賃貸6.5畳のフツーの洋間を、夢のような洋裁部屋に変身させるプロジェクトをスタートさせた櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
長年夢見ていたイメージを、本気で、手間と時間をかけて、お金はできるだけかけず、実現したいと思いますっ!
本日は第一ステップ、床と壁をグレードアップします。
【現状・条件】
・長方形6.5畳+WICのフローリングの洋室
・賃貸で現状回復マスト
↑これが
↓こうなる
長年夢見ていた洋裁部屋のイメージ
パリの小さなアパルトマンで、ディオールやシャネルようなオートクチュールを生み出すデザイナーの、シックなアトリエ兼自室
長いな(笑)
しかも、6.5畳でオートクチュール兼寝るって、無理じゃね?(笑)
↓まずはこのお部屋のイメージがベース。
ココ・シャネルのベッドルームがテーマって言うんだからもう!ぴったり!
でもちょっと、巾木やドア、窓枠など、黒が多過ぎるし、ベージュじゃなくて、白をベースにしたい。
黒の量を少なくして、ベージュを真っ白にすると、こんな雰囲気になるかな↓
クリアな白&ベージュがベースで、黒・ゴールがアクセント
あぁ、こういう雰囲気、憧れるわー、クラシックだけど洗練されたホテル、みたいな。
ただ、クラシックに重くなり過ぎない、↓こういうモダンな軽さも意識したいところです。
でね、こういうお部屋にするのに、家具や小物を買って入れることより大切なのは、大きな面積を占め、背景となる箱部分、床・壁・天井を整えること!
っていうのもさ、
「フランフランの可愛い雑貨を家に飾ると、お店にあった時の輝きを失うの法則」ってのがあってね(笑) (20代の櫻田説w)
箱なのよ、箱!背景!まず整えるべきなのは!
それは、食卓写真や、コーディネート写真も同じ。
ということで、まずは箱、床と壁を整えることに奮闘しました!
クッションフロアで透明感のある明るさを
元の濃いブラウンの木目調の床も、悪くはないのですが、櫻田のイメージするお部屋とは、違う!
ということで、クッションフロアを全面に貼ることにしました。
使用したクッションフロア
まずはサンプルを複数のお店から取り寄せて、迷いまくってこれに決めました。
6.5畳+WICの一部で、総額約12,000円でした。クッションフロアは安いのが嬉しい♪
現状回復優先で「ユカハルクン」採用
クッションフロアの原状回復前提の貼り方は、ブログやYoutubeでいろんな方が解説していますが、どんなやり方でも100%安全、っていうのはなさそう。
【よく紹介されている貼り方】
・マスキングテープ or 養生テープを貼り、その上から両面テープを貼る
・原状回復できるよ多分!な両面テープ(片面が弱粘着)を貼る
↑キッチンはこれ使ってクッションフロアを貼りました↓
【2022.08.12】キッチンをパリっぽくしたくてクッションフロアを購入
後はこういうのも!
【お手軽な貼り方】
・キッチリ敷き詰めて裏には何もつけない(やっぱり浮いたりズレる)
・カーペットのズレ防止シートを敷く(ズレるし完成度は低いが、現状回復的に無難)
で、櫻田が採用したのは、こちらの「ノリ」です。
ポストイットみたいな、貼ってはがせるノリ!
【採用理由】
・原状回復できる両面テープより安い!
・剥がせるからやり直しが効く←これ、ホント助かる
・塗る量で粘着力を調整できそう←これ、一番のポイント
マステや養生テープがのり残りした、って話、良く見聞きするので。
*ハケは100円ショップで購入
まずは、キッチリ床を測ってピッタリにカット。
(サクッと書いたけど、ものすごく苦労しました・・・)
そして、クッションフロアの裏に、ちょっと物足りないかな~程度、大きく格子状に糊を塗って、念のため10時間程度乾かしてから(生乾きだと粘着力が強くなる)敷き込みました。
また、180cm幅と90cm幅のものを、大きく2枚敷いているのですが、90cm幅の方にはあまり糊を塗っていません。糊残りのリスクを軽減させたくて。
薄く塗ったので、ユカハルクンは爆残りしましたが、大満足の仕上がりです!
あと、継ぎ目はコーキング剤を入れて完成度を上げたかったのだけれど・・・全く同じ色を探すのは不可能で、真っ白だと余計に目立ちそうだし、調色はとてつもなく大変で難しいだろうから・・・ひとまず放置してます。
まあ、じっくり見ないと気づかないんだけど、夏になって膨張して来たらどうなるのかなぁ、たわむのかなぁ、など、心配ではあります!
