今日の櫻田

改めて自分の好きなテイストを象徴するモノ〜ジノリのお皿・ミュージオホワイト〜

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最も愛した雑誌はヴァンテーヌのアラフォー櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

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ヴァンテーヌと言えば光野桃さんですが、彼女の著書「贅沢スタイル」のこの文章はいつも胸にあります。

ファッションもインテリアも、つきつめれば「自分がどう生きるか」ということを形にしたものである。

人は10歳まで育った環境から一生逃れられないという説がある。それだけ環境が人を作るということだろう。だとしたら、外に出て行く時ばかりおしゃれしてもだめなのだ。自分らしいインテリアに住んで初めて、おしゃれも背景をもつといえるのではないだろうか。

彼女自身とインテリア。そのイメージは揺るぎなく一致していたのである。

そう、だから「自分がどう生きるか」が明確になればなるほど、自分が選ぶ全てものは、統一感が取れて来るはず。

で、バラバラだったものが、最近少しずつだけれど、統一感が出て来たように思っています。

それは、この企画で、自分の生き方について、超具体的に考えるようになったのが一番大きいです。考え過ぎて辛かったくらいで(笑)

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こういう企画も、あったな。

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そして、ファッションだけに限らず、何を買うにも何をするにも「すごく吟味」するようになったので(ブログに書くというプレッシャーもあり)、自ずと自分の好きが煎じ詰められたようなモノが集まって来るようになったと思っています。

自宅にはまだ「なんでこれ買ったんだろう・・・」っていうのが一杯あるけど。

あ、こんどそういうモノの特集してみようかな。

話はそれましたが、一番自分の好きが煎じ詰められた、象徴のようなモノってないかなぁと思っていたら、これだと。

ginori1.jpg

リムのラインの控えめなエレガントが美しい、リチャード・ジノリのお皿です。ミュージオ(ムゼオ)ホワイトというシリーズ。

ジノリは「ベッキオ・ホワイト」↓ というシリーズが一番人気があるのですが、これは好みではなくて。

これは骨格ウェーブの人に似合いそうな(笑:いやお皿は関係ないと思うけど)繊細な感じ。

ミュージオ(ムゼオ)ホワイトは、シンプルなデザインながらも、凛とした美しさがある。

ginori2.jpg

他のどのお皿よりも、何よりも、自分の好きが一番凝縮されていると思います。

・シンプル
・上品
・控えめなエレガント

さらに、

・過剰ではない
・シンプル過ぎない
・堅苦しくない

でも、

・どこか凛とした主張がある

そんなジノリのお皿のイメージで、洋服を選び、インテリアを選び、人生も選びたい・・・って、こんな美しい人生って!

まあ、現状の櫻田さん、シンプルでも上品でもエレガントでもないんですが・・・だからこそ、目指すのさっ。

ちなみにこのお皿に憧れるようになったのは、学生時代?OL時代?とにかく10年以上前。

それは、エメラルドグリーン(秋冬で扱いに困ってるけど)と同じで、そういう意味でも、流行や情報に流されたのではない、自分のコアな部分から出て来た「好き」なはずで、長く信頼できるだろうなって思って納得。

Tim Gunn が「おしゃれメンターを持て」と言うのは、服を買おうか迷った時に「その人なら買うかな?」と考えることで、判断に迷いがなくなり、統一感が出るからだったと思う。

ジノリのお皿と、そこから出て来たキーワードと、カラー計画と、コラージュ(秋冬版、絶賛コラージュ中です)と・・・方向性が定まって来て、「何かを買おうか迷った時の判断材料」が明確になって来ました。

後はアイテムを買うだけ〜って、それがねぇ。

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