今日の櫻田

流行との距離感についての考察というか何と言うか

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流行には流されたくない!と思う、
櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
ま、誰も「流されたい!」なんて思わないですよね。

ということで、流行に関する、やたらと長い陶酔系の語りです。
では、どうぞっ!

■ 流行って何だろう?

それって、自然発生的なものというより、

・洋服の買い替え需要を生むための装置
・新商品のヨミが外れて・・・のリスク回避装置

という、アパレル業界による、アパレル業界のためのもの。
ずっとスキニーが流行っていたんじゃ、買い替えがない限り新しいものが売れない。
ガウチョが流行ってる!今年はゆったりシルエットと言えば、新たな購買意欲が刺激される。
そして来年はまた違うシルエットが・・・

それが流行。

だから、流行なんかに乗るもんか!みたいなところがあった。

■ 流行に乗るまい!というのもまた、流行に流されているような・・

なんだか、頑固でしなやかじゃない、そんな感じがしていて、
頑に流行を拒否するのも、なんか、違うんじゃないかっていうのも、
なんとなく感じつつ。

いざ購入しようと入ったお店で目にするのは、雑誌に出ているアイテムだし、
流行だから着ないって、それって、逆の意味で流行に翻弄されているような。

さらに、ティファニーのバイザヤードとか、
セルジオロッシのパンプスとか、ロレックスとかの「定番」も、
その実用性や、哲学に支えられた美しさとか、
そのもの自体に惹かれるのも事実だけれど、
雑誌等の広告で何度も何度も見させられ、有名人がしているのを見て、
ブロガーさんが着用しているのを見て、いいなと「思わされた」
部分もあり、流行に流されるのと、何ら変わらない気もする。

ま、こずちゃん、流行の力を借りなくても超オシャレ美人ならいいけどさ。

■ そんな時に出会った言葉たち

Marisolで人気の女優の板谷 由夏さん。
素敵だな、お洒落だな、自分のスタイルを持ってるなと、憧れていました。
流行なんて、意識してないんだろうなぁと。

好きなスタイルは昔からずっと変わらないし、
きっと10年後も同じだと思う。ボーイズライクな服を軸に、
流行や年齢に見合った小物をアレンジしています。

はっ!板谷さんも、軸は持ちながらも「流行」を意識されてるんだ〜!
これ、3年後くらいにパクって言おう!
「シンプルな服を軸に、流行や年齢に見合った小物をアレンジしています。」
もちろんドヤ顔で。
でも、マジでその路線が正しい気がします。

さらに、「年齢に見合った」というのも納得。
「美魔女」と対極にあるような。
今、不自然に頑張ることが、なんか違うって思われ始めている気がする。

そしてお次はこちら、売れっ子スタイリスト地曳 いく子さん。
=アパレル業界からお金を貰って仕事をしている人。
=アパレル業界の不利益になるような事は言えない人。

ということを、重々理解しつつ。

この本は全体として、今は「トレンドよりスタイル」なのよ、と言ってます。
流行(トレンド)を追うよりスタイルを持つことが、今の流行なんだな、
スタイルを持つためのアイテムがトレンドになるんだな、
なんて、やはり穿ったことを考えてしまいますが。

2015.06.02 (Tue)
服を買うなら捨てなさい★これは良本☆流行ではなくスタイルを!

その中で、流行についての記述が、とても納得の行くものでした。

流行のアイテムには、時代の空気がパッケージされています。
今という時代にシンクロして生きるフレッシュな女性であり続けるためには、
やはり積極的に取り入れたいもの。

・・・・それは否定できない。そうなんですよね・・・。

昔は流行の数が少なかったのですが、今はいろんなものが沢山同時に流行る時代です。しかもサイクルも速くなっていて、3ヶ月もすればすぐまた新しい流行がやって来る状態なのです。

だから、自分に合うものだけを取り入れて、ガンガン使い倒して行けば良いと。
なるほどね、そうだよね!

さらに、ネットでふと目にした流行についての一言。

「流行に流されない」というのはお洒落上級者のやる事なのです。
流行にはある程度流されておいた方が楽。

ファッション科学者サトーの服飾科学 for men

あぁ、それ、すごく納得できます。
繰り返しますが、
ま、こずちゃん、流行の力を借りなくても超オシャレ美人ならいいけどさ。

最後は、パーマネントエイジのお姉様!

2014.02.12 (Wed)
「毎日の大人服」Permanent Age:おしゃれの教科書

時代が変われば肩幅も丈も襟の形もわずかに変わる・・・
ほんの小さな差の中に”今”が見える。

一生ものなんてない、というところの文章ですが、
そう、そういったシルエットにも時代が反映され、
それが「今という時代にシンクロして生きるフレッシュな女性」をつくるんですね。

櫻田の理想の女性のキーワードは、
先日のコラージュ会で「凛」だなと思ったけれど、
それは、枯れ枝のようにちょっと曲げたらポキッと折れるようなものではなく、
青竹のように、強く真っすぐでいながら、しなやかに風になびくような、
そんな女性な、そんな凛として時雨・・・いや、凛とした女性!

ここしばらく雑誌は買わないようにって思っていたけれど、
先日のコラージュ会の準備もあって、雑誌をわーっと買ってみました。
立ち読みもしながら思ったことは、ドマーニに勢いがないこと、かな。。。
がんばり過ぎちゃった感を感じたりします。

ちなみに、発行部数はこちらで一覧が見られます。
昔は10万部越えてたんだな・・・。

Marisolとか、BAILAとか、Oggiとか、路線変更したClassyとかは、
リアルな感じで、流行に楽しく流されることを良しとして、ハウツーも満載。
チャラチャラしてるとも言えるけど、明るく親しみやすい感じ。

Domaniは、モードっぽい特集もあるけど、モード誌まではいかないし、
カッコいいけど、そういうのリアルじゃないな・・・というのがあったり。
さらに、流行との距離が真面目過ぎるとか、なんていうか・・・
「キャリア」っぽい女性像は、時代からズレちゃったのかな・・。
櫻田が歳をとったからかなと思ったけど、発行部数が物語っているとも・・・。

昔はDomani大好きだったし、こう、芯のある女性!的な感じ好きだったし、
なんとなく、Vingtaine ヴァンテーヌを思い出してしまいます。
内容というより、いいものだったのにその時代からズレちゃったのかもしれない感が。

#エビちゃんの表紙はサプライズだけど、しっくり来なくて・・・。
#でもそれは「変わらなきゃ」「賭け」という雑誌の意気込みなんだとも感じてみたり。
#ゆえに期待してますっ!!!今月号はまだ見てないわっ!

「時代の空気感」みたいなものって、大切なのかもって思う今日この頃です。

それはきっと、今を楽しむこと。

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