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2013.11.09 (Sat)

身銭を切って学んだ「大切にすること」の意味

清水の舞台から飛び降りるつもりで、セルジオロッシのハイヒールを買ったのに、
飛び降りた途端にヒールをガリっとやって、
意気消沈でしばらくブログが書けなかった櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

しかし、転んでもタダでは起きない櫻田こずえ、
お直しに靴を出すことで、学びや気づきやトキメキがありましたので、ここにレポします☆
初日にヒールを傷つけて、むしろよかったな位な。いや、言い過ぎか。

セルジオロッシ御足入れの儀☆そして悲劇は起こった
http://imasarabijin2.blog.fc2.com/blog-entry-275.html



三越にお直しに行くつもりだったのですが(会社から近いので)、
ぽんさんから「Union Works」という靴の修理専門店をご紹介頂いたので、行ってみました!

UNION WORKS
http://www.union-works.co.jp/

銀座1丁目にあるそのお店(IDC大塚家具の裏です)は、
こんな素敵な佇まいなのです。ステキ~。

unionworks4.jpg

表から中を覗くと、なんだか「お金持ちだけ入れますけど」的な、
なんだか本格的な、しかしちょこっとだけディズニー的な作られた感も漂う、
ヨーロッパの上流階級向け靴職人屋的な。

unionworks1.jpg
#テーブルの上の靴は、我がロッシです。

入りにくかったけど、えいやっと入ります。
今回はもう、5,000円請求されたって「高い・・」という顔一つせず、
ニコニコ現金払いで「お任せするわ」と言う位の(どんなだよw)気持ちで入店。


・店員さんが櫻田好みの超イケメンで超親切で超プロフェッショナル!

unionworks3.jpg
お顔をお出しできないのが非常に残念ですが、対応して下さった方が超イケメン!
櫻田テンションが上がりますが、同じくらい緊張もしていました。

ガリっとやっちゃった靴を渡すと、やおらアイスピッカーのようなもので、
ガリっとしてしまった革の部分を手慣れた手つきでほぐして行き、

 イケメン:普通に履いていたら分からない位にはなりますよ(ニコッ)

なんだかその一言で安心してしまいました。

真面目な話、イケメンかどうかは、安心には寄与していません。
プロフェッショナルなんだな、この人本当に分かって言っているんだなっていうのが、
その作業や手つきや言葉から伝わって来て。

気になっていた、革底をゴム張りするかどうかも相談に乗って頂いて、
押しつけがましくなく、一つずつ丁寧に説明して下さって、その必要性を再確認。

お店には沢山の種類のゴムの底があるのですが、
ルブタン用に赤いもの、グレーでも種類があって、

 イケメン:ロッシだと靴底はグレーでも濃いのと明るいのがあって、最近は・・・

あぁ、沢山の靴に精通しているんだなーということが伝わってくる。
でも、専門用語はあまりなく、偉そうな感じも全然なくて、

 櫻田:高い靴を買うのは初めてなので、どうしたものかと・・・

と、そんな的を得ない相談にもしっかり優しく上から目線ではなく、
とにかく丁寧に相談に乗って下さって、ちょっと感動しました。

こんな修理やメンテナンスがあるんですね~
http://www.union-works.co.jp/repair/ladies/



ジャンルを問わず、その道を極めている方とお話しすると、気持ち良いものですよね。
ビュートリアムの村松さんも同じで、
何か懐の深さやユーモアに現れる余裕のようなものも、共通している気がします。

逆に、中途半端な知識で上から目線されるとげっそりしますよね。。。



で、その時履いていたこのワークスのこのハイヒール。
大して高いものではないし、もう5年は履いているし、もうダメかなと思っていて・・
「もう引退させようと思っているんですけど」と、その場で脱いで見てもらいました。

黒革6.5cmパンプス

 櫻田:この靴はまだ直して履く価値はあるんでしょうか、、
    どういったところをメンテナンスしたら良いのでしょうか?

