自分で言っておきながら、ラブリーって何?と、若干戸惑う櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
いやー、長い間、ラブリーなんかとは縁遠い生き方をして来たもので…可愛い服はここ数年の、ラブリー初心者です。
でも、今回のサマードレスは、ラブリーという言葉がぴったり!
ラブリー要素1:ピンク
オレンジも一滴だけ垂らしたような、淡い、はかないピーチピンク。
淡いんですよ、この絶対的に淡い、生地が集まるとようやくピンクだね、って分かる感じの、淡い、はかない、ピンク!
砂糖菓子のような、白っぽい淡さ。
あぁそういえば昔、はかない人に憧れた・・・朝礼でフラッと倒れてみたかった・・・←いや、体弱い人は大変よ
ちょっと大人の引き算
でもね、素材がちょっと大人?要素なの。大人って言うか、クール。
素材はコットンではなく、ナイロンで、ちょっとシャカシャカする、スポーティーな感じもする生地。
めっちゃ蒸れそうなんだけど(笑)、芍薬の花びらみたいな薄さと色味に、どうしても惹かれてしまって。
甘さ非亀、いや、ひかえめのバランスに、キュンとしません?してっ!
ラブリー要素2:ティアード
一段だと、ティアード、じゃない気がするんですけど、ま、いっか。
定義は置いといて、裾をフリルに。
実は、ギャザー寄せるの苦手なんだけど・・・たっぷり寄せて、縫う時に自分を恨みたいと思います。
実は、ちょっとハイウエストなワンピースもいいな、とか、
上半身をフィットさせて、某マリハっぽくするのもいいなとか、
めっちゃくちゃ迷ったんですよ、いつも通り、発狂するくらい迷って(笑)
ただ、素材的に暑苦しそうなのと、フェミニン要素が強すぎるなぁと思ってやめました。
で、マリハのこのタイプも参考にして、一段にすることにしました。
マリハ、可愛いな~。
ウェーブさんに似合う感じで、骨格ストレートが着ると、肩がすごく強調されて、屈強(笑)に見えてしまって諦めました。
ちょっと大人の引き算
はい、繰り返しになりますが、ティアードを一段にしたこと。
マーレットのような、細かいティアードとか可愛すぎるけど、
落ち着いた感じにしたくて、一段にしました。
色がラブリーだし、ね。
ラブリー要素3:くるみボタン
こういう形のシンプルなワンピースは、結構お手頃価格で売ってますよね。
でも、折角手作りなんだからと、ゴチャゴチャデザインを入れたり、盛ったりすると、失敗することが多いよねぇ、
と思いつつ、どこかに櫻田らしさを入れたい・・・
これだ、これだよ櫻田。
肩にくるみボタン3つで、櫻田!?
これをピンクのくるみボタンで・・・ぜぇーーーったいカワイイ!
最初は、よりクラシックな雰囲気が出る「ループ」にしようとしてたんだけど、肩ってわりとドレス全体の重さを担う場所だし、ループって伸びる気がして、後から崩れたり、着てるとズレそう・・・。
ということで、ボタンホールにすることにしました。
うふふ、こういう小さなアレンジが、手作りの醍醐味ですね~♪
ちょっと大人の引き算
それは、ボタンを両肩にしなかったこと!(若干無理やり)
左右対称より、非対称の方が、ちょっと大人っぽさが出る?出ない?
ちなみにこのデザインは、おなじみ、むらかみゆうこさんの本の、
このめちゃくちゃカワイイワンピースの肩のデザイン、お気に入りだったので。
ほんと可愛いよねぇ。
あと、実は肩にリボン乗せようかとも思ってましたが、やり過ぎかなと。
↓オードリーヘップバーンのこの服好き。
型紙は、2020年作成の黒いワンピース
はい、この前着たこれなんですけど、
【2020.08.22】滑り込みでノースリーブマキシワンピ投入★2020夏最後のソーイング
↓作った当初、2020年の写真、なんか、髪型で全然雰囲気違う!
本当に好きな服を着ていると、その感じに、外見も変わっていくってこと?
本当に好きな服着ないでどうする?って感じじゃない?
いやまあ、話それた上に熱弁しちゃったけど、この、シルエットがめちゃくちゃ美しいドレス。
↑こういう微妙なラインが、着た時にとっても美しく見せてくれるんです。
残念ながら絶版の型紙なんですが・・・尊敬する、Mパターン研究所さんの型紙です。
再販して欲しい、この型紙を世に広めたいです(笑)
あと、ノーポケットなんですが、スマホが入るくらいのポケット、付けておきたいよね!
特に真夏は、ジャケット着るワケじゃないし。
面倒だけど、脇の縫い目を使った簡単なポケット、左右に付けようと思います。
ただ、生地が薄すぎるから、ちょっと試しながら。
ということで、糸も買ったし作るぞ!
と思ったら、接着芯の薄いのが在庫切れしてた(笑)
ちなみに布は、パキラさんの特売品で、150cm巾で100円/1Mの生地です!