ご質問を頂いたので、お返事しようと思ったら、自分語りが過ぎてしまいました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
質問:ブログやインスタの画像と実際の生活で、ズレているなとか違うなと思うことってありますか?
ちょっと違うかもしれませんが、誰しも一度は思う「この人インスタでは素敵に写ってるけど、実際そんな素敵なんかいね?」
この問いへの答えは、この有名なツイート写真にあると思っていますが・・・
インスタ映えの理想 VS 現実。 pic.twitter.com/TaiRwVvP69
— ヴィエンナ (@ViennaDoLL) July 20, 2019
他のインスタグラマ―な皆様の本当の状況は分からないので、ブログでの櫻田のことをお話すると・・・・
ブログ画像と、実際の私は違います。
ズレではなく、もっと根本的な違い、フィクション。
「素敵な私」に見られるように、シーンを切り取り、洋服を選び、お店を選び、構成します。
インスタやブログは、その人そのものではなく、その人がプロデュースした理想の生活・理想の自分、だと思います。
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一日うんうん悩んで書いてたら、ちょっとご質問者様の意図とは別の方向に行ってしまった・・・ひとまず語らせて下さい。
セルフイメージ「ブス」期
ブログ書き始めの頃は、「フィクション」にしたくなかったんですよ、絶対に。
写真で、リアルな自分以上にきれいに見せようとするのは詐欺だ、誠実ではない!と、頑なに思っていました。
だから、ブログ書き始めて1年経っても、足も短く、頭も大きく、顔も暗く、どんよりする感じの写真ばかりでした。
リアルな自分=ブス、って自己認識でしたから。
2012年~2013年前半
センスがなかったのもあるけど、それ(ありのままの写真)がいい事だと思っていたし、私ってなんて正直者なの!偉いわっ!て思ってたのが致命的。
当時のセルフイメージは、
「ブスでスタイルが悪くセンスがない」
それ以上に見せちゃいけないって、自分で自分にリミットかけながら、美人になりたいと言い始めた。
ははは(笑)
人って、自己認識=セルフイメージの通りにしかなれないって言いますけど、ほんとうにその通りだと思います。
そうそう、この証明写真なんかまさにそうだわ。写真撮るって分かってるなら、もっとメイクしろよ、髪型どうにかしろよっ!
セルフプロデュース力を磨こう期
でも、いつからか、セルフプロデュース力磨こうって思い始めました。
キレイに見えるように、スタイルよく見えるように、メイクでも、照明でも、服でも、背景でも、角度でも、しぐさでも、姿勢でも、カメラでも、何でも貪欲にチャンレジし始めました。
それは詐欺ではなく正当な努力だ、自分を磨くって、セルフプロデュース力を磨くことだと。
これが、美人へのスタート地点だったと思います。
(スタート地点に立つまでにだいぶ時間かかったw)
あぁ、ちゃんと化粧すれば、本当に見た目は変わるんだって思いました
【2015.02.21】資生堂メイクアップレッスン受けたら美人度10割増し
当時のセルフイメージは
「美人の原石、磨けば光る!センスがなければ学ぶわ!」
「私は美人」と必死で言い聞かせていた頃で、可能性を信じる勇気を持ち始めた頃。
【2013.09.19】 私は美人
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藤原美智子さんのエッセイでね、知ってる女優さんがブレイクして、人気が出てから再会した時のお話があるんだけど、すごく納得したのよ。
2015.01.21 (Wed)「美の宿るところ」藤原美智子★前編:生き生きとした瞳に宿る
どうして以前とこんなにも印象が変わったのかと観察しても、外見が何か変わった訳ではない。人気が出始めたことによって芽生えた自信が内面を生き生きと躍動させ、それがキラキラとした輝きとなって外側に現れているのだろう。
#櫻田の場合は歯科矯正してるので、外見が変わってますけど。
で、自信って何?って、セルフイメージが高いことだと思うんです、自己肯定感が高いでもいいし。
・自分はブスだ/人気がない、という低いセルフイメージか
・自分は美しい/人気がある、という高いセルフイメージか
その違いで、纏う雰囲気が、オーラが変わってしまうのだ。
生き生きとした内面の状態の時には、必ず人を魅了するものが現れてくる。すると人気が出る。その自信がまた、よりその人を輝かせ、そして人気もさらに上がり魅力も増す。
ブス・美しいも、人気がある・ないも、絶対的な基準はなく、自分がそう思えば、そう。
どんなにキレイになっても、どんなに人気が出て売れても、いや私そんな・・・と受け入れなければ、輝きは放出されない。
日本は謙遜社会だから、謙遜するのがいい、ってあるじゃないですか。
でも、勘違い野郎って、バカにされたっていいじゃない。
内容が伴わない時期が続いたって、いいじゃない。
セルフイメージを少しずつ上げて、可能性を信じて、自分が美くしくなっていく方が、絶対いい。
2015年頃、もがいてたな~
理想のセルフイメージを表現して行こう期(現在)
で、インスタやブログって、自分の(もしくは他人の)理想とするセルフイメージをプレゼンするところだと思っています。
これは理想に近い自分!
↓実際の櫻田
でも、この写真ですら、切り取る前には、布団とか、ごみとか、散乱した本とか、開けっ放しのドアとかが、写ってるわけです。
隠したり、盛ったり、見栄はったり、無理してます。
コーディネート写真は、何十枚も撮って、奇跡の一枚を出します。
でもね、それでいい!それがいい!
そうやって、自分のMAXの美しさはもっと伸びるはず!と、可能性を信じて、自分を磨き、プロデュースする力をつけることが、美しくなるために必要なプロセスだと思います。
だってそれやって来て、本当にキレイになったもの。
納得行く「奇跡の一枚」が撮れれば、セルフイメージがアップして、自分が好きになれて、自惚れられて、もっとキレイになろうと思えて、ハッピーになれるなんて、いいことばっかりです。
ブログやインスタは、そういうのにうってつけの場所だと思います。
この美人ブログは、
「女は見られて磨かれる」ならばさらしてしまえばいい 服装・美容・生活をさらし続けたら美人になるのか実験するブログ
ですが、これからも、見栄はって、キレイな写真アップして、セルフイメージ上げて、キレイになって行きます。
なので、ブログやインスタの画像と、実際の櫻田には、ズレがあるけれど、そのズレが、実際の櫻田を引き上げてくれている、と思っています!
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あ、でも、ご質問下さった方の一番モヤモヤされている所は別だと思うんです・・・櫻田の理解では、
・インスタやブログでは「本物」の良さが伝わりにくく(ダイヤのピアスやカシミアストールの質感等)地味に写りがちだが、プロデュース力に長けた「映える」(プチプラでも華やかなワンピ、分かりやすいロゴ、流行りのスタイル、バーキン等)写真が「いいね」されることに、分かってはいてもモヤッとする。
が一番気にされていることかなと思っていて、それについてのお答えも壮大に長くなったので、また改めて!
昨日はずっとこの記事書いてたんですが、時間切れで記事がアップできませんでした・・・。