    先がこう、何かに擦れて黒いのが取れて白く目立ってしまう。
unionworks5.jpg

 櫻田:油性ペンで気づいた時に色を塗っていたりしたんですが(笑)、
    これはどうしたら良いのでしょうか。

 イケメン:つま先だけにゴムの底を貼ってカバーすると擦らなくなるんですよ。

へぇ、そうだったんですねぇ。

 イケメン:革も悪くないし、まだお手入れして履けると思いますよ。
      ヒールの先の部分は交換時期が来ていますので取り換えて、
      ヒール部分の削れや傷のお手入れをしたら、良いかと思います。

まあ、この日はこの靴を履いてきていたのでお直しには出せず、
ロッシも片足しか持ってきていなかったので、検討して再度訪問となりました。

ほんと、説明が丁寧で分かりやすくて靴への愛を感じました。



高い靴を買ったことで、大切にメンテナンスして履くということを身を持って知りました。
この靴じゃなければ、わざわざこんなお店に来ることはなく、
こういった一流のプロフェッショナルな人に会うこともなかった。

そして、それ程高くはない靴も、大切にメンテナンスして履こうと思う事ができ、
靴のメンテナンスについて勉強できただけでなく、それ以上のもの、
何かフィロソフィー的なものを学べたように思う。

改めて、こんな機会を与えてくれたぽんさに、感謝!!!!!



ひとつひとつ丁寧に、これが最後だと思うくらい丁寧に生きたら、
どれだけ毎日が豊かになるんだろうかと思う。
一人の食事も、朝の挨拶も、靴のお手入れも、メイクも、もう、全て。

だからこれから、ひとつひとつ丁寧にして生きたいと思う。



そんなことを思ってグフグフしていたら(自分に若干酔っているw)、
ふと、コメントですすめて頂いたこちらブログの記事を思い出しました。

SMARTSTORAGE!代表鈴木尚子さんのブログで、 
お母様のスタイルがいつもとても素敵でカッコイイなと密かに憧れています。

この記事のお母様のハワイ旅行のスタイルが、また旦那様と合わせてステキすぎる!

http://ameblo.jp/naowr/entry-11660895000.html

> 彼女の気を抜いたスタイルは寝起きくらいですけどね・・・。

ステキな人はいつでも気を抜かずにいるからステキなんだ。
女子会の時だけ、デートの時だけキレイになろうとしたって、
日ごろから訓練していないと、お洋服も、メイクも、立ち居振る舞いも、
その日だけキレイになんて無理なんだよな。

ロッシを大切に思うように、今持っている服やバックも大切に思い、
毎日が勝負日と思って、お散歩に行く時も自分に自信を持てる装いでいよう。
自分自身を大切にしようって、思いました。

> 「大切にしたい時間」ゆっくりと考えてみて下さいね。
> そして、そのためにできることを始めてみて下さい!!

という最後のメッセージもステキです。
櫻田にとって「大切にしたい時間」は何かなぁ。



とまあぁ、靴の修理から始まって、人生論まで飛躍してしまいましたが、
それ位、櫻田にとっては意味のある時間で、新しい価値観に触れたような、
パラダイムシフト位な出来事だったのです。

良いモノを大切にメンテナンスして使って行く、という、言葉では理解していたことを、
身銭を切って経験したことで、何か真髄に、ちょっとだけ触れた気がした。

あらゆること、もの、時間、= 自分 を「大切」にすることが、その人を豊かにし、
人生が豊かな人は、その豊かさが外見にも表れて、
それがその人を、その人らしく美しく見せるんじゃないかなって、思いました。

> 上等なものもジャンクなものもどちらも大好き

と言う島田順子さんのことも思い出して、
大好きな彼女の本を眺めると、彼女が大切に丁寧に日々を過ごしているだろうな、
ということが伝わって来る。

毎日キメキメ!ではないけれど、
気を抜く日も、だらしない、適当、なのではなく、選び抜いたカジュアルであって。



長くなり過ぎました、すみません。
他にもいろいろと思うことがあり、
それはまたロッシを受け取りに行った時のレポで。

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