雑誌や広告の「高見え」という言葉に違和感を感じ続けている、櫻田こずえです、皆さまメリークリスマス!
#写真と内容はあまり関係ありません
「高見え」の「見え」って「他人からどう見られるか」ってことで、それって最近何度も出て来てますが、「他人軸」なんですよね、そこがまずひっかかる。
それを着て、自分が嬉しいか、じゃなくて、他人からどう見られるか、が重要。
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いや、おしゃれに他人の視点は大切なんだけど、
・自分を美しく見せたい!
・自分を実際以上に美しく見せたい!←高見えはこっち
っていう、なんか詐欺感があって、後ろめたさを感じるのよ、屁理屈みたいだけど。
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「高見え」って、主に商品を売る側(雑誌やブランド、インスタグラマーやブロガー)が使うと思いますが、
私達が昨今SNSで強化している、虚栄心と劣等感を、同時に煽って来る感じがする。
高いものは良いもの。
ー高いものを持っていると思われたい、持っている人が羨ましい。
安いものはダメなもの。
ー持っていると恥ずかしい、でも予算は限られている。
そこで「高見え」どん。
実際、そういう商品って写真映えしてるだけなことも、多い気がしますが。
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大阪のおばちゃんのね、
「これ、いくらで買ったと思う?」←大阪弁に訳せなかった
「3万円くらい?」
「千円っ(ドヤッ)」
っていうポジティブな「高見えニヤリお買い物上手」は、そこに「自分」が喜びを感じているし、劣等感のかけらも感じない。むしろ自分賛歌!
でも、「高見え」には、後ろめたいニュアンスと「自分」の不在を感じて、ひっかかる。
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「高見え」という言葉に反応してしまうのは、櫻田自身が虚栄心と劣等感を持っているから。
その奥には「自分は良いもの・高いものを身に着ける価値なんかない」という、強い自己否定・自信のなさがある。
これとか→もったいなくて着れない病→「買ったらしっかり着る!」
それに気づいて、克服する過程こそが、このブログなのかな~。
#2016年頃 すごく自分に自信がなかった頃!歯科矯正前
実際さ、美しくて良いものは大抵高いけど、予算は限られてますよね。
だから、安くて質の良い服、つまり「高見え」する服を探すことは、避けては通れない。
#今季のニット4枚とか
結果として同じ服を買ったとしても、価格とクオリティのバランスに「自分」が納得して、堂々と着たい!って思う。
何なら「私がその服を高見えさせるわっ!」くらいの、大阪のおばちゃんに負けない気概で。
だって、一番価値があるのは、洋服ではなく、自分自身だから。
自分軸で行こ!オシャレになるには他人軸?美人になるには自分軸?
笑うと、歯科矯正の保定器具が見えるのも、慣れて来たわ。