5月に48歳になります櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
年に一度のお誕生日に、お姫様服を作らないで、いつ作るーーーっ!
で、先日作った、ギンガムトレンチ&チュールスカートは、ディオールインスパイアで・・・
そうだ、ディオールって、上品でフェミニン!ディオールを参考にして、お誕生日ドレス作るぞ、1枚か2枚!←2回お誕生日会するのか?
で、ふと思い出した、そういえば都内でディオール展やってて、めっちゃ人気なんだっけ。
クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ | 展覧会 | 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO
・4月末までのチケットは完売、5月分(28日まで)は4月頭に販売開始!
・当日券が若干出るが、10時の開場前には連日売り切れている模様
・通常チケットも当日券も、30分ごとの時間指定券
5月から作り始めたら、21日のお誕生日までに間に合わねぇ!
と、月曜日に思い立って、火曜日に行って来ました!
ということで、わずかに用意されている「当日券」をゲットするべく、2時間並んだって話と、めくるめくドレスの世界を!
3/28 8:30前から並び→10:40にチケ購入(12:00~)
開場の10時前には、当日券は売り切れてしまう上に、ギリギリだと、早い時間指定のチケットから売れるので、午後遅くからのチケットになってしまうよう。
9時半に並んでゲットできても、16時まで待つ・・・とか嫌じゃない?
だから、確実性や効率を考えると、できるだけ早くから並ぶのが正解!と考えました。
8:30:前から並ぶ
10:40:12:00~入場のチケット購入
12:00: から1時間ほど鑑賞
ちなみに、この日の売り切れ状況はこんなでした。
「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展の当日券は9:35現在、開館前から並んでいるお客様の購入列最後尾で本日分(3/28)をすべて販売終了しました。何卒ご了承ください。#Dior #DiorDesignerOfDreams #東京都現代美術館 @DIORJP https://t.co/urHsacB1Vp pic.twitter.com/XgieelS3vq
— 東京都現代美術館 (@MOT_art_museum) March 28, 2023
当日は非常に不安でしたし、雨も降っていてテンション下がりましたが・・・それでも行って本当に良かったです!
これから行かれる方は、これで購入するのが良いと思いますが、恐らく瞬殺だと思います。
#東京都現代美術館 で開催中の「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展の、5月分(5/2~28・会期最終日まで)の予約優先チケット(日時指定) を4/5(水)10:00から販売開始します。#Dior #DiorDesignerOfDreams @DIORJP
⇒ https://t.co/zVzSPhbZju pic.twitter.com/76yMaHB3lx— 東京都現代美術館 (@MOT_art_museum) March 21, 2023
B1F:歴代クリエイティブディレクターの仕事を堪能
一番最初にギャーってなるのは、雑誌やSNSで何度も見た、伝説のバージャケットが、その装いのままに展示されていること!
教科書(何の?)に書いてある「ニュールック」を目の当たりにしつつ。
この、今でも着られそうな、Theoryにありそうな、モダンな服!
でも、しっかりパニエ入ってるよね・・・全体的にほぼパニエ、って感じがしました。
このセットアップも、今、普通に着られそう!
この、テクスチャが美し過ぎる、しかしグレージュという地味色っていう、ドレス!
ベルベットに太いベルト・・・Iラインじゃなくて、ふわっと広がるクラシックさがいい!
あぁ、これも良く見る好きなヤツ!
クリエイティブディレクター、ジョン・ガリアーノ。
歴代クリエイティブディレクターに分けて展示されてました。
ジャンフランコ・フェレの、このボーダー+レースのドレスが、あわわわぁ・・・少女のようで、しかし優雅で、でも、ボーダーがカジュアルで・・・あわわわぁ・・・・あわわわしてばかりでした(笑)
イヴ・サンローランのこのレトロ感のあるワンピが欲しい!
来年の冬は、こういうダブルでレトロなスーツ作ろ!
ここまでは、わりと「着られそう」なものも多くて、
・何色で作ろう?
