今日の櫻田

文豪が愛した「山の上ホテル」クラシックホテル滞在レポ★最高のホスピタリティ・本物のレトロ

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47歳の誕生日は、歴史あるクラシックホテル「山の上ホテル」に滞在しました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

 

本日はホテルレポです。

オフィシャル:コンセプト|山の上ホテル

一休(高級ホテル予約サイト):山の上ホテル

御茶ノ水と神保町の間、神田にある、山の上ホテルさん。

川端康成、三島由紀夫、池波正太郎をはじめ、数多くの作家の方々に愛されたという「文豪ホテル」としても有名です。

 

さて、櫻田の一年の計は、元旦ではなくお誕生日にあります。

ひとりでホテルに泊まって、一年を振り返り、良かったこと、悪かったこと振り返り、大切な人達に感謝をして、そしてちょっと贅沢をして自分をねぎらう時間。

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→最近はあまり「管理」しなくなり、ゆるっと。

 

今年はいつか泊まってみたかった、このクラシックホテル「山の上ホテル」に泊まることにしました。

 

山の上ホテル滞在の感動をサクっと伝えたい

なんだけど、サクっと行かなかった・・・感動が溢れちゃってさ。

クラシックホテル好きはたまらない!本物のレトロ

応接セットは、鬼平犯科帳の池波正太郎先生が使用されていたものだとか!

 

建物としての山の上ホテルは、ハリボテの「レトロ」ではなく、筋金入りの本物のクラシック。

アールデコっぽい、優美なデザインが美しい。

うぉーーーたまらないこの階段!

 

ホテルスタッフの方に「是非最上階から覗き込んでみてください!」と言われて・・・うぉーーーたまらないこの階段!

手すりのペンキ何度も塗り直した感も、うぉーーーたまらないこの階段!

 

外資系ホテルのような、最新で豪華で広くて洗練された・・・そういった華やかさはないんですが、この小さなホテルが、大切に手入れを重ねて維持されて来た歴史が、どんなにお金をかけても醸せない佇まいを作り出していて、すっごい好きです。

 

そして、あれっ?って思うくらい、リアルに古いです(笑)

↑客室のバスルームの扉のペンキの塗り直し具合とか・・・いやもう、こういうの予算の関係で仕方なく維持しているのか、むしろ、コストをかけて古いものを使い続けているのか・・・いずれにしろ、すっごい好きです。

 

丁寧に使い続けるより、「買い替えた方が安い」「面倒くさい」ってなりがちな昨今、大切なことを教えて頂いた気がします。

 

人(サービス)が素晴らしい

↑チェックインカウンター

チェックインの受付から、チェックアウト後に配送を手配して下さったベルスタッフまで、サービスして下さった皆さまの、暖かいホスピタリティが素晴らしかったです。

本当に良い意味でね、キビキビし過ぎていないというか、なんかこう、こっちに緊張させちゃうようなピリピリ感がなくて、あたたかくて丁寧で、絶妙な距離感で、なんかえっと、誤解を恐れずに言えば、純朴な感じすら。

「東京の真中にかういう静かな宿があるとは思わなかった。
設備も清潔を極め、サービスもまだ少し素人っぽい処が実にいい。
ねがはくは、ここが有名になりすぎたり、はやりすぎたりしませんやうに」
三島 由紀夫 コンセプト|山の上ホテルより

 

その理由は・・・バーノンノンで知りましたが(後述)、ホテルがそういったサービスの在り方をとても重視し、山の上ホテルらしさを維持されようとした成果なのだと思いました。

 

帝国ホテル・金沢の加賀屋、そしてこの後伺った銀座レカンで感じるホスピタリティと同じ・・・

そういった「無形の価値」を大切にする、クラシックなホテルやレストランが、この上なく好きです。

 

お誕生日はグランメゾン「銀座レカン」でフレンチを~2022年5月~

 

一輪のバラの花

あとね、お部屋に一輪、バラの花が飾られていたの・・・感動!

