今日の櫻田

銀閣寺のような美人になりたい

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大阪・京都の後遺症(楽しかったなーと、日常に復帰できない)に悩んでニヤニヤする、
櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

京都旅行記
https://sakuradakozue.com/2014kyoto/

京都は実はそれほど期待していなかったんです・・・そもそも仏閣には何の関心もなく、
予定は、元大阪住まいで京都に20回位は行ったことがあるバッハ君が立ててくれて、
初心者向けのコースを組んで頂きついて行っただけ。

結果、どこの仏閣もお庭も素敵で、すぐにでもまた京都へ行きたいくらいの
京都かぶれになって帰って来たのですが、
今回の京都旅行で一番印象に残り、感動したのが、銀閣寺でした。

私、銀閣寺になりたいの!←勢い余ってちょっとヘンだけど本気

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櫻田の知識は、銀閣寺って壁に銀箔が貼ってあるの?あの黒っぽい建物でしょ?
というレベルだったんですが、

> 東山文化の真髄たる簡素枯淡の美を映す一大山荘

そうそう、その「簡素枯淡の美」的なものにヤラれたんだと思います。

Wikidpeia:東山文化
http://ja.wikipedia.org/wiki/東山文化

> 貴族的・華麗な足利義満の北山文化に対して、幽玄、わび・さびに通じる美意識に支えられていると評される。

そうそう、そのしっとり抑えた感じだけれど、
細部までしっかりと手入れされ、研ぎ澄まされ、瑞々しくて(前夜に雨が降ったからか?)
一つ一つがただその物であってそこにあるだけなんだけど、
一つ一つ感動せずにはいられない、なんだかよく分からないけど、
整っていてミニマムで攻撃的でない控えめな、しかし凛とした美がそこにあって、
ただただ美しくて、わーわーと口を半開きにしながら、その佇まいを感じて来ました。
(ぐだぐだと言葉を重ねても、表現できないこの感動・・・)

こうね、一つとして無駄なものがないの。
そして、全てが何か一つの目的のために、でも、ただ存在してる感じなの!!
(若干自分に酔っているが、適切な語句が思いつかない)
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なんていうの、後れ毛さえ計算されたかのような、
汚さとか嫌らしさとかが全くない、ミニマムなまとめ髪、みたいな。
人工的な整え過ぎた感はないのよ、でも、静謐な佇まいなのよっ!

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銀閣寺の建物そのものというより、その庭園が特にツボだったのだと思います。

ジーパンと黒のタートルネックに、一粒のパールピアス。
それだけで、美しい人、他の人とは違う美人オーラを出す人、のような。
その人は、なぜそんなオーラを出せるのか、その答えがこの庭にあるような気がしました。

・先の先まで、隅の隅まで手入れが行き届いている
・何か一つのイメージに沿っていて、何一つ無駄がない
・それでいて自然で無理が無い

砂利の模様や積み上げられた台は、不自然だけど、
(ちゃんと深い意味やらありますが)
何かこの小宇宙、イメージを先導するようで、
最初は唐突に思うけれど、なんだか妙に納得してしまう不思議な物体。

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どこから見ても、どこを見ても、美しい。
よく手入れをされ、磨き抜かれた贅肉のない身体のような。

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葉の繁る大きな木にも、自然に生い茂ったように見えて、どこか整然としている。
きっと、木の個性を見ながら、全体の中のこの木のポジションを考えながら、
必然性を持って、しっかりと手入れをされているのだろう。

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本当に、特に何かすんごい目玉があるとかじゃないのに、
何かきらびやかな華やかな何かがあるわけじゃないのに、
見る者に、圧倒的な美しさを感じさせる。

すべてが何か一つの目的、テーマに従って、無言のハーモニーを奏でているような。
ただのシンプルとか、ミニマムとかじゃなくて、
何か圧倒する美を、その空間に感じました。

他の仏閣とは全然全く違っていて、そりゃぁ世界遺産よねこれはっ!

私、銀閣寺になりたい!←ちょっと違うけど勢いとしてはこんな感じ
私が目指す美人って、銀閣寺みたいな美人なんだって本気で思いました。

そうそう、櫻田が今まで書いて来た憧れの美人で言えば、
インテリア雑誌に出て来たこの女性が、銀閣寺美人だな。
 
理想の女性をインテリア雑誌の中に見つけました
https://imasarabijin.com/blog-entry-499.html

最新モード服をとっかえひっかえするGiovanna Battagliaさんのようなエディターさんは、
憧れるし、刺激を受けるけど、やっぱり違うかなぁ。

京都、とっても刺激的な場所でした。また行きたい!

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