前作の試行錯誤があったからこそ(と思い込みたい)、櫻田の好き、自分らしさを開花させ、しかも、洋裁の楽しみも満喫できるような、スペシャルな一着が出来て嬉しかった櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
*2021年3月 12作品目を振り返っています
古い銀幕女優の雰囲気を感じるような、ノスタルジックな一着♪
そして、ボウタイとスタンドカラーを両方楽しめる前後両用。
櫻田天才だわっ!
(実は、ほぼボウタイ後ろで着てるんだけどねw)
製作情報:材料費約1,800円
*材料費に型紙本代は含まれていません
型紙
またまたこの本!ブラウスを縫おう。
前の年に作ったボウタイブラウスの型紙(D-1のVネックブラウスをベースにアレンジ)をさらにアレンジしました。
アレンジ
この時は、毎回デザイン画を描いていました。
前はスタンドカラー・後ろはボウタイ
ボウタイにするか、スタンドカラーにするか、ものすごい迷って、迷いに迷って・・・だったら、前はスタンドカラー、後ろはボウタイで、前後両用にすればいいじゃないか!
スタンドカラーは、今は手放してしまった、この本の、表紙のスタンドカラーを参考にした記憶が。
ボウタイの裏側はこんな感じになっています↓
共布でテープを作って処理しましたが、左右微妙に違ってます・・・テープが足りなくなったり、布がツレてしまったり、何度もやり直してます、えぇ。
カフスはくるみボタン&ループ留め♪
前回のボウタイブラウスの反省点として、ボタン1個だとズレるので、2個にしました。
また、憧れのくるみボタン&ループ留めで、ノスタルジックな雰囲気をアップ!
カフスは「縫ってはほどき、縫い直す。」を繰り返しました。間違えたり、納得いかなかったり。
生地
ポリエステル100%のシャンタン
・1,078円/1m ×2m(だったかな…)
@日暮里パキラさん
資材
・ミシン糸60番黒
・伸び止めテープ
・接着芯
・くるみボタン4個
製作記等ブログ・インスタ
【2021.03.05】ノスタルジックな水玉トップス作成中♪
【2021.03.09】ノスタルジックな水玉トップス完成♪~スタンドカラー&ボウタイ両用~
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【2021.02.28】デザイン決まりました!
【2021.03.03】裁断完了
【2021.03.04】前も後ろも可愛い!
順調に作っているように見えるけど、忘れてるだけで(笑)、もう、3歩歩いて4歩下がるみたいな進捗なのよ(笑)
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ほどくのは、縫うのの3倍くらい時間がかかる・・・
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反省点
完成した時は気づかなかったんだけど、何度か着用しているうちに気づいた反省点。
襟ぐりが割と広すぎて、ボウタイの結び具合によっては、前にかがんだ時に危険だったり、背中がざっくり見えちゃったり、完成が春先だったので寒かったり(笑)
着心地はどうなのか?
そもそもね、このパターンは、前後両用のパターンじゃないのよ。
かなりルーズなシルエットだから、それほど大きな影響はないと思うけれど、前身ごろと後ろ身頃を逆に着れば、ひずみが生まれるワケで。
パターン、生地の性質、裏地やスリット・・・作って、何度も着てみないと、着心地とかって、分からないことが多い。
だから、その着心地や機能性を予想しながら、生地を買ったりパターンを選んで、アレンジして、実際どうだったのかきちんとフィードバックすることで、生地やパターン選びは上達するのだと思います。
そういう意味で、アーカイブを一つ一つおさらいしていくのは、とても良い作業だなと感じています。
コーディネート
圧倒的に、後ろボウタイの、後ろ姿が可愛い!となりました♪
インナーとして着る時は、ボウタイ前!
★
この一着を作って、自分が本当に着たい服がどんな服なのかが、なんとなくつかめて来た気がします。
その軸がしっかりしてくると、トレンドとの距離もおのずと取れて来るし、何より振り回されなくなる。
それは、トレンドだから買う、だけでなく、トレンドだから拒絶する、どちらの意味でも振り回されない、程よい距離。
トレンドや診断も戦略的に取り入れた、自分軸のおしゃれができるようになったら、最強です♪
無駄な出費が減るしね。