ワードローブに「レトロ感」を注入したい櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
「昭和感」と紙一重なのが常に恐怖だけど(笑)
さて、構想1週間、ようやく製作に取り掛かっている次作は、ツイードのトップスです。
今回も自分の「好き」をてんこ盛りにしてみました。
去年買った、黒いサマーツイードを使おうと。
イメージを膨らませながら、トルソにピンで巻き付けて、妄想を形にしてみます。
なんだけど、妄想通りの型紙なんてないんですよね。
ということで、去年こちらの本から作った白いノースリーブのトップスに、
↓こちらの本の、スタンドカラーとぺプラムの型紙を、無理やり合体させるという作戦に落ち着きました。
まあ、ここまで来るのに1週間考えたよね・・・。
そして、いろいろな本やら既製服やらも参考にして、型紙作成。
で、型紙を起こしてみたものの、ギリッギリの尺しかない高めのツイード。
失敗は許されないし、めちゃくちゃほどきにくそうで、お得意の「縫ってはほどいて、理想に近づけて行く」という作戦も通じない。
ということで、余っていた布で仮に作ってみました。
なんだか、子供の発表会のワンピースに見えるんだけど(笑)
正直、ペプラムがイマイチな気がして、なくしてしまおうかと思ったんですが・・・最初参考にしていた、ANAYIのこのトップスみたいに、フリンジでいいじゃないかと。
確かに悪くない、けど、無難というか、それなら買えばいいじゃん(黒はないが)みたいな。
そうだよ、ノーペプラムはシンプルでいいけど、なんか、夢がないんだよ、優等生的で。
後で後悔しても、ここはひとつ「こってり」行こうと、ペプラムアリで続行することにしました。
ソーイングって、全てが自分の思い通りになる(思い通りに完成する保証はないが)代わりに、すべて自分で決めなきゃいけない・・・一個ずつこだわって決めて行く作業は、楽しくもあり、時間がかかり過ぎて、迷い過ぎて、しんどくなる時もあります(笑)
実際着てみて、ペプラムは、気持ちもう少し上からスタートさせて、丈も長めに調整することにしました。
スタンドカラーはかなり理想通りの感じで、満足。
なんかこう、王室感っていうか、皇族感っていうか(笑)
気持ち、もう少しだけ高さを出そうかな~。
袖ぐりの余裕やダーツなど微調整もできて良かった♪
もう一回試着して、修正を確定して、躊躇なく実際の布に着手したいと思います!
ツイードはもう少し分厚いから、ゆとり持たせないとなぁ。
★
これもさ、エバゴス似合いそうでしょ♪
いい加減、製図を学ぶ時が来てるのかもって思うときもあるのですが・・・「正しさ」を求めると、チェロのように辛くなりそうで怖いんだよねぇ。
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あ、土曜日にこの格好で、バッハ君と銀座の「三亀」さんで和食ランチしてきました。
銀座6丁目「三亀」で季節を感じる和食ランチ★落ち着いた老舗料理店はランチがお手頃♪
ロングスカートは、椅子に座った時、裾が床に擦れがちなので、さばく(笑)のが大変です。