去年買っていたレース生地を、ようやくスカートに仕立てることができて嬉しい、櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
じゃんっ!
ちょっとさ・・・かわいくない?この感じっ!
スイングしながら撮影しながら、ニヤニヤ。
日暮里で一目惚れした生地
黒に近いネイビーと、赤みの強いブラウンの、2色のレース生地は、
1.5Mくらい買って、2,000円くらいだった♪
裏地の色で迷いまくって、
結局地味なブラウンに・・・右の明るい色でも良かったかなぁ。
型紙なし・直接裁断・ダーツなし
しかし、ここからが長かった・・・・この裾の美しさを活かすために「裾は直線」で、どんなスカートが作れるだろう・・・
・フレアなら8枚ハギにするとか
・タイト目なラップスカートにするとか
駅ビル系のショップを、レーススカートだけ見て回ったり・・・たどり着いたのは、友の会の方ご愛用ブランド。
ここのブランドのスカートのラインは、本当に美しくて、凝っていて、ずっと眺めていたら、こちらのスカートに出会いまして。
she Tokyo:Lauren lace green
(教えてくださって、ありがとうございます!)
これだ!これなら、裾が一直線で、フレアで、シンプルで、スッキリしてて、超好み!
ということですが、現物を持ってるワケでもなく、型紙もないまま、じょきじょき直接裁断いたしました。
広げるとこんなふうな「富士山型」です。
普通にしているとフレア部分が横に溜まって、前から見ると、わりとタイト目なスタイルに。
SHE Tokyoのスカートとは、ドレープの入り方が違って、素材のハリ感とか、裏地の付け方とか、そもそもこんな単純な富士山型ではなく、パタンナーの方の技術が駆使されたものなのだろう!さすがだなぁ。
とにかく「ボリュームを抑えた」感じで、でも、フレア、っていうのが達成できて、大満足でございます。
ぼやき:腰回りの余裕がムダにあるので、ダーツを入れた方が良かったなぁ。
スカートはゴム入りがいい・でも目立たせたくはない
最近、スカートづくりで拘っているのが「後ろはゴム入り」にすること。
いやだって、絶対着心地いいし、トップスインの時のおさまりもいい。
実際、she TOKYOのスカートも、後ろに隠しゴムが仕込んでありました。
で、前はグログランテープと接着芯を貼って補強し、後ろはグログランテープの中に平ゴムを通しましたが、この仕組みを考えるのに相当時間かかった・・・。
左にファスナーが付いているので、この写真↓だと、左が前で、右が後ろ。
コンシールファスナー付けも、なかなか慣れて来ました。
バイヤステープでの縫い代処理、頑張りました♪
難関ばかりの作品でしたが、最難関は以前も愚痴らせて頂いた、バイヤステープでの縫い代処理。
・ソーイング日記~むらかみゆうこさんの絶版本を返品手続き中(涙)&バイアステープで苦戦した話
裏地でバイヤステープを作りましたが、それがほんと、大変だった。
ラインもイマイチまっすぐではないが・・・。
何度もやり直したり、レースでほどきにくいのに、ほどいたり・・・。
こうやって、少しずつソーイングの腕が上達していっているものと信じたい。
写真じゃ分からない大反省点・・・左右の丈が違う?
裾がスカラップになっているので、そのどこの部分で終わりになるかで、長さが変わってしまうんですね。
向かって右が長くなり、左はちょっと短め。
この富士山型の両端のカーブをどれくらいの角度にするか、ちょっと切っては仮縫いして試着して、また切っては待ち針でとめては試着して・・とやっていたので、かなり怪しいカーブになってました。
これからソーイングをすすめて行く中で、柄合わせとか、こういう細かい点も丁寧に作って、完成度を上げて行きたい!
独学なので、一度プロに習ってみたいな~できれば製図からっ!
ちなみに、裏地が厚いので、暑くて夏は着たくない感じです・・・9月下旬頃から、ネイビーやブラウンのTシャツに合わせたりして、晩夏~秋のコーディネートに登場させたいと思っています!
でも、早く着たいから、無理やり着ようかな(笑)