コーディネート写真の撮影現場をレポ―トします櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
2021年現在の、この写真の撮影ですが、
スマホとシャッターリモコンで、自然光で撮影しています。
カメラ(=スマホ)の置き方等で、スタイル良く見せる方法や(やり過ぎ注意!)、明るくキレイに撮影するための方法など、環境設定的な私的ポイントをまとめ、実例写真を付けました。
2012年に撮影を始めた頃はいろいろヒドかったです~(笑)
なお、インスタの天下一洋裁会2021 18日目のお題です
基本用具と設定
サンダルの置かれた位置に立ち、Bluetoothのシャッターリモコンで撮影します。
もう、明るさ、光が命!です。
窓と反対側にレフ版を設置すれば最高だと思います。
・iphone12Pro(と充電スタンド)
普通の撮影モードで、1倍で撮影しています。
なるべく「明るい」レンズのものを!
・シャッターリモコン(絶対必須)
amazonで送料込329円で買いましたが(こちら)、ダイソーで売ってるの見たことあります。
・PC(本当は鏡が理想)
パソコンはインカメラを起動して、鏡代わりに使っています。
見ながら撮影するのがベストですね。
#スマホはバッハ君のものを借りて撮影
スマホの画面も映しているので、どう撮れているかも同時に確認できます。
スマホの「高さ・角度」
この2つを操ることで、
キャプテン翼(スーパーモデル体型)にも、
↑足が長過ぎで話題になったCDジャケ
アラレちゃん(3頭身)にもなります!
角度は90度くらい
この「消しゴムによる角度調整」が鬼重要です。
では、実際の写真で比べて参ります!
少し前に傾けるように置くと、頭が大きく、足が小さく写ります。
で、消しゴムを入れず、下からあおるような角度で取ると、頭が小さく、足が長く写ります。
スーパーモデル化の方が分かりやすいいってば(笑)
↑はやり過ぎですが、↓くらいにすれば、スタイルの良い人になれます。
ここまではやりませんけど、たまにあおってますよ~キレイに見せたくてついっ!
高さはウエストくらい
長年の経験的に、腰からお腹くらいの位置がベストだと。
なので、机の高さくらいが丁度いいです。
机の下の、ミシンにiPhoneをのっけて、いつもの直角で撮影するとこんな感じ。
いつもより20cmほどですが、高めから撮影すると、頭が少し大きく写るかなと思います。
また、レンズとの距離も大切で、解像度高くクリアに撮影するには、なるべく近づきたい。
ただ、iPhoneのカメラの限界でかなり歪んで来るので、適度な距離感を保った方が良い。
櫻田は、6畳の短い側の距離で、ほぼ壁にべったり、スマホは壁から40cmくらい前に出ている感じです。
実際の撮影写真とポーズ
水色の方は直角だと思いますが、グレージュの方は、若干あおってるかな・・・でも、顔の大きさや各ポジションは一緒だから、ハイウエスト+ヒール効果?
このピンクは、少し顔が小さい気がするので、あおり気味かなと思います。
右の水色は、90度かちょっと前のめりか。
顔の面積が少し違うんですが、分かるでしょうか?
消しゴムの微妙な位置の差(角度)で、結構変わります。
ポーズのレクチャーは、基本他の片に譲りますが・・・
足を前に出し、
ここではやっていませんが、上体を後ろに反るように撮影すると、スマホの位置や角度は変えず、スーパーモデルモードになります。
あと、足をクロスさせるのは定番ですね。足がほっそり見えます。
スマホの角度を変えずにキャプテン翼化するには、足をクロスした上に、背中を壁につくとすごいんですけど、さすがにそれで撮影したものはありませんでした(笑)
とにかくスタイル良く見せたいなら、一度思いっ切ってやってみるといいですよ。
背景と床
背景入りはセンスが必要な上に、後ろをきちんとぼかせる一眼レフが必要かなと思います。
・・・・
ということで室内で白い壁を背景にシンプルに徹しております。
そう、センスがない人がそれらしく見せるには、「シンプル」が一番近道です。
また、下にオフホワイトのラグを敷いているので、レフ版効果と、さらにシンプルな背景化が出来てるかなと。
#ちょっと幅木が見えちゃって失敗
ちなみに、ラグがないとこんな感じ。
別に悪くはないんですが、真っ白の方が好みです。
櫻田が実際に使っているのはこちらです。1,490円です♪
畳んで巻いて、籠の中に入れてます。
洗濯機で気軽に洗えるのもポイントです。
自然光命!
やはり自然光が一番!
自然光の入らない玄関などで、キレイに撮影されている方もいらっしゃるし、ご参考まで。
2015年の蛍光灯下でわりとうまくとれた写真。
肌の色がおかしいですけどね・・・。
直射日光はNG
意図的にならアリですが、基本はレースのカーテンで遮ったやわからい光がベストだと思います。
直射日光だと暗い部分とのコントラストが出過ぎます。
2019年の自然光写真ですが、レースのカーテンを開けて撮影していたか、午後か。
特に、濃い色の場合、一部飛んでしまうし、肌が極端に色白になることも・・。
時間と共に変化する「光の色」
朝一番の光は、青白く写ります。
お昼を過ぎると、冬は特に、オレンジみが強くなって行き、色調補正しにくくなります。
お部屋の窓がどの方角なのか等によっても変わりますが、櫻田のベストは10時前後で、13時過ぎると、床の反射光も強くなって、顔がホラー↓になるのでNGです。
↑午後撮影して床の光が顔に反射してホラーになった例
★
長くなりすぎたので省きますが、この後主に明るさの加工をし、コントラストや色調を調整して、トリミングして仕上げます。
2013年からの撮影の変化
何より「場数」が勝負だと思います。
そして、キセキの一枚が出るまで、何十枚も撮る!
櫻田はだいたい、一回の撮影で30枚~50枚、納得できずに着替えたり、小物を変えたりすると、もっと撮影します。
で、昔の撮影を振り返ってみます。
2013年 室内で鏡を撮影することから始めました。いろいろどうかと思う。
2014年 相変わらずですけど、カメラの位置が少しずつ下がってる?明るくなった。
2015年、カメラの位置もベスポジになり、ポーズ等も上達しています。
カメラの前にも3年。
2018年、自然光に変えて、鏡ではなくリモコンで直接撮影にして、だいぶキレイ撮影できるようになりました。
2021年今に至る
美しい写真を撮って美しくなる♪
狙い過ぎるとやり過ぎ感たっぷりに、
突っ立って撮ればもっさりと、
同じコーディネートでも、撮影次第で全く仕上がりは変わります。
少しでもスタイル良く、自然にキレイに見えるように工夫する努力は、とても大切だと思います。
そうやって、理想の自分を形にしていく中で、美しく見せる方法を学び、理想に近づけていけるから。
モデルさんや女優さんがデビューして美しくなっていく過程を、全て自分でやるようなものです。
櫻田は約10年、そうやって自分を磨いて来ました。
グラビア撮影ごっこしたりしながら(笑顔がカタイ・・・)
★
インスタやブログ、雑誌やTVは、加工だらけの虚像ですよね。
美人加工的なもの?とかはしませんが(したい方はガンガンすればいいと思います!)、櫻田のブログだって、いい所だけ切り、明るく加工してますから、虚像です。
でも、それを揶揄したってしょうがない。
結局、私たちがその虚像の美しさを求めていることの、表れなのだから。
そんなことより、めっちゃ可愛い・美しい写真を撮って、楽しくキレイになりましょ♪