その人に似合うおしゃれな服を着ていても、髪型もメイクも決まっていても、
食べ方が汚いとどんな美人でも全て台無しですよね。。
ま、食べ方がきれいなブスと、食べ方が汚い美人と、
自分がどちらかにならなきゃいけないなら、
迷わず食べ方が汚い美人を選びますけどね。
「禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本」の続編だったことは知らず、
そちらから読めばよかったかなと若干後悔しつつ。
美しい人になりたいなりたいーっ♪←ノリが美しくない
★
本屋をうろついていたら「所作」という言葉が目に留まりました。
「禅」については気になっていて。
ぺらぺらとめくったら、とても気持ちよく文章が心に入ってくるので、即買いでした。
所作は、その人のすべてを物語る
あー櫻田、もう白旗・・・ダメだ・・・
38年間で築き上げてきた櫻田こずえの所作は、
どちらかというと、いや、激しく、美しい所作、とはかけ離れた世界・・
美しさより、ウケてなんぼ、笑いを取ってなんぼで生きてきましたから。
その人の人となり→所作に現れる
と言われると、がくっと来るし、もう、どうしようもないやと思うけれど、
所作を美しく正す→その人の人となりが美しくなる
と、逆の方向もまた真と言ってくれるなら、
この本を読んで所作を直せばいいんだ!と、ちょっとやる気になります。
で、どうやって所作を美しく正すんでしょうか?
私が説く「所作」には、厳密なルールはありません。
たったひとつの基準は、「美しいか否か」だけです。
美しければ、それは正しい所作です。
その美しいの基準が人それぞれで良く分からない・・と思っていたら、
しっかりそこは先回りして解説してくれてます。
美しいということは、「誰にとってもこころよいこと」
うーん、なんとなく分かるけど、でも良く分からないような・・・
からこそ、一冊の本になっているわけですが。
日常のいろんなシーンでのあるべき「所作」について説明があります。
その中の一つでも、日常生活で意識するようになれば、
この本を読んだ甲斐があったと言えるんじゃないかなと思います。
★
櫻田がこの本を読んでから意識している所作をご紹介します。
2つだけですし、きちんと実行できているのは後者の1つだけですが。。
両手を使うということも美しい所作につながっています
これは分かりやすいし、実行しやすいですよね。
特に、誰かに何かを渡す時、両手で渡すだけでも美しい。
荷物を持っていて手がふさがっていることが多いけれど、
焦らずさっと置いて、両手で受け渡しの出来る人になりたい。
その一連の作業を、エレガントにこなしたい。
軽く手を合わせて「いただきます」「ごちそうさま」の一拝
まずはランチタイムに必ずやるようにしました。
最初、周りの目線がちょっと気になっちゃいますが・・(笑)
朝夕にも伝播させていこー。
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で、やっぱり「所作」ってなんだろう、
本読んでみないと櫻田の書評じゃ全然分からないし・・
日常すべての動作を、ひとつひとつ丁寧に行う、それだけのことなのです。
お皿を洗う、ドアを開ける、立つ、座る・・・
それをひとつひとつ丁寧に行う、それだけのことが、美しい時間、美しい人をつくると。
最後に一つ、あぁ、そうだよね〜と思ったこと。
いつもどおりに当たり前のことを当たり前にやることが大切
いつもの所作が平常心を取り戻させる
何か辛いことがあったり、ストレスが溜まってイライラしている時。
これが一番効くよな〜って。分かっててもなかなかできないけど。
家に帰って鞄を放り出して、スーツのままでスナック菓子を食べてテレビを見るのではなく、
いつも通り、いや、いつもより丁寧に、洋服を着替えて片付け、
ご飯を丁寧に作って、感謝を込めて頂き、片付け、一杯のお茶を丁寧にいれる。
ひとつひとつの作業に集中することで、イヤなことが忘れられ、
美しい時間が過ごせること間違いなし!(言う程簡単ではないけれど)
次にイライラした時はやってみます。