今日の櫻田

ミランダかあちゃんって!?「いつでもおしゃれ」を実現できる幸せなクローゼットの育て方

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とりあえずお名前のインパクトでハートをぐわしっと掴まれた櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

そのセンスが好きーって、ジャケ買いっていうか、名前買い?衝動的にポチりました。

「ミランダかあちゃん」さんは、輪湖もなみさんという方のブログネームでした。

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クローゼットの作り方、コーディネートの仕方の、ファッション指南本です。

手持ちの服を点検・整理しながら、著者独自の「クローゼットマップ」を作ってルール化し、維持・更新していけば、毎日のコーディネートに悩まなくなる、どう組み合わせてもキマるとな!

ということで、クローゼットに悩める子羊なら、もちろんどなたにでもおすすめしたいのですが、特に以下の条件を満たす方へ。

・アラフォー以上
・著者の洋服の趣味がわりと好き
・お仕事をしていて、きちんとした格好をよくする

著者のクローゼットが見本となって、具体例も全て著者の服、著者がモデルで、それ以外の写真はありません。

ノウハウとしては、ある程度普遍的だと思うのですが、ジャケットなどの仕事服は着ない、著者の洋服の趣味が自分と全く違う、カジュアルメイン、バリバリフェミニンだと、例がないのでちょっと使いにくいかなーと思います。

なので、一度書店で手にとってパラパラとめくってみるか、著者のブログで、そのスタイリングを確認してから購入することをおすすめします。

ミランダかあちゃんのスタイルレシピ

品があってモードに寄りすぎない、個性やセンスが素敵で、モデル体型の著者のコーディネート写真を見ているだけでも櫻田は楽しめました(こういうの眺めてるだけで、おしゃれになった気になれる)。

あれ?野宮真貴さん?っていうカットがいくつかありました。

■ グッときた言葉

・やみくもに古いものを断捨離し、毎シーズン新しい服を買っては翌年捨てるというのが、大人としてかっこいい姿なのかと考えると、少々疑問に感じてしまうのです。

「断捨離」って、消費社会にうまく使われているような「いっぱい捨てよう!(=またいっぱい買おう!)」みたいな。それを冷静に捉えていてドキッとさせられ、とても好感が持てました。

・学びながら断捨離しよう

で、これはもう、拍手したくなりました。

・デニム 毎年更新するのをやめるだけでスタイルが作れる

「更新」という言葉で買い替えを煽る雑誌に嫌悪感を感じるので、さすが、今業界にいない方だから言えるのかなと思いました。

でも、膝が出たら買い換えた方がいいな(最近自分のデニムに感じた)・・・ということで、

・服の耐用年数をチェックする

何でも長持ちさせればいいものではないと、判断基準がしっかりしているのもいいです。

・靴やバッグは、良いものを長く大切に

あー・・・これは課題。バッグは特にプチプラでしのいでいるから。

どちらも著者ほど高級品は買い揃えられないな、とは思いますが、自分なりのラインを見つけたいと改めて思いました。

・「何を着るか」よりも「何を着ないか」

・「全身今年買った服」にならないように気をつける

など、他にも付箋をつけた言葉がたくさんある、学びの多い内容です!

でも、こういうおしゃれに見えるテクニックや考え方が、見開き1ページでおしゃれな写真とともに掲載されている・・・だけの薄っぺらい内容ではない!

■ クローゼットマップの法則を実践中

この本のメインコンテツである、著者オリジナル、大人の女性のためのおしゃれ3法則!

・クローゼットマップの法則
・美シルエットの法則
・3/4色法則

詳しくは書けないですけど・・読み応えありますし、全部実践できたら、そりゃぁ、おしゃれになれますでしょ←しろ

迷える子羊にはありがいこれらの法則は、アパレル業界歴16年という著者が、ファッション業界のコツをおいしいとこどりして、一般人のクローゼットに使えるよう変換させた、とのこと。

特に、クローゼットマップの法則の分類方法が、絶妙にざっくりとして感覚的なところが、櫻田にぴったりかも?と、早速実践してますので、またレポしますね。

あまり細かく厳しくシステマチック過ぎると、実際そんなふうにはいかないよね、ってなりがちですが、適度にゆるくていい感じ。

今持っている自分のワードローブ表を、文字ではなく写真で作りたいと思っていたのですが、クローゼットマップの「フォトマップ」が、ちょうどそれだな、と思って、今撮影してます。

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でも、そんなルールとかシステム、だけじゃないっ!

■ 自分のクローゼットと向き合う

この人生の半期決算期に、もう一度自分自身を見つめ、どんなことが好きなのか、どんな人になりたいのか、自分の個性はどこなのか、一度立ち止まって、じっくり自分を研究してみてはいかがでしょうか。

自分のクローゼットと向き合うことで、その答えはきっと導き出されるでしょう。

小林直子さんのような、おしゃれ、の、その先まで導いてくれようとするところが好きです。

【2017.06.06】 わたし史上最高のおしゃれになる!小林直子★おしゃれ指南本で泣かされたのは初めてだ

小林さんの著書↓と、それに従ってクローゼット改革に取り組んだ記事一覧→櫻田史上最高 (21)

小林さんの著書では、メンタル的自己啓発的な部分や、その先のイメージづくりのノウハウに多くのページが割かれていましたが、輪湖さんの著書では、メッセージとして伝える程度で、理想のイメージづくり的部分のノウハウは控えめです。

その分、より具体的で、より現実に即したノウハウにページが割かれています。

小林さんは、理想のイメージ設定がまず重要で、それからクローゼット改革に着手していく感じ。

輪湖さんは、あなたが選んで来た現在のクローゼットの中にこそ、着るべき服のヒントがある、というのが基本スタンス。

また、骨格&カラー診断に懐疑的だったり、クローゼット作りをお料理に例えたり、自分自身をみつめる重要性を書かれていたり、共通点も多々あるなと思いました。

どちらも、真剣にクローゼットと向き合う気持ちがあるなら、おすすめです!

ちなみに「ぎょうざ靴」とか、「断捨離横丁の供養」とか、「お邪魔します1点主義」とかキャッチーなネーミングセンスは、さすが「ミランダかーちゃん」さんです(笑)

楽しく肩肘張らず、頑張り過ぎず、しかし理論はしっかりしていて、さらにビジュアルも楽しめる、素敵な本です!

クローゼットマップができたら、ご紹介しますね。

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