腰壁とモールディングでパリのアパルトマン風
これね、これ、絶対やりたかったの、超憧れだったから嬉しい♪
腰壁づくり
もともとの凹凸のあるベージュっぽいオフホワイトの壁紙は気に入らないので、本当は全面壁紙を貼りたいくらいなのですが・・・
賃貸ですし、天井まで壁紙を貼るのはなかなかの大作業。
また、内装をこんなにいじるのは初めてなので、上手にできる自信もないし、原状回復も心配なので、貼ってはがせる壁紙を、腰壁的に貼ることにしました。
貼ったのはこちら、近所のホームセンターで一本購入して、色味を確認してから、ネットで3本追加購入。合計10M分購入しました。
元が凹凸のある壁紙だったので、粘着力が弱くなり剥がれて来る・・・特に窓際の結露しやすい壁。
泣きながら、いろんなところをマスキングテープで補強しました。剥がれなかったらどうしようという不安を抱きつつ。
・まっすぐ貼るのって、ほんっとに難しい!
・腰壁の高さで悩んで、貼った後から5cm低くしたり大変だった
↓後から貼るモールディング材を当ててシュミレーションしては写真を撮り、悩んでました
また、巾木はクリーム色なので、高さを調整した残りを貼りました
洋裁用に購入した、1Mの滑り止め付きモノサシと、A1のカッターマットがあったので、5cm高さをカットするのも、簡単にキレイに出来ました。
amazon:シンワ測定(Shinwa Sokutei) アルミ直尺 アル助 シャンパンゴールド 1m
↓今使っているものは廃番なので、同じサイズのものをご紹介。
こういうのは、道具を揃えるのが大切だな、と思ったけど、1回こっきりだしね・・・洋裁してたからラッキーだったわ。
モールディング貼り
そして、今回の部屋作りに絶対欠かせなかったのが、モールディング!
海外のインテリアの定番!
これがあるだけで、家具を新調しなくても雰囲気のある部屋ができる!と確信していたので、頑張りました。
モールディングは、フワフワしたクッション性ある素材で、貼るだけのモールディング材を購入。
実際に購入したものは廃番になっていて、ちょっとデザインは違うんですが、同じ素材、サイズのものがこちらです。
1種類だけ、約60本購入しました。
ちなみに、カッターナイフだけではキレイにカットしにくいので、発泡スチロールなどを自在にカットできる、熱線カッターを購入してカットしました。
ちなみに、小さいサイズのものは、100円ショップでも売ってますが、電源式で、パワー(温度)と熱線の長さが違います。幅広いモールディング材も実は買っているので、長さが欲しくて。
夫婦そろって工作好きなので、なんか使う時があるかもな~とか。
カッティングシートの45度線を下に敷いて、一息にカットします。
ぶ厚いシール部分は、カッターで切る合わせ技でキレイに。
カットしまくりました!
モールディングならミハシさんがNO.1だけど
ちなみに、モールディング材なら、ミハシさんがNO.1だと思います。
モールディングの通販特集・格安天井廻り縁を探すなら「みはしショップ」 – まわりぶちメーカー直販
素材もいろいろ、種類がとてつもなくスゴイですが「ゴールデンモール」がおススメです。
外苑前辺りに、一般客もOKのショップがあるので、見に行きました。
【楽天】みはしショップ
それから、大手の「サンゲツ」さんのモールディングも結構手に入ります。
素人では扱いにくい素材だったり、ノリや塗装が必要だったり、重さがあったりするものもあるので、お気を付け下さい。
完成写真・かかった費用・次のステップ
きゃー素敵ーーーーーーー!
泣けてくる・・・・構想から資材の購入で半年以上かかってるし(笑)、作業を初めてから1週間近く、毎日半日くらいはかかり切りで、迷ったりやり直したり、もう本当に大変だったけれど、やりぬいたーーーっ!櫻田スゴイ!エライ!
【今回購入したものとリンク】
クッションフロア:12,000円
▶180cm幅4.7M
▶90cm幅3.9M
ユカハルクン:2,000円
▶ユカハルクン
腰壁用壁紙:11,000円
▶明和グラビア リノベウォールシート WAS-300 白無地 90cm幅×4本
モールディング:21,500円
▶30本セット×2
電熱線スチロールカッター:2,500円
▶ハッコー スチロールカッター(電源式)
刷毛2本(100均):220円
マスキングテープ(100均):330円
*値段は全て概算
合計:49,550円
ちなみに、モールディング材は、失敗もしたけれど、まだ10本弱余ってます。
窓周りか、天井と壁の境か、ドア周りをモールディングしようと思います。
★
次回は、ソーイングデスク&収納を充実させて行きます♪
兼ねてから懸案だった、畳んだ布団をどこにしまうか問題も、解決する予定です、予定!
ちなみにその次は、カーテン、照明とスイッチカバー、ポスターフレームやトルソをデコレーションしたいなと思っています。
ワクワクーーーーーーッ♪