今日の櫻田

「美の宿るところ」藤原美智子★後編:自分が納得する生き方・装い方

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髪のすごく短い自分に毎日違和感を覚えながら、
サルっぽさと私らしさは髪一重?え、サルっぽさこそアイデンティティ?
と鏡に向かって自問自答しております。

来週はメイク濃いめのショートヘアで、いい女を目指してみます。
えぇ、藤原美智子さんの本に感化されて、メイク魂に人生初めて火が着いてます。

で、本日は、藤原さんの読書感想文を書いていたら、
勢い余ってやたら長くなってしまったので、二つに分けてアップさせて下さい、の、その2。

2015.01.21 (Wed)「美の宿るところ」藤原美智子★前編:生き生きとした瞳に宿る

今、この時にこの本に出会えて良かった。

■ 美は「住む部屋」に宿る

今、バッハ家では、今年秋の更新に照準を当てて、引越を検討し始めています。
なので、とってもタイムリー。

著者は住む部屋がその人に与える影響をとても重要視しています。

人間は誰もが最初から「理想の器」を備えているのではなく、その器の大きさに合っていくものだと思っている。

「社長の器」とか「先生の器」とか、そういった職業のことに関して。

取りあえず先に器に入ってしまえば人は自然とその大きさの器に合っていくものだと思う。
部屋も同じで、まずは自分を「なりたい器」にいれてしまう。すると、その空気感は知らず知らずのうちにその人に染み込んでいく。

住む家についても、同じ事、か。
だから、住む部屋は、「少しドキドキ、ワクワクする」ところを選ぶ

理想と今の自分がかけ離れ過ぎていない、ちょっと背伸び程度。
分相応、不相応のことを考えていても、
この、ちょっと背伸び程度、という塩梅、出てくるなぁ。

部屋に合う自分を作るのは一日一日の暮らし方

せっかくなりたい自分にふさわしい、素敵な部屋に住み始めても、
物はゴチャゴチャ、ホコリが溜まって、あまり部屋にいたくない・・とはならないように。
丁寧に暮らすことが、その人の雰囲気を作って行きますよね。

ジャージをはいていると、ジャージが似合う女になっていく

とこんまりさんも言ってます。家も洋服も、またメイクもそうなんだろうな。
サボリメイクをしていれば、サボリメイクが似合う女になっていく。

そんな著者は、

住んでいる部屋とのズレを感じたら引っ越す。

櫻田は家賃と利便性のことばっかり考えている気がする。
現実問題としてそれはとても大切な要素なんだけれど。
家って、住む場所・住む部屋って、人にもの凄く大きな影響を与えてしまうのだろう。

光野桃さんも、そんなことを。

あなたのインテリアはファッションと合っていますか?
自分らしいインテリアに住んで初めて、おしゃれも背景をもつと言えるのではないだろうか。

やっぱり美の伝道師は、同じ真理に行き着くのか。
自分の内面と、外見やインテリアが一致していることは、美人の条件なのかもしれません。

果たして、自分の家、内面、ファッション・・・自分はバラバラだな。
そして、そのバラバラな状態から、どうしていきたいんだろう、どうありたいんだろう。

■ 美は「自分らしい結婚」に宿る

婚活について、ファッションを例にご自身の意見を書かれているのですが、
その、例に挙げられたファッションについて、膝をバンバン叩きまくります。

婚活で一週間のうちに何人もの人に会うのだが、誰がいいのか決められないという人が増えているらしい。

あぁ、それ分かるわ・・・合コンもやり過ぎると・・ってある。
洋服も、あまり見過ぎると、もう何が良いのか分からなくなって来る。
それは、自分の中に基準がないから。

何の考えもなく手当たり次第に買った服を数多く持っていると、却って「着る服がない」「何を着たらいいのかわからない」という減少が起きる。でも、数は少なくとも吟味して買った服がワードローブを占めているらば、そうした現象は起こらない。

えぇ、はい、その通りで・・・。

何かいいものないかなーというお買い物の成功率はやはり低くて、
こういうものが櫻田のこういうイメージのワードローブに欲しい!
という具体的な基準があって、その上でお店を何軒もはしごして、
妥協せずに買ったものは、やはり成功率が高い。

相手に条件を求めるよりも先に、自分はどうしたいのかを知ることが大切だと思うのだ。

そうそう、その成功率を上げるためには、もちろんスペックも大切だけれど、
どんな装いをしたいのかという、明確なイメージが必要。
そうすれば、選択にブレがなくなるはず。

まだまだ、明確なイメージがない。

■ 「空気を纏う」ということ

「空気を纏う」というような言葉が、何度か登場する。

美しく見える、輝いて見えるポイントであって、
そのつかみ所のない「空気」というのは、良く言う「先端」のケアであったり、
着ているものの質感であったり、丁寧で不自然ではない化粧であったり、
外見に手をかけた部分が醸し出す整った美しさもあるのだろうけれど・・・

著者の言う通り、生き方が、その人自身の生き方が滲み出て作るものだと思う。

私は常々、美と生き方は同一線上にあると思っている。

そして、イキイキと生きていると、そのイキイキが滲み出て、美しい空気を作り、
それが何よりその人を美しく見せるのだろう。

美しさというものは持って生まれたものだけではなく、考え方や行動、暮らし方など生き方によって随分と変わっていくということ。

また単に「女性としての美しさ」を求めるだけでなく、自分が納得するような生き方を追求していくと確実に女性は美しくなるこということ。これは抽象論でも何でもなく、具体的なこと、ということを私は今までの自分の体験から確信したのだ。

この文章が一番胸に響きました。
このブログと櫻田の、これまでの経緯をそのまま言い当てられたような気がしました。

まずは外見の一般的客観的な美しさを目指して行動を変え、
少しは美しく変われたかな、という実感がありました。

でも、「これってみんなが思う美人だろう」という基準に、
自分で自分を沿わそうとしていた部分があり、
だんだんと違和感を感じるようになっていったこと。

正に「自分が納得するような生き方・装い方」を、
どこか置いて来てしまったような感じがしていた。

ま、そんな理屈ばっかり、言葉ばっかりじゃ、何も始まらないわ!行動に移さねば!
と、早速新しいメイク道具を買いました。それも記事にしますね。

精神面でも物理面でも、両方から美を後押ししてくれる藤原美智子さんに、
ゆくてを照らして頂いて、よちよちと美人道を歩いていきたいと思います。

ありがとうございます!

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