カサンドラさん、すいか三号さん、 鶴乃愛梨さんが過去にコメントに書いて下さって、
改めて、光野桃さんの本を読みました。
ヴァンテーヌファンなので、もちろん光野さんのことは知っていたのですが、
その著書を本で読んだことはありませんでした。
なぜならイタリア人マダムを褒めているらしい、と聞いて、
「イタリア人素敵ー!日本人ダメーっ!」ていう、典型的な外国かぶれかな?
とヒドイ誤解、勝手な推測をしたから、ということをここで自白しておきます。
光野桃さん、ごめんなさい・・・
あぁ、なぜ早く読まなかったのだろう!
このブログを書き始めた頃に読むべきだった!
いや、もっと昔に読んでいれば・・・
いや、いやいや、あの頃読んでも響かなかったのだ。
実際、ヴァンテーヌの連載に少しは目を通していたはずだから・・
今出会ったからこそ、真剣にファッションに取り組んでいる今だからこそ、
熱く伝わって来るモノがあるのだと思います。
櫻田が今感じ、悩んでいることを、
#舞台がイタリアだったり、ファッション業界だったり華やかですが、
光野さんも悩んでいらしたのね!
#えぇ、ゼロが一桁か二桁違う世界で!←卑屈になるな
初期代表2作が一冊になったお得な本を買いまして、
タイトルに惹かれて「私のスタイルを探して」を先に読みました。
そして、あぁ、なぜ早く読まなかった・・・(13行前に戻る)
■ 「私のスタイルを探して」内容の超要約+感想
オシャレな人にはその人独自の「スタイル」があり、
自分はそのスタイルを確立していなかったために、
ファッションでずっと悩み続けて来た。
「スタイル」は外見のバランスも大切だが、
その人の内面をファッションに反映させ、
自分をどう見せたいか、という自己表現でもある。
だから、自分の内面を知り、外見を把握し、
将来の展望及び願望を把握することが「スタイル」を作るために必要なのだ。
で、その「スタイル」の作り方法を、ご自身の華麗な実例を交えて事細かに説明。
取り立てて目新しいことはないが、実例豊富で、取り組みやすく適度に体系化されている。
さらに「スタイル」づくりに役立つイタリアマダム小話や、
ご自身の失敗例、気づきを得た瞬間等を紹介。
読んでいて、ワクワク、私も「スタイル」作りをやってみたい!と思わせてくれます。
■ 胸に刺さった光野桃さんの言葉達
自分自身の問題なのだということに、その時、私はまだ気づいていなかった。
ファッションは、自分自身の問題、自分自身の生き方の問題だと、
何度言われても、表面的なものに流されてしまう自分・・・
初めてそれは「スタイル」というものになるのである。
自分の内面を知り、外見を把握し、その接点に似合う服がある。
それを見つけ出すための方法を、今回できるだけたくさん書いた。
ともすると上から目線になりそうな内容と、ご自身のバックグラウンドなのですが、
そういった嫌らしさを感じさせず、むしろ愛を感じました。
それは、ご自身の失敗や悩んだ日々を赤裸々に書かれていること、
そして、スゴミすら感じる程の「ファッションは人に何ができるのか?」を探求する情熱、
さらに、迷える子羊への暖かい眼差しが感じられるからだと思います。
自分をどう表現したいかということなのだ。
スタイルとは、自分を探し当てることだった。
うーん、櫻田は自分をどう表現したいんだろう・・・ここはじっくり掘り下げたいなぁ。
ただ何となく周りに流され欠点を気にしながらチマチマ着る、
というおしゃれをしている限りは、スタイルを手に入れることもなく、
自分の魅力をおおらかに表現することができずに終わってしまうだろう。
痛い・・・アイタタタ・・・・非常に痛い!
いやよ、自分の魅力をおおらかに表現せずに人生を終えたくないわっ!
■ 私のスタイルを作る
という作業が細かく書かれていたので、櫻田的にまとめ&取捨選択してみました。
1) 自己分析
内面:自分の性格を、育った環境、能力、可能性、
ものごとの考え方等の視点から10個書き出してみる。
外見:自分の外見について箇条書きしてみる(これは骨格診断が役に立つわ!)
詳しく項目が挙げられているので、書き出しやすいと思います。
2) 将来の展望及び願望の具体化
内面:展望や願望=人生設計をビジュアルで頭の中に描いてみる。
(これはお誕生日ノートのビジュアル化かな)
外見:気に入った写真のスクラップをし、そこから好きの傾向を読み取る。
どんな女性になりたいかという視点
=将来どうなりたいのかという展望や願望の見える化
3) 実際のスタイル作り
ワードローブから自分を表現し、かつ、外見とのバランスの取れたスタイルを作る。
季節を考えない、今のアイテムで最高の一揃えを作ってみよう!
4) よきモニターを持つ
ぐふふっ。櫻田には皆さまがいるわっ♪
そのスタイルをブログにアップ♪
★
Timも己を良く知り、ユニフォーム(スタイルってことかな)を作れと言っているし、
自分自身どうしたいのか?自分とはどういう人間か?を考えろと言う、
七江 亜紀さんの著書を思い出します。
ファッション賢者は、同じ視点を持っているんだなと思いました。
少しずつ、光野さんの著書の言葉を、自分にしみこませて、
そして、スタイル作りを進めて行きたいと思っています。
光野さんの著書をすすめて下さった皆さま、ありがとうございました★