今年のお誕生日ステイでは、洋服のハウツー本を2冊も買ってしまいました。
いい加減この手の本、買うのやめようよーという自分もいつつ。
一冊は前から目をつけてはいたのですが、これは当日の勢いで買いました。
手に取るのさえ躊躇するような、そのコピーと配色!
「その無難な服では稼げません!朝5秒の鏡の魔法」
うほーーーーっ、恥ずかしくて手に取れないよ・・・
と、手に取ってペラペラめくっていて「センスやオシャレは必要ない」
辺りに、なんとなく響くものがあって、お買い上げしちゃいました。
政治家や士業の方々等から一般の方まで、
「装い(見た目)を武器にし、理想の未来を手に入れる方法」
をコンサルティングされているそうです。
ちょうどお誕生日ステイは「理想の未来」に想いを馳せる時間であり、
その理想の未来を手に入れる装いか・・・というのもあって。
・理想の自分の装いで「鏡に映る自分を見る」ことは、
「なりたい私」という役に自然となりきることができ、
望む未来への近道が拓けるのです。
なんだかそれって説得力ある気がしたし、面白そうだなと。
さらに、読んで終わりじゃないワークが付いてるのがポイント高し。
1. コンプレックスとさようなら
2.「なりたい私」を具体化させる(理想の女性の具体化)
3. ビジョンマップの作成(コラージュ的な)
まあ、どっかでやったことのあるワーク感はありますが、
これも改めてやってみたいなー、誰か一緒にやりましょう!
っていう企画をしちゃおうと思ったりもして。
★
何かどこかに「自分にすごく似合う服」があって、それを、
誰かが自分のところに持って来てくれるに違いない、
みたいな、ヘンな感覚があったのを、バシっと否定する内容も爽快で。
自分は何をどう着たいのか、それが未だによく分からない気持ちが、
この本を手に取らせたのだと思います。
■ 自分がどうなりたいのか?それを体現する装いを!
そして、そうなんです、これが櫻田にはずっと欠けていて、
いろんな本にも書いてあって、取り組んでいるものの、
なんかすっきりできていない。
・今日限り「おしゃれ」を終らせて下さい
・服を似合う似合わないだけで判断するのは、もうやめましょう。
「おしゃれ」も「似合う似合わない」も違うと。
・大切なのは、打ち出したいイメージと見た目の一貫性
・どう生きるかを明確にして「自分が着るべき服」を知りましょう。
・あなたが何者かを表現するもの=スタイル
あぁ、そういのなら考えるの好きよ。
2日間かけて、そんなことばっかり考えてたし。
その自分の生き方を、ビジュアルに落とし込むのよね、えぇ。
・「3年後に思い描く自分像にぴったりな服」には、あなたを成長させてくれる力が秘められています。
そうか、そういう服ね、どんな服だろう。
そんなことを、真剣に考える時間とか、皆で持てたら楽しいんじゃないかなって。
■ いろんなヒントが詰まった本でした
・着回しやコーディネートといった言葉に惑わされている
・服は10セットあれば十分。着回しの必要はなし!
「着回し・着こなし」ということが、櫻田はとっても苦手です。
だから、苦手なことはしなければいいんじゃないかって思って。
10セット毎シーズン決めたら、それで回せばいいんじゃないかって。
あ、ハイクオリティな小物の重要性も言ってました。
・楽な服装をしてウォーキングを練習するよりも、怠惰を許さない素敵な服を着て日常生活を送るほうが、ずっとずっと歩き方も振る舞いも美しくなります。
平日はフリーランスながらも「出勤」しているので、
場の力も働いてそれなりの格好ができているけれど、
櫻田、土日もそれなりの格好をせねば・・・と常々思って・・
思ってるだけぢゃだめぢゃんっ!
・無難な服は無難な人生しか引き寄せません
あぁ、それ、そうだと思う。
どうせ一回こっきりの人生なんだから、
自分らしさを主張して生きようじゃないの!
・賞味期限の長い良質のものは、その人の精神を育て、
人間性をより良いステージに導いてくれる力を持っている。
何でも高級品を買えばいいって訳じゃないけど、
それはやっぱり一理ある気がするんですよね。
・流行や人目に翻弄されることのなに服選びの基準を手に入れて、
あなただけのスタイルを確立させてください。
って言うのも正しいんだけど、
流行は上手に取り入れましょう、
お買い物は高級ブランド店のトレンドチェックから。
みたいなことも書いてあって、それも正しい。
まあ、そうなんだよね。
振り回されない軸を持ちながら、トレンドはやっぱり大切なのだろう。
ある程度トレンドや流行を意識した方がいいかと改めて思う40歳初夏。
あと2冊、レビュー続きます。
それが終ったら、改めてワークをやりたいと思います。
どなたかおつきあいしてくださいね♪
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それにしてもこのタイトルや帯も含めた派手な女子配色。
出版社の担当者さんと、売れるためにすっごい考えたんだろうなぁ。
タイトルや装丁は、本にとっての「見た目」な訳であり。