美しさは内面からにじみ出るものだ、みたいなの聞くと、ケッって思っていた櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
人を思いやることができる、ていねいなくらしをしている・・・はぁ~っ?
生まれつきの顔のバランスでしょ?それ以外のなんだっつーのよ(怒)
なんだけど、最近は確かに、美しさは内面から出るものだ、って思う。
それは、美しい心とか、そういうキレイごとじゃなくて、こういうことなんだなと。
自己認識→他者認識
三島由紀夫
長野への旅行は、電車とバスで5時間くらいかかるので、本屋で気まぐれに買った本。三島の世俗的な軽い小説が好きで。
夫の周伍が妻の依子を美人に仕立て上げる的な話でね。
周伍のかほどの崇拝のあげく、依子自身も、彼女ほどの美人は類がないと考えるようになった。
こう信じることは、世間が「彼女ほどの美人は類がない」と考えるにいたる近道である。
美しさは内面からにじみ出るのが本当だとしたら、その本意はこれ↑だと思う。
「自分は美しいという自信」がにじみ出る、というのは至極納得がいく。
もちろん、信じ込むだけじゃダメで、具体的な努力も必須なんだけどね。
メーガン・ジー・スタリオン
で、グラミー賞3冠に輝き、オピニオンリーダーとしても超有名な女性ラッパーの、メーガン・ジー・スタリオン(BTSのコラボで知った)
VOGUEを読んでたら、彼女のインタビューがあって、
私が与える印象によって、人の扱いも変わってきます。
私がリスペクトされるとしたら、それは私がそう要求したからです。
自信満々の態度を示せば、相手もこちらを尊重せざるを得なくなります。
メーガンの強さに痺れるぅ・・・
自己認識が、自分の外見に表れ、相手の認識や言動を左右する、という意味で共通するなと。
人を美しくする秘訣
三島由紀夫
さらに「女神」を読み進めていると、三島はこう言っていて、
女を美しくする最大の秘訣
それは毎日毎時、「お前は美人だ」と女にいってきかせ、その徐々たる催眠術の暗示療法で、「私は美しい」と信じ込ませてしまうことである。
子供のときからこいつをやれば、ほとんど成功は疑わない。
#3行目の病的な感じがなんとも好き。
メーガン・ジー・スタリオン
実際、メーガンはこう育てられてきた。
私はいつも家族に最高だって褒められてきて、ずっとそう信じていたから、誰かにけなされても気にならなかった。毎日ママに「あなたはなんて美しくて、すばらしいの!」といわれ続けたら、そう信じるようになるでしょ?
★
毎日鏡に向かって「あなたは美しい」ってやるとか、最高の笑顔で微笑みかけるとか、あながち間違ってないなと。
(ブスコンプレックスの人が、屈折した心を持ったまま、現実的な努力をしないままやり続けると、ブス認識を強化するだけだと思うけど:体験談)
自分が信じる自己認識こそが、現実化するんだな、と。
現実化と言えば、まあ、これ思い出すな・・・20代後半?血気盛んな時に読んだ記憶。
そしてブスの残党・・・断末魔か
去年こんな記事を書いているが、
【2021.05.24】今さら美人とか、どうでもよくなってしまった件
自分の中にはまだ「自分はブスだ」という、幼少期からのネガティブな自己認識の残党がまだいる。
で、絶滅されそうなのを察知したのか、暴動を起こしているような気がします(笑)
断末魔の叫びか、はたまた、絶滅なんてされないぞ宣言か。
髪型をわざわざブスに見えそうな、時代遅れなスタイルにして、自分はやっぱりブスだって確認するというのは、残党の手口なのかもしれない。
この画像作った時に、それを感じたんだよね。
(左は、昔の自分の頭をコラージュ)
最近、悶々と迷走していることは、皆さまご存じかと思いますが、
【2022.01.05】すっぴんの私もOK★くしゃーっとした笑顔に憧れて
↑考え過ぎなのよ、でも、考え尽くさないと前に進めないのよ(笑)
これは最後の総仕上げ、美人になる最終テストなのかな、とか思っている今日この頃です。
キーワードは「あきらめ」かな。
あらゆる病気や不調は、自律神経の乱れから来てるよ。
「あきらめる」と、自律神経が整って前向きに立ち向かうことができるようになるよ。
それを持って「健康をあきらめると健康になる」みたいな逆説的に仕立てた内容です。
美人をあきらめると美人になる?
実は櫻田は、今さら美人とか、どうでもよくなっていないのか?
どうでもよくない自分も受け入れればいいのか?
あ”ーーーーーーーーーーーーーーーーっっ
(すみません、本日は以上です)