今、姿勢革命が起きている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
大げさねぇ。
でも、大げさなくらい盛り上げて祭りにしちゃった方が、維持できるタチです、はい。
さて、去年ピラティスのインストラクターを長くされていた理学療法士の方に個人指導を頂いて、それを実践して「これは本物!」と思った、「良い姿勢を維持するための方法」について、本日は具体的なお話を!
・姿勢が良いと美人3割増し★良い姿勢を維持するためのキーは「骨盤と意識」
良い姿勢を維持するためには、
骨盤立てとく!
もう、これに尽きます。
きちんと立てておけば、それだけで各所整ってくるのですが、立て続けておくこと、「キープ」が難しいんですよね・・・って、そのコツを順を追ってご説明しますね。
骨盤が立っているかこれで分かる!
まずは、そもそも自分は骨盤を立てているのか、前後に傾けてしまっているのか、簡単に確認する方法をご紹介します。
これはネットで調べてて見つけた方法なのですが、本当に簡単で分かりやすい!
手首を腰骨(上前腸骨棘)に当てて指先を恥骨に当てて三角形を作ります。この時の三角形が床と垂直にある事が骨盤が立てているという事です。
バレリィーノトレーニング:骨盤を立てるというのは何なのか?
上の赤丸は、腰のグリグリのところですね。
ピラティスでは「骨盤のニュートラルポジション」と言われているようで、ベーシックなことみたいです。
いろいろな表現で、この三角形の正しい在り方を説明してくれているので、自分で腑に落ちる説明を探してみてください。
◆KOTOKA PILATES◆:手の三角形で見つける!骨盤のニュートラルポジション①
きれいをつくる温活ピラティス:美しい姿勢を手に入れようPART2
「この三角形が床と垂直にある事」が大切
→この写真解説は前出のバレエのサイトを
バレリィーノトレーニング:骨盤を立てるというのは何なのか?
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これでまずは準備OK、まだ準備です。
そう、これを「キープ」できなければ意味ないし、それこそが、難しい!
骨盤を常に立てておく方法論
さて、骨盤を正しく立てられたとして、それを「無意識の時も維持できるか」は、また別の課題です。
骨を積み上げて、筋肉で支え、重力に抗ってバランスを取っているこの身体は、意識しなければ、重力に負けて、前傾・後傾になってしまいますから。
意識して何度も確認する
三角形を一日何度も確認する
地味ですけど、大切です。
でも、「一日に何度も確認するぞ!」と気合を入れるだけじゃ絶対続きませんから、
歯磨きする前・トイレ出た後、お風呂から出た時、ご飯食べた後、信号やエレベーター待ちの間・・・
等、日常の動作に紐づけて、習慣化させるといいと思います。
人前であからさまにこのポーズすると、わりとアレですけどね。
お腹痛いの?
基本姿勢を一日一回確認する
さらに、一日一回でもいいので、壁におしり・背・頭をつけ、腰の所に適度な空間(こぶし弱くらい)を確認する。
ここら辺は、ふーん、そういうのよく聞くよね、くらいなんですが・・・
骨盤を立たせている「筋肉」を意識する
骨盤を立たせている「筋肉」を感じてみる
骨盤を立たせている時、お腹~腰の筋肉を作用させているのを、感じてみてください。
だらけた状態と、骨盤を立たせている状態と、交互にやると分かりやすいです。
この筋肉が働いている=骨盤が立っている
骨盤が立っている状態を、筋肉の状態で、身体がセンサリングできるようになる、それが目標です。
その筋肉が常に使用されている状態を保つ
立っている時も、座っている時も、歩いている時も、この筋肉が使われているかどうか意識します。
いや、また、「意識」の力に頼ってはいるのですが、「筋肉センサー」を使うことで、「無意識」の時にも、身体が感じられるようにしたいのです。
「筋肉センサー」わりと育ってきてますよ。
骨盤を立たせている「筋肉」を鍛える
これ、これです!
「意識」の力のみで骨盤立てを維持するのは難しい。
だから、「筋肉センサー」を利用する・・・でも、やはり重力に抗うのは難しいし、やはり意識の力が必要。
でも、その、骨盤を立たせている筋肉自体がムキムキになれば(笑)、ラクに骨盤が立つから、最小の「意識」で、骨盤の状態が維持できるようになる。
まあ!なんてロジカル!
骨盤が立っている時に使う筋肉を鍛える
で、そんなこと教わったら、こう聞きたくなりますよね。
こずえ:この筋肉を効率よく鍛えるエクササイズ教えてください!
と、勢い込んで言ったところ、
療法士:そう言って本当にやる人、続けられる人、ほとんどいらっしゃらないです。
と、バッサリ(笑) それ、真実(笑) 今続いてないし(笑)
そして、この説明に激しく納得!
療法士:良い姿勢を維持するための筋肉は、良い姿勢を保っている時に一番効率よく鍛えられます。
だから、余計なエクササイズするより、いつも正しい姿勢を保つことが、一番効率的にその筋肉を鍛えられるんですよ、と。
鶏が先が卵が先か、的な、禅問答的な感じもしますが、これ真実だなと思う。
療法士:だって皆さん、エクササイズって結局続けられないですしね。
ピラティスのトレーナーとして、理学療法士として、沢山の「普通の人」と関わって来たからこその、説得力ある、リアルなアドバイスに目からウロコでした。
いや、知りたいですよね、それでも・・・
骨盤が立っている時に使う筋肉を鍛えるエクササイズ
ということで、教えて頂きました・・・やっぱり続いてませんけど(笑)
同じようなトレーニングをネットで見つけたので、参考まで。
・腸腰筋と多裂筋を鍛えよう|姿勢保持に必要なインナーマッスルの育て方
いわゆる「インナーマッスル」と言われる、「腸腰筋」が、感じやすいと思いますし、教わったトレーニングも「腸腰筋」トレーニングでした。
腸腰筋の場所などについてはこちらの説明が分かりやすかったです。
・札幌ヨガスタジオ ブルースター:腸腰筋
トレーニングすることで、より「筋肉センサー」を意識できるようになるので、例え続かなくても、最初はエクササイズも併用するといいと思います。
背骨にある「多裂筋」については、一番最初のバレエトレーニングの方も重要だとおっしゃってましたが、この筋肉を意識するのは難しそうなので、美しい姿勢を維持しつつ、こういったトレーニングで鍛えてみるといいかもしれませんね。
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ということで、今日から三角形、やってみませんか?
また、美しいウォーキングや、身体の状態についてもみて頂いたので、それについてと、櫻田が現在取り組んでいるエクササイズ的なもの(大したことないです)のご紹介を、次回させて頂きたいと思います。