その表紙の絵の飾り方とか色合いとか、ソファーとクッションとグリーンの感じとか、もう全て自分の部屋にコピペしたくなって結局本を購入した櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
ここにそのまま、上のアート達をを飾りたい〜!きっととってもお高いのだと思うのですが・・・。
amazonで「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」で紹介されて気になり始め、ちょっと本屋さんで立ち読みしたら、その奥村さんの言葉がとても心に響いて買ってしまいました。
毎日の暮らしぶりが透けて見える
その言葉というか文章はこちら。
人は、ただ立っているだけでも
毎日の暮らしぶりさえも、
透けて見せてしまうものです。
沢山の美の専門家が同じ事をおっしゃっているので、美人ブログで何回も書いているのですが、もう、これは絶対的な真実だと思うんです。
ちょっとした仕草や立ち居振る舞いの美しさって、結局のところ、誰も見ていない家で、どう過ごしているのかで決まって来るのだ。
日常の誰にも見られていない、気を張らなくていいようなところで、どれだけ品よくできるかで差がつくのです。
【美人ブログ】「”一生美人”力」齋藤薫★美人は気から・「品のある人、品のない人 」中谷彰宏☆
美しい服を身につけ、キリッと美しく姿勢を保って、表情にも気をつけて、言葉遣いも丁寧にゆっくり喋っていても、「いつも着ている服、誰も見ていない家の中でいつもしている自分の姿勢・いつもしている表情・いつも使っている言葉」が透けて見えるから、その表面上の美しさは違和感を持ってしまう・・・ということは、自分の結婚式で痛い程実感しました。
最近よく思うのは、お手洗いのトイレットペーパーの切り方とか、髪を洗う時の姿勢とか、そういうところが「だらしない」と、急いでいる時、イライラしている時、怒って我を失っている時のような、理性が飛んでいる時に、特にその品のなさが言動に出てしまうんだろうな、ということです。
ということで、背筋を伸ばして髪を洗ってみてます(笑)
自分の「最低」を少し上げることの方が、「最高」(おでかけワンピとか高級バッグとか)を上げるより、人を洗練させる効果は大きいんだと思います。
品のない人は、最高のレベルを上げようとします。
品のある人は、最低のレベルを上げられます。
再び中谷さんの著書ですが、もう、まさにその通りで、だからまずは普段着をアップグレードしないと・・。
おっと美人ブログっぽくなって来てしまいましたが、その、ついついないがしろになってしまう「家での自分」をアップグレードしてくれるのが、インテリアで、やっぱり美人になりたいなら「美人をつくる部屋づくり」は大切だなと思うのです。
ライフスタイル写真&エッセイ本・「アート」という切り口が新鮮
この本は、奥村さんの美し過ぎるご自宅をたっぷりの写真で紹介しながら、衣・食・住・アートについて、センスを磨くコツや考え方についてのエッセイが綴られた本です。
すぐ読み終わりますが、初めての著書ということだけあって、今までの蓄積がギュッと詰まった濃い内容だと思いました。
この手の本を読んでいる方には、すっごい新しい!ということはあまりないと思うのですが、「アート」という視点は新鮮です。
「アートをどうやってインテリアに取り入れるのか」とか「アート全然分からない人のための初めてのアートガイド」みたいな、具体的なところを知りたくなったので、次の著書も期待してます♪
また、奥村さんのサバサバとしていそうなお人柄も、そして女優さんのような美しさも素敵過ぎです。
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一つのトピックでエッセイは見開き一ページ程度にまとめられていますが、その中から気になったフレーズをいくつかご紹介させて下さい。
変なものをなくす
もやもやした空間で暮らしている方におすすめしたいのが、”変なもの”をなくすという考え方です。
何か自分の好みに合わないものとか、頂きものとか、便利だけど無骨なものとか、安いから買ってるだけの消耗品とか、、、櫻田は良く「雑音」と表現しますが、そういうものを減らすって、メイクでも服でもインテリアでも、とても大切だと思っています。
えぇ、まあ、顔もワードローブもインテリアもいまだに雑音だらけだし、雑音になりそうなものをまた買ってしまったりするんですが・・それは・・・
整えることは大切、”その先”がもっと大切
「整ったベースの”その先”について思いを巡らることが大切」
ということに、すごく納得が行きました。どうしたいのかが
変なものをなくそうとする時、それが変なものなのか、変ではないのか、って、”その先”が具体的になっていないとはっきりしないものが沢山ある。
客観的に”変なもの”なんてなくて、それは自分の基準。こんまりさんが言うところの「ときめくもの」なのかそうじゃないのかは、人それぞれなのであり、その基準が明確でなければ本当の意味で「整う」ことはないんだと思います。
メイクなら、メイクでどんな雰囲気を醸したいのか、インテリアなら、どんな部屋でくつろぎたいのか・・・”その先”として「アート」のある暮らし、を考えてみませんか、と。
大好きなロスコは色が強いものが多いので、↑マティスやピカソのシンプルな絵なんていいかなと思ってみたり。っていうか、そういう巨匠系しかアートを知らないから・・・もっとギャラリーとか行ってみたい!と思わせてくれました。
引きの視点
小さいものを飾るとなかなかインテリアが決まらず、自分にはセンスがないと思ってしまいますが、大きいものを取り入れると決まるので自信がつきます。
最近、小さいアイテム(かごやフォトフレーム)を買いながら、これじゃダメなんだよな・・・と思っていて、そんな櫻田に奥村さんが・・
小さいもののほうが気楽だし、簡単だから失敗しないという考え自体が失敗
グサグサグサーーー仰る通りです!
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ということで、カーテンとラグを変えて、壁にかけるアートを探したいと思います!
ご自宅の写真が美し過ぎて、眺めているだけでセンスが良くなったような気分にさせてくれますが、どれだけ実践できるか・・・ですね。