今日の櫻田

センスを磨く〜雑誌は教科書〜

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おしゃれな格好をしていればセンスがいい、ではなくて、人付き合いとか、話し方とか、時間の使い方とか、お金の使い方とか、自分の生活も含めて全部にセンスのよさが必要です。何かひとつがよくてもだめなのです。だから、センスのよさとは、とどまるところを知らない、バランス感覚なのだと僕は思います。

と、愛しの松浦 弥太郎さんは仰ってます。

美人もセンスの良さなのかもしれない。
(もともと美人顔をしていない人が、どうにか美人っぽくなるためには、です。)

前述の通り、おしゃれな格好をしていればセンスがいい、でもないし、
また、自分の内面とかけ離れた格好をしていれば、
どんなにオシャレでもバランスが悪くセンスが悪いのだろう。

憧れの光野桃さんが仰るように、
「洋服・インテリア・その人自身」のバランスが良いことが、
本当のセンスの良さなんだと思う。

でも、あぁ、センスって、なんだかカゲロウのようだわ・・・と思ってしまう。
選ばれた、限られた人が持っているものか、もしくは、30年くらい掛かる作業・・・

どうやった手っ取り早くセンスよくなれるのかしら?←その発想がセンス悪い

松浦さんの本にはこんな答えが。

・たくさんのものを吸収すること
・経験したことを自分の言葉で伝える

ブログを書くネタ・・・という名目で、沢山のものに触れるようになったし、
皆さまのお陰で、その経験やコメントから沢山の事を吸収させて頂き、
毎日それを言葉で伝えているので、あら、できてるじゃない櫻田さん!

また、

・自分のスタンダードを整理しておく

というのも、パーフェクトワードローブやらで、整理構築してるところだし。

・さらに、何度も繰り返しますが、失敗をいっぱいすることです

あぁ、もう、日常茶飯事よ←自慢するな
偉そうにハンカチ持ってません!とか言ったり、
洋服の組み合わせがヘンなところを、皆さまにご指摘頂いたり・・

うふふ、あたしイケてるわっ。←イケてない・・・

・ふだんから素敵なもの、美しいものを好奇心を持って見つけて、
 よく触れて、真似てみるーそれしかセンスのよくなる方法はありません。

で、ここが一番のポイントなのだと思うのですが、
ふとネットで調べ物をしていて出会った記事に、ピーンと来ました。

> デザイナーがセンスを磨くためにしてること:BFPブログ
http://b-fp.biz/blogデザイナーがセンスを磨くためにしてること/

センスを磨くのは筋トレと同じ!

デザインのセンスを磨くことは、優れた結果を出すために日々体を鍛える筋トレと同じだと考えてます。
「なんかいいなぁ、これ」を実現するためにも、デザイナー自身がそれが一体何なのかを知らないといけません。
とにかく「見て」「感じて」「考えて」「真似て」「身に付ける」の流れです。
「なんかいいなぁ、これ」といデザインを「見て」「感じる」。
そして、何故そう感じたのかを「考える」。
考えた結果、それを仕事で活かせるように「真似て」「身に付ける」。
そうすることで、筋肉がつくようにセンスが磨かれていくと考えてます。

もう、一章全部引用してしまいました、すみません。
松浦さんの仰ることを、もの凄く分かりやすくハウツーにしてくれた、
と感じて、膝を叩きまくったので。

ファッションのことに落とし込んでみると、
ただ雑誌を眺めていても、買い物に行っても、オシャレになれない、
ってことだよなと思いました。

雑誌を見て、いいなと感じるスタイルをピックアップして←ここまでしかやってない
そのスタイルの何が好きなのか、そのスタイルはどこが他と違うのかを考えて、
その「いいと感じる部分」を自分の手持ちアイテムで真似て、
その「いい感じ」を自分のコーディネートで再現できるようにする。

そういうことの繰り返しを自然にできる人が、きっとセンスの良い人なのだろうと。
早速実践して行きたいと思います。とっても手間がかかりそうだけどっ!

さらに、他のこんな記事も。

> デザインセンスについて考える:Den Design Blog
http://dendesign.jp/blog/?p=59

センスとは知識と環境に裏打ちされたインプット量の差、
あとは今回は書いていませんがその実践が必要だと思っています。

この記事のヴィトンのフォントの例が秀逸です。

ふと自分のブログでなんとなく感じていた事、
インプット量、つまり、お勉強も必要だという事を再認識しました。

皆さまがコメント下さる時、

・この服はこういうテイストの服だから、、、
・今のトレンドはこうで、、、
・この丈のトップスはスカート向き、このデザインはパンツ向きだから、、、
・この素材はこういうスタイルに似合うから、、、
・このブランドはサイズ感はこうで、テイストはこうだから、、、

櫻田自身「なんかヘンだな〜似合わないな〜」と感じていたことを、
こういった「ファッションに関する知識」をベースにご指摘下さることが多く、
その知識を持ち合わせない櫻田は、毎回目からウロコなわけです。

ありがたいっ!

そして自分もそれを身につけねば!
そういったファッションの知識があるからこそ、
そのスタイルの何が好きなのか、そのスタイルはどこが他と違うのか、
ということを分析でき、その要素を取り出して再現することができるんですよね。

やみくもに雑誌を眺めていても、一向にオシャレにならない←自分で実践済み
けれど「知識を得よう」「そのスタイルを分析しよう」という目的意識があれば、
雑誌を読むことはとても有用になるに違いない!
もう、雑誌なんて買うのやめようと、最近思っていたので・・・

悪いのは雑誌ではなく、櫻田の読み方ぢゃんーっ!

戦略的に、目的を持って、教科書だと思って、雑誌を読んでみたいと思います!
ぱらぱらめくってるだけじゃテストは赤点。
実際に考えて、手を動かさないと、身に付かないもんね。

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