今日の櫻田

このコートさえ手に入れれば美人になるはず・・・

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あるもの(特に高いもの)を欲しいなと強ーーーく思っている時、なぜ自分がそう思っているのか冷静に考えてみると、そんな自分の心の中が透けて見えてしまう櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

これさえあれば美人になるはず・・・

・女優の◯◯さんが持っているバッグが欲しい!
・スタイリストさんが推薦のこの靴が欲しい!

自分のワードローブにはちょっと不釣り合いの、「手は届くかもしれないけど、出費としてはツライ」くらいの物欲って、特別なモチベーションが働く気がします。

ワンランク上の自分に(何だよランクって)引き上げてくれる、なにかもう、これを買わないと、人生の大切なチャンスを逃してしまうようなそんな気になって、理性的な判断ではなく、感情的な焦燥感とか盛り上がりとかで、感極まってクレジットカードを切る・・。

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#ロエベのバッグさえ買えば、セレブになると思っていた・・・うーむー。

ところで先日、図書館でこんな本を読みました。

ターゲットにされている女性視点で読んで、大変面白く、勉強になりました。

さて、女性はいつも「欠乏感を抱きながら、毎日を過ごしている。」そう。

「本来の私は違う。」「今の私は仮の姿なのだ。」と。

それは「私は本来、舞踏会で王子様と踊っているはずなのに、汚い服を着て掃除をしているシンデレラ。何かおかしい。」的な発想をに根ざしているそう。

笑wwww・・・? いや、それ私のことかも・・・否定したいけど、否定し切れないそれ私感・・・「私は本来美人なはずなのに、美人じゃない・・・何かおかしい!」

この「何かおかしい。」っていう表現が、女性の思考回路を上手く表現されるなと思いました。

現実を直視せずに、夢を見ていたい、難しいこと考えたくない、面倒なことしたくない我々の・・・。

で、物語のシンデレラは、魔法をかけてもらってドレス着て、かぼちゃの馬車で舞踏会に行って運命の王子様と出会うわけですが、その「魔法」を、我々女子は求めていると。

「今、足りていない”何か”を手に入れさえすれば、すべてが完璧な理想の世界が現れるのではないか。」

その「何か」として、「一生もの」のバッグ、「私を素敵な場所へ連れて行ってくれる」靴、「これ一本で整形レベル!」な高級クリームなどを、ただちに夢の世界に行ける魔法、だと女性に思わせることができれば、売れるとな。

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#バイザヤードをセットでつけたら、たちまち美人になるはず・・・

そのためのノウハウが具体的に書いてあるんですが、ターゲットされている女性としては読んでいると、えぇ、ツラくなります。

あ、その魔法(◯◯だけ美容器具とか)買ったことあるな・・・押入れの奥に隠してあるな、みたいな。

ついついネットで「魔法」をポチっちゃう方、一度読んでみて下さい!

「悩み」に対してリアルな「解決策」を求める男性との対比等も秀逸で、男脳・女脳のお話が好きな方にもオススメです。

ということで、これを着ると美人セレブになる、美人ワードローブが完成する、運命の(魔法の)リラクスのモッズコート、ポチりました。
↓画像は白しかなく・・これのダークネイビーです。


THE RERACS ザ・リラクス ショートモッズコート

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