終末は冬物のお洗濯に明け暮れておりました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
櫻田は、節約、クリーニング屋さんまで2往復が面倒だ、水洗いで皮脂汚れもしっかり落としたい!
ので、自己責任ですが、セーター類は全部、シルクも、カシミヤ、ファーも、ウールのジャケットも、化繊のコートも、時にはトレンチもホームクリーニングです。
トレンチコート:トレンチコートを自宅で洗濯して大成功★写真付き洗い方
ファー:リアルファーマフラーを洗濯☆シャンプー&リンスでフワフワ
ダウン:ユニクロのシームレスダウンを自宅で洗濯★わりと簡単写真付き洗い方!綺麗になってふんわり元どおり♪
今季は、グレージュのウールのコート1枚と、水色のワンピース1枚しか、クリーニングに出しませんでした。
ホームクリーニングの基本
基本的に全部これで、
必ずネットに入れて、洗濯機の「ドライコース」か「手洗い」で洗っています。(正直、ほぼ洗濯機・・・)
アクロンとかエマールとか、「オシャレ着用洗剤」と言われるようなものなら、何でもいいと思います。
花王:エマールの洗い方ページ
花王:洗濯表示の見方
ちなみに、櫻田は「洗濯表示」は参考程度に洗濯しているので、「洗濯処理はできない」ものも、かなり洗ってます。
チャレンジする方は自己責任で、お願いします!
着古した、来年はそろそろ断捨離かな・・・と密かに思ってるようなアイテムで試してみるのがおススメです。
これまでの洗濯失敗集
なぜか色落ちの失敗だけはないんですけど・・・これもよくある失敗なので、見えない所でのお試しをお忘れなく!
ニットをお湯で洗って縮んだ
今思えばアホか!なのですが、ニットはお水で洗うのが基本です!
ニットをゴシゴシ洗って縮んだ
ニットが縮む原因は、温度だけじゃなくて、糸同士のこすれも大きな原因。
漬け置き洗い、ネットの使用など、繊維同士がこすれない工夫が、繊細なニットほど必要。
高級なニットほど縮みやすい傷みやすい(櫻田調べ)
基準が難しいのですが・・・繊細そーな、細い糸のニットは、どんなに丁寧に洗っても、やはり縮んだり、毛羽立ったりしやすいと思います。
ジョンスメドレーを洗濯機で洗って、縮ませた櫻田が言いますが(涙)
そもそも、全部クリーニングに出した方が、ジョンスメドレーの損害を考えると、コスパはいいのかも!
東京都クリーニング生活衛生同業組合:ホームクリーニングのリスクについて
ゴシゴシ洗って毛玉が出来た・毛羽立った
特に、ニットを含む、ウール地なんですが、ゴシゴシ洗うのはもちろんのこと、ゆすぐ時の生地同士のこすれも痛む原因になります。
後述しますが、専用の洗濯ネットを上手に使って、摩擦を防ぎます。
乾きにくいものを洗って臭くなった
真冬用のごっつい手袋を洗って陰干ししていたら、なかなか乾かなくて生乾き状態が続き、家干し臭が・・・。
乾きにくいものは、乾燥機の真上に置いてさっさと乾かします。
適当に干して型崩れさせた
ホームクリーニングは「干し」が重要!
伸びやすいものは、元の大きさ、元の形に、キレイに「平干し」するのが基本だと思います。
シルクを染み抜きしようとして逆にシミになった
染み抜き材の説明書にも、シルク危険!って書いてあるのに、大丈夫だろ~と染み抜きしようとして、えぇ、シミになりました・・・。
せめて「目立たないところで試す」を実行していればよかったのに、反省。
ホームクリーニング必須アイテム
室内乾燥機
衣類用乾燥機は、熱過ぎて縮むしシワシワになるので使いません(持ってません)
こういうお部屋に置くタイプの室内乾燥機で、一気に乾かします。
型崩れ・シワ防止の平干し洗濯干しネット
これがないとホームクリーニングなどできない!という位、必須アイテムです。
ホームクリーニングの敵は、型崩れ、そして、強いシワ!
キレイに形づくってシワを伸ばして干すことで、仕上がりに格段の違いが出ます。
3段に乗せるのは不安定だし結構難しいので、面倒でも一旦台の上でキレイに形作ってから、半分~1/4に折って、ネットの上で展開させると、きれーいに広げられるし、結局時間がかかりません。
・巨大3段物干しネットでニットの洗濯がラクチンに★勝間式家事時短術にも
パンツ用洗濯ネット
個人的に超おススメはこちらの、パンツ用洗濯ネット。
ネットを挟みながら折りたたんでネットに収納するので、布同士のこすれが最小限に抑えられます。
わりとネットにぎゅうぎゅうに押し込むので、洗濯効果が薄れ、さらに内側ほど洗濯効果が薄れると思います。
ゆえに、こすれが抑えられますし、ホームクリーニングの基本は「漬け置き洗い」なのでOKと考えています。
トップスやジャケット、シャツなども、このようにできるだけ挟み込んで、
くるくるして、ネットの袋の中へ。
これがないと、ホームクリーニングは始まらないです!
