春のワードローブ計画を妄想しつつ、久しぶりにヴァンテーヌをめくっている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
20歳頃出会ったヴァンテーヌ
大学生くらいから読み始めた、人生で一番大好きな雑誌なので、こう、原点にかえる、みたいな。
本当に、素晴らしい、伝説の雑誌でしたね、ヴァンテーヌ。
ちなみに、人生で2番目によく買った雑誌は、ドマーニです。
ヴァンテーヌと言えば「考えるおしゃれ」
そうよ、櫻田も昔、20歳だったのよ!
(あたりまえだが)
あぁ、ヴァンテーヌよ!
元編集長でいらした小山裕子さん(歩くヴァンテーヌと呼ばれていたそう)は、今このSNSファストファッション時代に、何を思われるのだろう・・・。
バブル期を経て、モテとか流行という、他人軸アクセル全開の時代に、よくもこんな真面目に自分軸な努力なんて、提案し続けたものだな・・・だから廃orz…
改めて、その哲学書のような文章と、完成された唯一無二の美しい紙面を眺めていると、切なくなります。
あぁ、美しい・・・・
「考えないおしゃれ」の時代にヴァンテーヌの復活を願う
もしも今、ヴァンテーヌが復活したらどんな紙面になるのだろう?
「考えるおしゃれ」じゃなきゃ、ヴァンテーヌじゃないし、しかしやっぱり流行らないだろうな「考えるおしゃれ」なんて。
今はもっぱら「考えないおしゃれ」がウケているのだから。
骨格診断におしゃれの正解を求め、誰かのおススメを買えばおしゃれになれる・・・
でも、そんな時代だからこそ、ヴァンテーヌのような雑誌が、行く手を照らすような、導いてくれるような、美しく厳しい雑誌が、欲しい。
ヴァンテーヌ編集者だった大草直子さんが、最新の著書で「自分軸」を語られてますが、
↓ここで結構読めましたが、とても良かったです←著書を買え
大草直子 自分軸で生きる練習 | mi-mollet(ミモレ)
わ!こんな企画があった!
・いまあらためて、出会う 2020年版「ヴァンテーヌ」のおしゃれ by 大草直子 | mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!
うわぁーっ!ちょっとなんかスタイリングはピンとこないけど・・・。
このミラネーゼな辛口ワードローブみたいなのの、現代版みたい!
まさにラ・フォンタナマジョーレ!
ヴァンテーヌ後期はこういう感じでしたよね。
世の中は、エビちゃん全盛期だったと思うけど・・・2000年代中ごろ?
↓これ今の自分に響くわー。
主観で今これがいい!と思っても、3割の疑問を持つ。
その疑問の裏付けがあってこそ、主観に頼ることができる。
もう、哲学よね、ほんと。
ただの「自分らしさ」だけじゃない、理論の裏付けや、他者目線を持ち合わせたおしゃれ・・・自分軸が全てではない、だからこそ、櫻田が今までたどって来た道のりは、全て無駄じゃなかったなと思う。
あうぅ。。。←むせび泣き
その哲学は、これからのおしゃれを模索する、櫻田の力になってくれるはず。
壁に貼っておこう。
そして、自分自身に手をかけよう、美容院に行こう(笑)
ヴァンテーヌの思い出
「エクリュ」「コニャック」「チャコールグレー」という色の名前を教えてくれたのは、ヴァンテーヌだったなぁ。
光野桃さんの、色彩豊かな、ちょっと昭和の文学を思わせるような描写のエッセイも、とても好きだったなぁ。
他にも、コスメの大高さんや、今夜だけシェフとか。
ラ・フォンタナマジョーレや、フォリフォリ行脚した懐かしいオフ会はこちら。
【2014.05.11】ヴァンテーヌ卒業生達の同窓会★大興奮レポ
20代中頃?フォリフォリの時計してたよ。
こういうぷっくりしたアクセサリー、可愛かったよねぇ。
指輪もしてたーーーっ!
懐かし過ぎてポチりそう(笑)
フォリフォリのごつめのピンキーをするのが私的ブームだったなぁ・・・。
あぁー伊勢丹とか三越(一緒かw)にお買い物行きたくなって来た!!!