Mパターン研究所の信者になりました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
*今日はがっつり洋裁話です。
洋裁を習ったことない初心者ですが、手作り感のない、既製服のような服を作りたい!
*洋裁全くの初めてではなく、何着か作ったけれど、ワンランクレベルアップしたい、的なニュアンスです。
そんな独学初心者の方(櫻田です)に超絶おススメしたいのが、Mパターン研究所さんのWEBサイトから買う型紙です。
作れそうな服ではなく、着たい服の型紙が見つかる!
まずさ、こんなの作れたら、夢みたいじゃない?
市販品のパターンと違い、既製服に近いような、ちょっと難易度の高めのものが多いです。
でも、後述しますが、ちゃんと作れるようになってるんです!
また、本や市販のパターンと比べると、トレンドを素早く反映させられるのも、WEBサイトの強みなのでは、と思います。
本格的な洋服づくりの本って、デザインがイマイチだったりするんですよね・・・
ここなら、作れそうな服、じゃなくて、着たい服が作れます!
購入して送られて来たもの:ワイドカラーコート – MPL
高いけれどその価値はプライスレス!
コートの本とか、1冊2,000円もしないのに、沢山の種類の型紙がついてますよね。
それに比べて、Mパターンさんから購入した、このコートのパターンは、1着分で3,190円+送料(約200円)です。
圧倒的に高い
しかし、値段を上回るメリットがあるんです!
カット済の実物大型紙で気力体力温存!
まずは、床に這いつくばって、型紙を写すことによる体力の消耗(笑)を、最小限に抑えることができます。
それによりストレスも軽減し、体力気力万全の状態で、洋裁のキモとも言える、カット作業に入ることができるんです。
同じく床に這いつくばるので、体力消耗します。
ある年齢を超えたら、やはり、体力や時間はお金で買うべし。
そのメリットはプライスレス!
(洋裁本の場合、キンコーズとかで、大判コピーするのも良いと思います、やったことないけど)
カット済の実物大型紙は「ズレ」を減らす
ズレや歪みが、手作り感を出し、完成度を下げると実感しています。
そして、ズレや歪みは、あらゆる場面で生まれる、型紙・出来上がり線との誤差が積み重なって、大きくなっていきます。
型紙を写してカットする時の「ズレ」を減らす
で、型紙を写す時、そしてその線をカットする時、結構な誤差が生まれると感じます。
カット済の実物大型紙は、その2ステップの誤差をなくすことができ、ズレや歪みを防いでくれます。
そのメリットはめっちゃプライスレス!
ぶ厚いしっかり型紙も「ズレ」を防ぐ
玉ねぎの皮みたいな某VOUGE(アメリカ製)の型紙は衝撃でした。
洋裁初心者あるあるですね(笑)
で、Mパターン研究所さんの型紙は、コピー用紙よりもしっかりしてる感じの厚い型紙です。
そんなぶ厚くなくてもいいんじゃない?って最初思っていたのですが・・・
実際に使ってみると、ウェイトの数が少なくてもズレにくくて、歪みも防げると思うし、ロータリーカッターでの裁断がとてもやりやすかったです。
縫い代込の型紙も「ズレ」を防ぐ
また、縫い合わせた身ごろと襟、身ごろと見返しを縫い合わせる時、どっちが長い!みたいなことになりがちですよね。
それが初めて(笑)ぴたっと決まったのは、市販の「カット済実物大縫い代付き型紙」を使った時でした。
(これはMパターンさんじゃないですが)
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【2021.03.22】グレージュのバルーン袖ブラウス★完成しました♪
縫い代を、きっちりセオリー通りに形作り、正確な幅で付けることができれば、ズレってかなり抑えられるんだと実感。
しかし、洋裁を習っていない初心者が縫い代を適切に付けるのは、結構難しいと感じます。
縫い代付き型紙って、初心者から見ると、時々不思議な形状をしていたりしません?縫って納得するんだけど。
また、裾の見返しを、ちょっと内側にカーブさせるのも、正確にできてなかったり・・・これがきっちり出来ていると、歪みやズレが減り、スッキリ仕上がるんですよね。
ま、勉強して、正確にやればいいだけなんですけど(笑)
洋裁本では実現不可能な「超丁寧な手順書」
この手順書の枚数はスゴイ!
