洋服を作ってみたい！～初めての洋服づくりで挫折しない4つのポイント・おススメ型紙ブランド～

さて、前回は「夢のような服をいきなり作ろう！」って熱く語っておりました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう！

もう冷静に言うと「本当に着たい服を作ろう！」ってこと！

【前回】「洋服を作ってみたい！」と思った方に伝えたいこと★夢のような服をいきなり作ろう！3つのポイント

１．「技術」ではなく「生地」で実現する
２．切るだけ or カット済の型紙を買う
３．「技術」は「丁寧な作業」で補える！

 

今回はさらに具体的なポイントを。

初めての洋服づくりで挫折しない4つのポイント

型紙や布選びで、洋服づくりの難易度は大きく変わってきます。

自分が本当に着たい服のイメージと、超現実的な「初めて」という技術的壁・・・その中で理想を最大化し、しかし、困難を最小化するためのポイントです。

１．ボタンホール・ファスナーのないデザインを選ぶ

ボタンホールをキレイに作るのって、難しいです（私、今も大嫌いですｗ）

 

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また、ファスナー付けは、初めてだと、ちょっと難しいです。

 

この2つの「服作りの壁」をなるべく回避することがポイントです。

 

ボタンの回避

ブラウスのボタンなら、パチンとはめるだけのスナップボタン（100均にある）で回避したり、

 

ループボタンにすることで、ボタンホールを回避することもできます。

＊ループは共布ではなく、丸ゴムにするとさらに簡単！

 

1つだけのボタンなら、リボンで代用することも可能です。

 

ボトムスのファスナー回避

また、スカートやパンツは、ウエストゴムデザインを選ぶことで回避できますが、

 

ちょっと手作り感とか、部屋着感が出てしまう・・・

そんな時は、後ろだけゴムのデザインなら、手作り感を抑えられます！

 

また、ラップデザインを選べば、おしゃれにファスナー回避できます！

 

 

ファスナー付けは回避したいけど、ファスナー付きのデザインを作りたいなら、こういう手段もあるかもしれません。（やったことないので、あくまでアイディアです。

いっそのことマジックテープ！

 

 

いや、ファスナーやボタンホールがあっても、怯むことはない！

誰かができることなんだから、何度か練習すれば必ずできるっ！

 

２．特殊な生地を避ける

櫻田は、布屋さんで雰囲気で判断します(笑)

・すごく薄い生地
・スケスケの生地
・つるつるすべる生地
・伸びる生地
・ぶ厚い生地
・凹凸のある生地
・固い生地
・ほつれやすい生地
・レース生地

「なんか特殊っぽい」生地(笑)を、なるべく避けます。

特殊な生地は、ミシンで縫いにくく、ズレたりツレたりして、レベルが上がってしまうので。

 

ユザワヤさんなどで、店員さんに相談してみるのもおススメです！

 

３．裏地は付けない

裏地つけは面倒ですし、独特のテクニックも必要で、手間も難易度が上がります。

なので、スカートなら市販のペチコートを穿く仕様に、トップスなら、市販のキャミソールを着る仕様にしましょう！

櫻田も、最初に作ったスカートは裏地なしで作りましたよ♪

 

４．縫い代つき型紙を使う

いろいろ端折りますが、型紙には「縫い代つき」「出来上がり線」2種類のタイプの型紙があります。

出来上がり線の型紙
縫い代を自分で付けて裁断し、出来上がり線にチャコペーパ等で印をつける

縫い代つき型紙←最近はこっちが主流か
縫い代つきの型紙通りに裁断し、出来上がり線で印はつけない

縫い代をつけて切る、なんてカンタンそうに感じますが、初めての洋服づくりで「縫い代を正確に付ける」ことは不可能ってくらい、実は難しいです。

でも、パターン通りに布をカットするだけなら、手間も難易度も、ぐっと下がります。

 

細かい理由は省いて、とにかく縫い代つき型紙をおススメしま～す！

＊いつも床に這いつくばって裁断してます。

 

初めての洋服づくりにおすすめの型紙ブランド

無料の型紙を求めている方もいらっしゃると思いますが、

初めてだからこそ、至れり尽くせりの手順付き、パタンナーがきちんと対価を受けて作っている、美しいシルエットが実現できる、しっかりした型紙をおススメします。

ご紹介するのはどちらも、櫻田が実際に買って作ってみて、分かりやすい手順や美しいシルエットに納得したものです。

MPL

初めての服作りで、本当に着たい服、夢のような服を作りたいなら、MPLシリーズがおすすめです、マジもうこれ一択ってくらい。

Mパターン研究所作成：sunpla|CATALOG
ジャノメ子会社サンプランニング発行：mパターン研究所

・安い
・手に入れやすい（手芸店によく置いてある・amazon/楽天）
・難易度低め
・洗練されたシンプルなデザイン
・切るだけの縫い代つき型紙

 

ボタンホールなし、ファスナーなしデザインが多く、しかしシンプルでシルエットの美しい、品の良いデザインが豊富に揃っています。

↓裏

 

ただ、あまり数が多くないので・・・もう一つご紹介するのが、

Today’s pattern

Today’s pattern | ソーイング向け型紙の通販サイト「ハンドメイド・カンパニーパターン」

縫い代付き型紙で、しかも細かいミシン目が付いているので、正確に簡単にカットできるのも嬉しい。

 

ダボっとした感じで、優しいイメージのデザインが多いですが、トレンドっぽい要素も。

 

櫻田はこちらを購入↓して、

袖口をアレンジしてこのブラウスを作りました。

 

この型紙も可愛い！

 

長くなりすぎたので、次回、この夏におススメの型紙をご紹介しつつ、シンプルなデザインに自分の好きを盛り込むアイディアをば！

 

★

 

お気に入りの手作り服コーデ。

トップスがご紹介したToday’s Patternさんの型紙、ボトムスは適当に作ったものです。

 

櫻田は、洋服づくりを始めてから、自分の本当の「好き」が分かって、それを表現できるようになりました。

おしゃれが断然楽しくなった！

 

「他人軸」から「自分軸」中心に移行できたのは、ソーイングのおかげです。

【2021.11.18】ありのままの自分を許さないのが他人軸～自分軸へレリゴー～