 

お花って今の時代、あまり重視されない気がするし、真っ先にコストカットの矛先が向かいそうだけど・・・それを、コロナ禍を潜り抜けて続けていらっしゃるのはスゴイし、その価値を大切にする、山の上ホテルさんのポリシーが好きです。

 

しかも、花瓶の下のクラシックなレースのコースターは、櫻田もそのハンカチを愛用しているレースメーカー「近沢レース」製のオリジナル!

こういうところも、とっても好きです♪

 

↓以前、パーラーに訪れた時に買っちゃいました。

 

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チェックイン後はコーヒーパーラーでパフェを頂きました♪

芸術的な飴細工のデコポン・パフェ♪「山の上ホテル」コーヒーパーラーヒルトップ

↑テーブルの上のランチョンマットも、同じレースなんですよ。

パフェなのに、器がちょっと和風なのもまた素敵です。

 

利用したプランや料金

基本は、オフィシャルサイトで予約するのが、一番安いと思います。

オフィシャルサイト:山の上ホテル HILLTOP HOTEL 御茶ノ水(公式サイト)

 

ただ、一休って最近、サイトをジロジロ見ていると「今から1時間以内に予約すると2,000円オフ」とか出てくるんですよ。ウマイな(笑)

一休(高級ホテル予約サイト):山の上ホテル

タイミング良くそれが出て来て、ポイントも4%分即時消費したので、オフィシャルサイトと同等くらいで予約できたと思います(検証していない)

プラン名:【アーリーサマー】文豪達が愛した朝御飯(1泊朝食付+館内レストラン10%オフチケット)

\18,841[消費税・サービス料込]
プラン料金       : \24,700
ポイント即時利用分   : -\3,859
割引クーポン      : -\2,000

 

ポチるのも、キャンセルとか変更も、一休の方がラクなのもいいです。

一休:山の上ホテル

 

お部屋「スタンダードツイン」の写真

25部屋のみという小さなホテル。

コンセプトルームというお高い豪華なお部屋が3室ありますが、それ以外はこの5種類らしいです。

オフィシャルサイト:客室|宿泊|山の上ホテル より。

 

で、今回は「スタンダードツイン」のお部屋に宿泊しました。

落ち着くーーーっ!

いやほんと、清潔で、きちっとしていて、遠慮なく落ち着いていい感。

 

サイドテーブルの上の、照明のデザインが好きーーー♪

カーペットのグリーンも、クラシカルでとても好き。

 

若干白すぎる壁(笑)

あ、はい、寝間着は浴衣です。

 

今回の目的の半分は「書くこと」だったので、窓際のデスクが嬉しい。

 

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そしてはい、ここで撮影しました、作ったばかりのリトルブラックドレス♪

コーディネート~リトルブラックドレス~

右側の、窓の下のレリーフが、また重厚な雰囲気がして素敵です。

 

バスルームがちょっと狭かったかな・・・ま、お風呂そんなに好きじゃないのでいいんですが。

 

メイク落とし・化粧水・乳液のセットから、基本的なものは全て揃ってます!

 

 

そして・・・ティッシュケースがシルバー?

しかも、HILLTOP HOTEL の刻印入り!

若干引き出しにくいんだけど(笑)、その不便さも含めて気に入りました(笑)

 

そして既出のこの扉の、ペンキの傷み具合と、塗り重ね具合、そしてドアノブのリアルな古さ!

このドアノブを、三島由紀夫氏も回したのかもしれない・・・そう思うとニヤニヤしてくるワケです。

 

バー・ノンノン

今回ちょっと頑張ったのは、ひとりでバーに行ったこと(笑)

緊張したわっ!

