今日の櫻田

初庭園美術館「1933年の室内装飾」好きな色や素材に出会ったり、ゆっくり考え事したり

記事には広告が含まれています

いつか行ってみたかった庭園美術館に行ってきて、とても豊かな時間を過ごしてご満悦の櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

年に1度の建物公開展♪

東京都庭園美術館:1933年の室内装飾 朝香宮邸をめぐる建築素材と人びと

インテリア好きなので、一度覗いてみたかった!タイミング良く行けて嬉しい♪

えっと、チケットボケてますけど、えぇ、初「学割」使っちゃった♪

そう、ワタクシは44歳の女子大生なのです!180円トクしました。

放送大学-43歳心理学を学ぶ-

さて、庭園美術館は、もともと1933年に竣工した旧朝香宮邸、皇族のお家。

朝香宮家は、久邇宮朝彦親王の第8王子鳩彦王が1906年に創立した宮家です。鳩彦王は、フランスに留学中に交通事故に遭い、看護のため渡欧した允子妃とともに、1925年まで長期滞在することとなりました。図らずもアール・デコの全盛期に滞欧することになったご夫妻は、その様式美に魅せられ、帰国後自邸の建設に当たりアール・デコの精華を積極的に取り入れました。主要な部屋の設計をフランス人装飾美術家アンリ・ラパンに依頼し、日本側では宮内省内匠寮の技師、権藤要吉がその設計に取り組みました。朝香宮邸は、朝香宮ご夫妻の熱意と、日仏のデザイナー、技師、職人が総力を挙げて作り上げた芸術作品と言っても過言ではありません。現在は美術館として使われていますが、フランス直輸入のアール・デコ様式を今日まで正確に留め、昭和初期の東京における文化受容の様相をうかがうことができる貴重な歴史的建造物として、国の重要文化財に指定されています。
東京都庭園美術館:1933年の室内装飾 朝香宮邸をめぐる建築素材と人びと

いやそれがさ、建物自体も、壁やカーテン、家具も全て、美しいのなんのって。

ルネ・ラリックの、櫻田でも見たことあるガラス作品が、普通に置かれていたりして。

で、一番お気に入りになった場所は、こちらの階段登ったところのスペース。

照明の細工とか、木目の感じとか、いいんだけど、一番いいのは、壁の色。

青緑っぽくて、ちょっとくすんだ感じの色が、とても気持ちよく感じて・・。

あ、そういえば、このトップスの色と一緒・・・着てくればよかった・・・好きなのね、この色、私。

この浴室に大感激して飛び込みたくなったのも、色、かもしれません。

細かいタイルの、色の散りばめ方とか、壁やバスタブの素材とか、洗面台のクラシカルな形状、丸み、柔らかさとか。

好き、美しい・・・ほんと、美しい。

グレイッシュなファブリック、左右対称な安定感、窓の下の細工の美しさ・・はうぅ・・ため息。

随所に「日本の職人の手仕事」感が、アール・デコに溶け込んでいて、独特の奥行きを与えていて。

そうそう、最近の「統一しない」「着崩す」ファッションとは全然違うよなぁ、と思いながら見てました。

皇族としての生き方や、役割、そういうものが、インテリアにもファッションにも同じように表現されているわけで。

そして櫻田はどうなんだろう、芯はあるかな?統一感はあるかな?・・・いろいろ考えたり。

ひとりで美術館に来ると、こういう時間が自由に取れるのでいいですね。

さて、今回の展示では「室内を構成する要素―木材や石材、タイル、壁紙、家具など―に焦点を当て」ているそうで、それも「この展示中に絶対来るぞ!」と思った理由。

新宿パークタワー(パークハイアットの入ってるビル)の、インテリア屋のサンプルとか見て回るの、だいっ好きで、で、一番興奮したのは床。

寄木細工のようなこの床、まあ手のかかることしてるなぁ。

そう、もう、全てに職人的な手のかかった美しさが、小さいところから大きなところまで、あちこちに散りばめられていて、かつ、全体として統一した美しさを放っているという。

その建物の中にいられる幸せ。

素敵すぎるサンルーム・・・・相当ハイカラ← だったんだろうなぁ。

と、1時間程度かけてのんびりと見て回った後は、庭園でのんびりPCしながら友人を待ち、

その後、敷地内のレストランでケーキセットを頂きました♪

庭園美術館の後は「レストラン デュ パルク」のティータイムでケーキセットを

9月23日まで開催されているとのことで、3連休にいかがでしょうか!

東京都庭園美術館:1933年の室内装飾 朝香宮邸をめぐる建築素材と人びと

あ、入り口に100円戻ってくる式のコインロッカーがたくさんありました、念の為。

さらに、基本的にほぼ撮影OKでした。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました