久しぶりにUnion Worksに行って参りました、
櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
40歳の誕生日を前に、皆さまからアドバイスを頂いていたロッシのヒールの傷の相談等に。
結論としては、巻き直しはやめたほうが良い、というアドバイスで、
折角持って来て頂いたので・・・と、軽くメンテナンスをしてもらうことにしました。
メンテナンスと言っても、前回と同じように、寄った革を伸ばして接着する程度なので、
それ程見た目は変わらないと思いますが、料金も両足で1,500円程度です。
ということで、いろいろお勉強になった今日のお話しです。
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ヒールは少しでも傷がついたら巻き直しされる方もいらっしゃいますが、
基本的にはあまりオススメしておりません。
と、丁寧にお話しして下さった、イケメン店員さん。
「女性誌でインタビューされてるの見ました!」
なんてお話をしつつ(笑)
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ヒールの巻き直しをする場合、ヒールを本体から外す必要があり、
その時の本体とヒールを留めるネジは、抜き差しした回数だけゆるくなってしまうと。
さらに、ロッシのヒールはとても細くできていてネジ穴を新たに作るのも難しいので、
できるだけ巻き直しをしないことをおすすめはしているとのことでした。
また、どんなに同じようなツヤの黒パテントを使ったとしても、
赤みや青みが微妙に違い、仕上がりは最初の完成品には及ばない。
「いったいこれがヤバいのかどうなのか分からないー」となっている、
オシャレや靴製品の何たるかが分かっていない櫻田にとっては、
「この程度で巻き直しされる方はあまりいらっしゃらないと思います・・・。」
というちょっと困惑した表情が、何よりの安心材料になりました。
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もう3、4回修理やメンテナンスをお願いしているのですが、
行く度に思うのは「自分の基準を持つことが大切」ということです。
櫻田は全然そういうものが持てていないので、
「普通どうなんですか?皆さんどうされてるんですか?」
ってなりがちなんですけど、修理やメンテナンスは、持ち主の基準で行うものであって、
判断はあくまで櫻田がしなきゃいけない。
そういうメンテナンス屋さんとのおつきあいでも、
毎回学ぶことがあったり、自分の足りなさを思い知らされる、櫻田こずえでした。
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この「傷をできるだけしっかりみせよう!」とした画像が良くなかったかな・・
目を凝らして見ないと分からない程度なので。。。特に履いてしまうと全く・・・。
でも、巻き直してこそ!と思われる方もいらっしゃると思いますし、
目立たないからそれでいい、っていう気持ちが美しくないというのもあると思います。
実際、どんな小さな傷でも巻き直しをされる美意識の高い方も、いらっしゃるようですので。
だからこそ、自分の基準を持つことが大切なんだろうなと。
そうじゃないから、櫻田はあたふたしちゃう。情けないなぁ。
でも、おかげさまで沢山のことをロッシから、皆さまから、
メンテナンス屋さんから学ばせて頂いてます。
背伸びして物を買うことで、新しい経験を沢山させてもらってます。
ご心配して下さった皆さま、ありがとうございました!
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一番最初にガリっとやってしまった時に相談したのはUnion Worksさんですが、
張り替えなくてもいいと言われて、その理由を聞けてなかったか、
忘れちゃっていたので、新たに勉強になりました。
メンテナンスって、奥深いですね〜。
先日はメンテナンス用品を揃えてみたり、
2015.02.15 (Sun)靴磨きグッズを揃えました
バッハ君の靴をちょっと良いものに買い直ししつつ、お手入れを頑張ってみたり、
シューシャインイベントに興味を持ってみたり・・・。
靴のメンテナンス修行はこれからものんびり極めて行きたいと思います。
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自分の目指す方向性や、なりたいイメージを靴に託すような、
そんな靴選びやメンテナンスをして行きたいなーと思う櫻田こずえでした。