・素材は何にしよう?
・どんな丈で作ろう?
・袖はこうアレンジしたい!
・あぁ、いつ作ろう?
なんていう妄想をずっとしてました。
で、話題になってた吹き抜けの展示があるんだけど、左の白い矢印のところまでが展示で、そこから上は鏡なんですよ!
次のトワル部屋も、いや、ほとんどの部屋でこういう「鏡」マジックが施されていて、ただただすごい←語彙力
展示の完成度が高すぎて、洋服そのもの以上に、しっかり「映え」を狙って当ててるのがもう!
写真OK含めて、現代のSNS時代にしっかりフィットしていて、クチコミでチケット争奪戦が激化するという状況を作り出していて・・・回顧展と言いながら、今の時代を生き抜く老舗、いやほんと、スゴイです←語彙力
洋裁好きは白いトワル部屋が必見!
一番心に残っているのは、このトワルのお部屋。
超一流のクチュリエ達の仕事を、間近で、すごくリアルに感じることができるんです。
この、線や印、タックやつぎはぎに、何かこう、魂を感じるじゃないですかっ!
うーんと・・・ちゃんとピン刺せるトルソ買おっ!
そして、この手縫いの縫い目。
洋裁始めていなかったら、ただの、白くてきれいな部屋だったと思うけれど、いやもう、よだれ垂れそうでした。
↓負けずに櫻田のトワル
2F:華やかなザ・ドレスたち
煌びやかな世界のセレブリティのドレスコーナー。
そう、狭い部屋も鏡が効果的に使われていて、魔法みたいに広く美しく見える・・・
このギリシャ神殿みたいなドレスもどこかで見たことがある・・・これも作ってみたくなりました。
このドレスは、ウィリアムモリスとか、リバティの可能性を広げてくれました。
なんかこう、リバティ見ると、ほっこりシルエットを想像しがちなのだけれど、こういふうに作るとまた違う表情を見せてくるな、と。
この総レースの白いドレス(ミニチュア)も素敵だったなぁ。
結婚式以外着られなそうだけどさ(笑)
これは、セレブがグラミー賞で着てそうなやつだ!(ミニチュア)
完璧なシルエット、色のレイヤー、刺繍の美しさ!
こういうお姫様Aラインを着たいなぁ・・・いや着るぞ!作るぞ!
とにかくパニエだな。
チュールレースのドレスたち
最近扱ったばかりだった、チュールが気になる気になる!
ベージュの裏地で、薄くて(多分)やわらかめのドットチュールを重ねてるんだけど、チュールがところどころ重なるようにデザインされていて、それが奥行きを作っていて・・・真似できねぇ(笑)
モチーフが中に仕込まれているのも華やか~
チュールのこの、たたみ方っていうか、表情の付け方が凄すぎて・・・普通に重ねただけじゃこの美しさは出ないよな・・・そりゃぁ、世界一のプロ集団なのだから・・・と思いつ
あぅ・・・・←言葉にできない
洋裁的に情報量が多過ぎて、言葉にできないことが多かったです(笑)
ドレスの庭で一番目を引いたのは、この白黒コントラストのドレス!
いくらなんでも着て行くところがなさ過ぎますが、素敵ーーーーーーーーーーっ!
デザイナーの仕事
そうそう、こういうのも展示されてて、ワクワクするんですよ~
こういうのすら、美しいですよね・・・
昔はこういうの作ってたけど・・・また作ろうかな。
↓完成図
で、お土産売り場に、880円のノートがあってね
鉛筆220円で、トータル1,100円のお土産♪
うん、続かないのよ・・・でも、軽いノートだから持ち歩けそうだし、48歳のお誕生日ドレスをデザインしなくては!!
★
興奮して超絶長くなり過ぎたので、ひとまず展示レポで区切らせて頂きます!
で、48歳のドレスはどうする?とか、深く感じたこととか、また次回♪
↓次回