ちなみに、シャツ用や大判用もあるので、用途に合わせてどうぞ!
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ちなみに、普通のネットを使う時は、心持ち小さめサイズのネットに、汚れてそうな部分を外側に、キレイに折りたたんで入れます。
のび止め機能付き洗濯ハンガー
肩の部分がシリコンになっていてすべらない上に、乾きやすい形状になっています。
ただ、肩の部分で「跡」が付くことがあるので、基本的には平干しがおススメです。
ちなみに、伸びなそうなジャケットやコートなどは「肩の長さがぴったり合う」←ここ重要 プラスチック製のハンガーにかけて吊り干しします。
肩がスライドするハンガーがあるとベストですね。
自重でシワが伸びてよろし!
ホームクリーニングのコツ
一回で全部洗おうとしない
衣替えの後、できるだけ早く済ませたいから、できれば何枚も一気に洗っちゃいたいじゃないですか。
洗濯機でも手洗いでも、
・洗うものが少ない方が洗濯、すすぎ、どちらもしっかりできるし、摩擦も減る(個人的推測)
・色落ち被害のリスクが減る
・乾燥機を使う時、乾燥に時間が掛かってしまう
すぐ乾かす!ことも、トラブルを防ぐポイントだと思うので、2,3点ずつ、少しずつ洗っています。
シミ取りは事前に済ませておく
繊細な素材ほど、ゴシゴシ部分洗いするのは禁物!
そこだけ生地がシワシワになったり、色落ちしたりして、泣きを見ます。
シミ取りは、専用洗剤にいつもお任せしてます。これ最高!
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・スポッとる!でシミ抜き上手★大切にメンテナンスして長く愛用したい
でも、シルクでシミになった実績がありますし、買ったばかりの高級な素材であればあるほど、プロにお任せした方がいいと思います。
襟元袖口の部分洗いのコツ
畳んでネットに入れる時に、襟元や袖口が表に出るような形で畳むだけで、そこがより洗濯されるようになります。
また、ちょっとだけバケツに濃いめの溶剤を作っておいて、そこで軽く押し洗いしてから畳んで洗濯機へ、というのも、
ゴシゴシしないのがポイントです。
高いものは素直にクリーニングへ!
縮んだニットを元に戻す方法とか、わりと頑張ってみましたが、やはり完璧に戻ることはないです。
後悔先に立たず!プロにお願いしましょう。
今季初挑戦の洗濯もの
ウールのジャケット
ということで、今年初めて挑戦したのは、ウールのジャケット!
裏返して、パンツ用ネットに挟んでくるんで、洗濯機で洗っちゃいました。
肩幅がぴったりの、厚みのあるプラスチックハンガーにつるして、乾燥機でガンガン乾かします。
袖の細かいところなど、6時間で完全に乾燥しました。
縮みもなく、ウールの毛羽立ちもあまり感じられません。一安心。
ただ、裏地のキュプラは、ホームクリーニングNG代表選手・・・
シワもすごいです。
これも適温でアイロンをかければ、キレイになりました。
ブラッシングして、不織布のカバーをかけて、おやすみなさい。
カシミヤ100%ストール
カシミヤストールこそ、パンツ用ネットがおススメ!
このストールは水洗い可能ですが、不可のカシミヤストールも同じように洗濯しています。
できるだけ布同士がこすれないように、ネットに挟みつつ、
端からくるくる巻いて、
袋に入れたら、押し洗い。
いっぱいに広げて竿にかけ、乾燥させ、軽くブラッシングかけます。
これから収納するので、また次の時期になったらスチームアイロンをかけてから使い始めます←使い始める時は忘れて、結局アイロンかけないに1票
シルクスカーフ&プリーツスカート
その他、シルクスカーフも洗いました(画像は過去のもの)
シルクはとにかく繊細で、布がつれたり、痛んだりするので、泳がせるよう振り洗いします。
脱水はせずに、古いバスタオルに包んで、軽くコロコロ。
シルクスカーフは、端の手縫い処理部分がぺちゃんこになって帰って来てがっかり(多分、特別な指定をすべきだったのかと)したこともあり。
乾き切る前に、温度に注意しながら、裏側からアイロンを当てます。
参考:
・mi-mollet:シルクスカーフを「SELF WASH」してみたら
・横浜シルクストーリー:シルクスカーフの洗濯方法(洗い方)
プリーツスカートも、クリーニングに出したら、あまり美しくないプリーツになって帰って来たこともあり、それ以来、パンツ用ネットを使って、自分で洗って、丁寧にプリーツにアイロンしてます。
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特に、春物コートは汗や皮脂の汚れも強いので、すっきり水洗いもいいですよ。
トレンチコート:トレンチコートを自宅で洗濯して大成功★写真付き洗い方
このコートも同じように洗濯機で洗ってます!
以上!
今年のホームクリーニング報告でした!