今、こんな時だからこそ、この本の中にある「ささやかな習慣」と向き合いたくなった櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
52の習慣、全部読まなくてもいいし、何なら一つも実行しなくてもいい。
でも、読んでいるだけで心が落ち着いて来る、そんな本です。
52の習慣のうち、1つくらいは既に実行している、習慣にしていることがきっとあると思います。
あ、私、良い習慣を持ってるんだな、そう思えるだけでも、なんだか落ち着きます。
櫻田は、「3.毎日できるだけたくさん笑う」は完全に習慣になってます(笑)
4つのパートに分かれた52の習慣から
いつくかご紹介しつつ、櫻田がこの本を気に入っている理由を。
PART1.ささやかな幸せに気づく
10.つらいときは助けを求める
助けを求めることは良くないと考えがちだけど・・・ひとりでがんばらなくていい、と、優しく語り掛けてくれます。
この著書の好きなところは、優しい精神論だけでなく、
助けを求めることは人間関係の強化にもつながる・・・相手は、自分が信頼され、頼られていると実感できます。
など、論理的に納得させてくれるところです。
PART2.最高の毎日をつくりあげる
スマホ見ながらの、「ながら」マルチタスクが当たり前になって来てしまってますよね。
これ、直したいな・・・。
16.マルチタスクは禁止
調査結果からは、一度に一つの課題に集中した方がずっと生産性が高まることがわかっているのです。
その後も、スタンフォード大学の研究が紹介されるなど、心理学、脳科学、栄養学等、様々な分野の研究結果などが紹介され「NASAに認められた技術!」的な説得力(笑)があります。
納得するから、実行したくなる。
櫻田は、特にこれだ!
17.決断できる人になる
たいていの場合、「正しい」決断などないのですーーさまざまな選択肢があるだけです。
そう、そう考えればいいんだよね、納得!
そして、様々な切り口から、その習慣を身に着けるための実行手段が、読みやすく、分かりやすく書かれています。
一つの習慣に対して、いくつかの行動提案があるので、どれか一つくらいはやってみたくなるはず!
そうそう、完璧主義は捨てないと・・・まだポチってないものがいろいろあり過ぎるのも、完璧なものしかポチっちゃいけないと思っているから。
直感を信じてみようっ!
PART4.美しい心で人生に向き合う
誰もが何かを我慢しているから、少しのルール違反にも不寛容になり、他人の言動にイライラしてしまっている気がします。
52.寛大な心を持つ
わたしたちは生物学的に、寛大な心を持つことでより幸せを感じるようにできています。
寛大になることって、人のためというより、いい人であるためというより、自分を幸せにすることなんだなー、と。
そして、自分自身にも寛大でありたいと思いました。
どこかで聞いたことがあるかもしれないけれど
正直どれも「どこかで聞いたたことがある気がする」習慣です。
でも、そのうち、いくつを「聞いたことがある」ではなくて「既に習慣になってます」「実行できてます」と言えるだろう?
・怖れと向き合う
・ストレスを消す儀式を作る
・身体によい油をとる
・しっかり休憩をとる
等々、52の習慣が、見開き2ページで簡潔に、しかしなんだか実行してみたくなるように、書かれています。
そんな著者の筆致の魔法にゆだねてみるのも、いいかもしれません。
ついつい、ネガティブなニュースを見てしまう代わりに、心が穏やかになりつつ、何か行動したくなる・・・そんな、ゆるやかに前向きになれる本、読んでみませんか?
読むだけで癒され、変わっていく自分、実感できると思います!