隣りの若い女の子は、ステラ・マッカートニーのチェーンのついたお財布をテーブルの上に置いて、気だるそうにPCに向かって作業をしていた。
フェルト素材でつばの短い黒い帽子をかぶり、
そこから少し出ている短い髪は、金髪に近くて、ロックな感じ。
オシャレなコンビネゾンっぽい服に、ハードな黒い革靴。
ちょっと大きめの、ナイロン素材のモードっぽいコートを椅子にかけ、
mac book airで、Photoshopを操りながら、何かデザインしている。
そんな彼女のスタイルに、ステラのお財布が良く似合っていた。
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反対側の女性は、ルイヴィトンのモノグラムのお財布をテーブルの上に置いていた。
椅子にはモンクレールのダウンコート、プラダのバッグ。
タイトスカートに、ニットはデザイナーものっぽい素材の良さそうな、
少し派手な感じの濃いピンクのぴったりとしたニットで、
レイヤーを入れたロングヘアはには巻きが入っていた。
マウスの色もフューシャピンク。
そんな彼女のスタイルに、白地にカラフルなモノグラムのお財布は調和していた。
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洋服のスタイルはどちら好みではないけれど、
持物とか着ているもの、そして恐らく性格やお仕事まで、
何か一貫性があって、さらに、それがとてもはっきりと伝わって来て、
そしてそのお財布がその人のキャラや価値観を象徴していて、
それって、すごいなぁ、櫻田もそうでありたいなと思いながら、
東急ハンズで買った自分のペンケース財布を見つめる、火曜日の昼下がりでした。
先日お財布を買いに行ったけど、結局買えませんでした←いい加減にしなさい
