白いバックルが可愛いでしょ~♪

 

ファスナーがないので縫いやすかったですが、パンツを作るのは恐らく初めてだったので、そりゃぁもう大変でした。

しかも、レースなんかにしちゃったので、縫い代の処理とか、裏地をどうするかとか、凄く悩みまくりました。

型紙は裏地なしだったので、適当に裏地を付ける、という、初心者には全く訳の分からないことを、よくやったと思います。

 

裏地は白のサラッとした化繊で、折り伏せ縫いにしました。

 

いやーもう、ワケ分からなくなりながら作りました。

間違えて縫って、足が入らなかったりしたっけ(笑)

 

ウエストのゴムをどう入れるのかも悩みましたよ・・・何せ経験値が低いので、既製服をよく見に行きながら作りました。

 

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生地

表地

白いレース生地

・綿40% ナイロン35% レーヨン15% ポリエステル10%
・135cm巾
・1,430円/1m 多めに購入
(製作費は1.5Mで計算しました)

長戸商店さん

裏地

真っ白の化繊、日暮里トマトさんの110円均コーナーで。

レースの白を邪魔しない、黄みではない白、でも青過ぎない、という白を探すのに、非常に苦労した記憶。白って200色あんねん!は、本当です。

さらに、サラッとして、厚すぎず薄すぎない、シワがつかなそうな・・・ほんと、ツラかったわ(笑)

・110円/1m 2m購入

資材

・ミシン糸60番生成り
・伸び止めテープ
・接着芯
・ウエストゴム
・ベルト芯
・バックル(プラスチック)

製作記等ブログ・インスタ

【2020.04.03】レースのワイドパンツが完成しました♪

【2020.03.30】レースのワイドパンツ作成過程報告と鼻の下の || についてのボヤキ

反省点

暑い・重い

化繊とレースの二重で、ちょっと暑いし、化繊で蒸れるのよね・・・裏地選びは、薄すぎると透けちゃうし難しかったのですが。

さらに重量があるから、なんかこう、着てて重いっていうか、かさばるっていうか。着心地がいいとは言えなくて。

こういう「着て過ごして快適かどうか」まで、作る前から、生地選びの段階から考えられ、そして、想定通りのものが作れるようになるまでには、かなりの経験値を積まないとダメでしょうねぇ。

それも、楽しみ!

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コーディネート

ポーズが大体一緒(笑)ですが、全て2020年の櫻田です。

「作れそうな服」ではなく「夢のような服」を作った結果

最初の2作品は、それほど「夢のような服」を作ろう!という気持ちはなかったかもしれません。

この時の櫻田にとっては、十分チャレンジであり、ときめく服だったのだけれど♪

当時はまだ自己肯定感が低く、夢のような服を自分が着るなんて…、似合う服を着なきゃ、という気持ちが強かった。

洋裁の腕にも自信がなくて、スカートなら作れそうだし、トップスも裏地ナシなら、コンシールファスナーでも作れそうかな、みたいな打算もありました。

 

でも、日暮里繊維街の長戸商店さんで、このもみじ饅頭レース生地を見つけた時に、

「外見コンプレックス」や「自分の洋裁のレベル」など吹っ飛び、今、頭の中に浮かんだ夢のような服を作って着たい!

妄想が暴走して、胸が飛び出るようなワクワクで、理性がぶっ飛びました。

多分櫻田の周りだけ、お花畑が広がり蝶が舞っていました、日暮里のど真ん中で。
(長戸商店本店のカット台手前のレースコーナー)

 

当時、パンツを作るなんて初めてだったし、しかもスケスケレースという、未知の難しさ。

しかも、ハイウエストで、共布ベルトでキュッと絞って、シルエットも変えて・・・・次から次へと夢のアイディアが頭に浮かんでくる!

さすがに、パンツの難関、前開きのファスナー付けを回避できる型紙を探しましたが、それ以外は自分の洋裁のレベルを完全に無視して、夢のような服を作ることだけを考えて、悩んで、ニヤニヤして、苦しんで、チョコ食べて、泣きながら、ドキドキして作りました。

 

そして、このパンツを完成させて、自分の中の2つの「ブロック」が外れて来たことに気づきました。

 

1「洋裁レベルに見合った服しか作れない」というブロック

レベルに見合わない服を作ると、すごく苦しくて大変だけど、ググれば誰かが教えてくれてるし、売るわけでも、細部をチェックされるわけでもないし、期限もないし、何度でもやり直せばどーにかなるし!

→夢のような服を作ろう!どーにかなるから!
(腕もグングン上がるよ)

2「”似合う”服を着なきゃ」というブロック

骨格診断、パーソナルカラー診断、年齢、体型、キャラ、仕事や家庭の役割…それに沿った、自分に”似合う”服、正解の服を着ていると、それなりの自分にちゃんと収まる。摩擦や面倒も起きない。

けど、夢のような服を、自分が本当に好きな服を着ていると、とーっても幸せだし、しかも、着ている服に合わせて自分は変わって行くから、好きな自分に、夢のような自分に変わって行く!

詳しくはこのリールを見てね↓

そしてびっくりすることに、批判されることはほとんどなく、褒められることの方が圧倒的に多くなって(ありがとうございます!)、インスタの着画もどんどん幸せな笑顔になっていった。

→夢のような服を着よう!夢のような自分になれるから!

 

ということで、これ以降は、さらに自分のレベルを無視して夢のような服を作り、そんな自分を呪いつつ、経験値や腕を上げ、そして笑顔が炸裂するのでした。

めでたしめでたし。

そしてこれから、広島もみじ饅頭レース3部作へと続きます、飛び飛びなので、少々お待ちを!

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