*+3ページは、恐らくパターン共通の作り方ガイド「はじめに」です。
当研究所のお客さんはほとんどが初心者に近いです。
その為に、詳しく書かれた説明書が付いています。これは当研究所オリジナルで、洋裁の本とは違います。
~中略~この説明書を読んで順番通りに進めてきれいに仕上がったという方が多いです。
はい、きれいに仕上がった、その一人です(笑)
で、この手順書が、すっごい、すっごい丁寧、至れり尽くせりなんです!
洋裁のコツを知らない、我ら独学初心者には、うってつけです。
手順一つに、図が2つ以上あったり、細かい説明がめっちゃ丁寧で分かりやすい。
何せ25枚、図解付きで、細かい作業も説明があり、順番も数字が振られています。
きちんと読み込んで進めて行けば、自動的に仕上がる仕組みです。
しかも、ポケットの作り方や、キセの処理の仕方など、部分縫いも事細かに書いてあるので、製作中にググることがほとんどなく、集中して進めることができたし、失敗もいつもより少なかったです。
しかもしかも、まるで洋裁教室で教わるような(教わったことないけど妄想)キレイに仕上げるためのポイントが、事細かに書かれているので、その通りに進めて行くと、ほんとキレイにできるんです!
パターンには、きれいに作れるポイントだけを押えて、できるだけ簡単に作れる方法をまとめたオリジナルの説明書が付いています。
オフィシャルサイト:ABOUT|Mパターン研究所
洋裁ってこう、丁寧にやればやるほどいい!みたいな「ていねい信仰」ってあると感じるんですが、そこはしっかり「合理的に」考えられているところが、素晴らしいです。
洋裁本って、1作品が1,2ページにまとめられていて、代表的なアイテムだけが、ステップバイステップになってるじゃないですか。
だから、手順が飛んだり変わったり、いろんなところめくったり、図が自分の製作物とは違ったり・・・そういうこと一切なし!
初心者には本当にありがたいです。
櫻田的手順書活用法
このボリューミーな手順書を、今回こんな感じで活用しました。
・全部を読み通し、手順を想像してから、製作に入る。
・手順は1歩先も軽くチラ見しながら進める。
・手順書を見えるところに留めながらやる。
(クリップで留めてデスクライトに下げてました)
・重要なところ、忘れがちなところは、あらかじめ蛍光ペンでラインを引く。
裏にキルティング綿のついた、非常にやりにくい生地でしたが、どうにか!
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ということで、習ったことないけど、初心者だけど、ちょっと完成度の高い、既製服みたいな服を作りたい!と思われるなら、Mパターン研究所さんの型紙、超絶おススメです!
オフィシャルサイト:CATALOG|Mパターン研究所
Mパターン研究所さんの、信念は、ブログ?から垣間見ることができます。
オフィシャルサイト:服に関する話|Mパターン研究所
「本当に既製服を上回れるのか」という記事に胸を打たれました。
きちんと哲学や信条のある人の仕事やプロダクトは、やはり素晴らしいです。
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ちなみに、Mパターン研究所さんは、こちらの市販品パターンも作られています。
洋裁店でよく見かけますね、櫻田もいくつか持っています。
もちろん、こちらも詳しい手順&縫い代付き実物大型紙ですが、WEBから直接買うものとは多少異なります。
こちらは1,000円程度とお値段も安く、また、難易度が低いものが多いと思いますが、手順書は小さなものになりますが、やはり懇切丁寧です。
ということで、ご一緒にレッツエンジョイソーイングライフ♡
だいぶアレンジしたけど・・・