 

文豪バーとして、歴史あるバーとして有名です。

 

カウンターのみ、しかもコロナで5組くらいしか座れない感じ。

年季入り過ぎのカウンターや、スツールがカッコイイ。

平日だったのもあり、先客は2組で、落ち着いていました。

 

バーテンダーの方と、クラシックホテルのバーのお話などして、とっても楽しかったです。

少し酔っていたので、話半分で聞いて頂きたいんですが・・・

山の上ホテルさんは、東北の高卒の生徒さんを採用する枠を設定していらっしゃる(過去形かも)、その枠でこのホテルにご就職されたそう。

支配人?創業者の方?が東北にゆかりがあるのかもしれませんが・・・東北の方の持つ純朴な雰囲気を重視されて、みたいなことを仰っていて、すごく合点が行きました。

ホテル専門学校卒業とかの方が間違いなさそうな気がするんだけれど・・・効率以上に、山の上ホテルさんが大切にしてる何かがあるんだ、その何かに私はとても惹かれるんだな、あぁ、それが山の上ホテルさんの良さなんだなって、勝手な妄想して、何かこう、都会に埋もれた宝物を発見したような、そんな嬉しい気持ちになりました。

 

 

ちなみに、他のホテルマンの方から、「バーノンノンに行かれるなら、左端の、池波正太郎先生がいつも座られていた席がおすすめですよ!」と。

そういう気さくなやりとりが、とっても楽しい滞在でした。

そうそう、小さなホテルなので、外出から帰って来ると、顔パスで部屋の鍵渡されるんですよ。

ホテルって、自分の部屋番号忘れちゃうじゃないですか。そういう意味でもありがたかったです。

 

朝食@フレンチレストラン La Vie

洋食か和食か選べるんですが・・・洋食一択!

 

朝なんですが、地下1階の奥まったところにあるレストランなので、朝だけど夜です(笑)

 

 

アメリカンブレックファースト頂きました♪

 

わざわざ朝ごはんだけ食べに来られた方もいらして、朝ごはんが美味しくて有名なんですね!

 

 

納得の美味しさでした!

 

 

ちなみに、クロワッサンが鬼美味しかったです。

 

 

 

山の上ホテル~HILLTOP HOTEL~

 

外資系の華やかなホテルも大好きだけれど、私が本当に求めているのは、こういう歴史あるホテルで、あたたかいサービスを受けることなのかな、と思いました。

 

 

 

あ、でも、本当に気を付けて頂きたいのは「徒歩で来る」ことについて。

 

大通りから入って、坂を上ったところにある「山の上」ホテル・・・その傾斜たるもの、ほんとヤバイです。

↓これは序の口、この後坂が急になっていきます、大した距離じゃないんだど、ヒールだとほんとヤバイ。

 

御茶ノ水駅前の本屋さんに寄ってから来たので、タクシー乗るには短すぎる距離だし歩くか・・と、歩いたのですが、激しく後悔しました(笑)

 

だから、チェックイン前の一杯の冷たいお茶がありがたかった~♪

 

 

一休:山の上ホテル

 

来年はどこに泊まろうかな~♪今からもう、楽しみです!

 

昔のお誕生日ステイ滞在記録:

2021年:ペニンシュラホテル東京滞在レポ
2020年:コロナでお休み
2019年:44歳のお誕生日ステイ(ひとり合宿)@ホテルクラスカ レポ
2018年:クラシックホテルの素晴らしさを堪能★山下公園前ホテルニューグランド
2017年:42歳のお誕生日ステイ2017レポ★インターコンチ@みなとみらい
2016年:41歳のお誕生日ステイ2016レポ★ニューオータニ東京
2015年:40歳のお誕生日ステイ2015レポ★日光金谷ホテル
2014年:お誕生日ステイ2014@パークハイアット東京
2013年:お誕生日ステイ2013@小田原ヒルトン
2012年:恋する毛穴~太陽のRingではなくダイヤのRingが〜@帝国ホテル
2011年:恋する毛穴~Road to Ring4 誕生日~@インターコンチ溜池山王

(最近はホテルレポ中心ですが、2011,12年は「早く結婚したい」って想いがこもってましたねw)

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